間が空いたので連続2本目。
九州たっぷりコース後半戦は、最後まで残った長崎県です。お目当てはトルコライスということになっていますが、もっと他に何かなかったのかという声もあるかもしれません。…あらまた何かやらかす気だ。折り返し過ぎたのにまだ盛る気だ。終わらす気ない。…ああそうですとも、見ていただければ文句など言いません。

2013年9月6日(金) 九州リベンジ~Remix11~
諫早までいい38分だった。ただ革張りは滑りやすいようで、自由席を中心に通常のモケットへ交換された車両があるとか。その点では、革張り座席に座れたのはよかったかも。4年半前の時点で『かもめ』を示していた黄色いラインが『SONIC』の青色に統合され、この車内も『SONIC』のロゴが健在であった。

044.諫早11:35発→長崎11:59着 快速シーサイドライナー3225D・長崎行き キハ200-1012
諫早からは高性能なディーゼル快速だが、座席色以外は813系や東海のキハ75と比べて古さが否めない。811系と同じ座席なので、同世代なら妥当と言ったところか…。しかしどうも旅行班との相性がよろしくないようで、前回乗車時はキハ220(単行車)の200番台だったがクロスシートを確保できず。今回も混雑していた。

高性能なディーゼル快速らしく、エンジンの音を上げてバリバリ速く走るキハ200。音と揺れで、…眠い。寝たためか景色はよくわからなかったが、起伏に富んでいる住宅地だっただろうか?

長崎へは計画当初の時刻に到着。博多からの所要時間は228分で、結局朝1本の分に相当する30分余分にかかった計算になった。

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長崎では2時間確保してあるので、トルコライスを食べて軽く市内見物するには十分だろう。後で調べたところこの船は『御朱印船』であった。

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長崎は坂が多いことで有名で、片道だけのバス定期券もあるとか。駅前のデッキからも斜面に建てられた家々の様子がよく見える。

では恒例の…
めぐみ「あ…!」
ももか「何してんのよ!?」

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手を滑らせ、デジカメを落としてしまった。幸いにもしばらくすれば問題なく使えるようになったが、それ以降起動時に異音を立てるようになる。では改めて、恒例となりつつある駅前の撮影へ…。
ももか「…とか言って、今から路面電車乗るんでしょ。」
なぎさ「…とりあえず乗るか。」

045.長崎駅前12:17発→正覚寺下着 長崎電気軌道1号系統・正覚寺下行き 371
あれば市内観光に便利な路面電車はなかなかの混雑ぶり。長崎電気軌道もよくある市内均一料金だが、1乗車均一120円であり他と比べて安価なのが特徴。
めぐみ「はいはい、新型来なくて悪うございました。」
ももか「…それより座らせなさいよ。」

吊りかけ駆動式の古い車両とあって、独特の音と軋みがよく伝わってくる。

さて、江戸時代は幕府によってキリスト教が禁じられ"鎖国"が行われていた。しかしながら、長崎の出島では例外的にオランダと貿易が行われた。現在は復元が進められているという。

乗客はというと当然というか、各所で降りていく。終点まで乗車した客は旅行班の他にいなかった。

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事前に店の場所は調べてあり、その中の1軒が線路から若干離れた道沿いにある。
さくら「1駅戻るように歩いて、それでいいでしょ。」

さて、"国道沿いの店"と聞かれて"ロードサイド型"の駐車場のある店を想像する方が多いはず…。

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しかしこの国道324号は、見る限り単なる商店街である。

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正覚寺下から"国道"を6分ほど歩けばアーケードが見えてきた。地元の方以外にもそれなりに知られている『浜町アーケード』であり、国道標識もご丁寧に設置されている。その近くにトルコライスの店があるのだが…。

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それこそ、トルコライスで最も有名であろう『ツル茶ん』である。

ということで中に入れば、ごくごくありがちな喫茶店だが有名人のサインが飾られていた。店内は空いており、好きな席でよいようなので奥に入っておいた。
さくら「これ東北の時と同じ流れで…。」
ももか「いいじゃないのよ。場所だけ調べたら他に何も考えないで、駅に近いとこ選んだりするもんだしさ。」

では本日のメインイベントへ…。

G19.トルコライス 980円
要は『カツカレーライス』と『ナポリタンスパ』、『サラダ』を1皿に盛りつけたもの。これだけで3枚抜きを成し遂げてしまっている。そのコラボレーションも絶妙で、ボリュームも計り知れない。大満足。
そして食後の(ホット)コーヒーがついてきた。残暑の残る9月初旬で冷房の感じ具合にもよるが、1杯あるだけで落ち着きを持たせる配慮はありがたい。御馳走様でした。

046.思案橋13:10発→長崎駅前着 長崎電気軌道1号系統・赤迫行き 216
新車はあるが来ず。
めぐみ「まあ形式違うだけいいし、乗れるうちに乗れてよかったし…。」

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中央橋の手前を左に曲がり、往路と同じく長崎駅へ。

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細い道。

長崎駅に戻ってきた。
さくら「長崎はもうこれで終わるけど。」
めぐみ「行き混んでたし帰り…、座れるかわかんないよ。」

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1時間半立ち席は確かに悲惨。長崎市内をもっとじっくり観光する機会があればいいのだが、そのときはぜひ長崎本線の旧線経由も検討したい。
(つづく)

九州本島で最後まで残っていた長崎にやってきた旅行班。お目当ては『トルコライス』であり、他に考えてはいませんが長崎市内で2時間確保していました。