3月末の閉館を控えた、弁天町の交通科学博物館。2001年1月、実は最初に18きっぷを用いて家族で行ったのがここでした。もっともそれ以前にも家にあったビデオで存じ上げていました。しかしそれ以降足を運ぶことなく、気づけば13年。2013年の9月に行ってまいりましたが、閉館へのカウントダウンは確実に進行しつつありながら公開できずにいました。
国鉄時代は現在の山梨ではなく、宮崎にリニア実験線を有していた。このML500リニアモーターカーは無人運転用で、当時世界最速の517km/hを記録した。
0系新幹線、22-1は東海道新幹線車両の栄えある"トップナンバー"。登場時の座席は、普通車がリクライニングもない転換座席である。後期型ではリクライニングがつき、2列席は回転式になったものの3列席は固定式であった。
鉄道開業時の制服。鉄道初期らしく、木製の車止め。そして起点を示す"0"の距離票。
昭和初期の駅を模したという"昔の駅"。蒸気機関車全盛期は現在と比べて列車本数が少ないようで、発車時刻は縦書きで表されている。丸型ポストも時代を象徴するものだが、木田駅にはまだ1つ現役であるはず…。
寝台列車などに付けられたヘッドマークの数々。『はやぶさ』は新青森行きの新幹線に、『さくら』は九州新幹線に引き継がれた。だが元々は『はやぶさ』が西鹿児島行き(現在の鹿児島中央。後に熊本まで短縮)、『さくら』が長崎行きであった。寝台列車時代末期はこの2列車が併結運転していたが、『さくら』が先に廃止されている。
1800型蒸気機関車。鉄道黎明期の機関車は輸入品だったのだが、多くはイギリス製品であった。1号機は鉄道記念物に指定され、旧番の40号に復元されている。
電車特急『こだま』を象徴するボンネット。個人的に昔は後期型の"平面顔"と比べて、どうも好きになれなかった。
各種車両の模型と、C52蒸気機関車のプレート。他に221系型の運転シミュレーターもあるが、例の事故以降は体験区間が東日本にかわっている。
101系の先頭部。これはモックアップらしいのだが、101系はかつては大阪環状線で走っていた。"本物"は大宮の鉄道博物館にある。
初期の自動改札と国鉄当時の発車標。発車案内は反転式で実際に操作が可能なのだが、相当古いのか壊れたままの箇所もある。正式には『反転フラップ式案内表示機』と称し、名鉄で数こそ減らしつつあるが比較的新しいものが現役で動いている。2009年までに導入されたLED式では種別のフルカラー表示ができないため、趣味的にも重宝した。
除雪車両の模型。そしてその上にあるのは、昔の警戒表示…?
鉄道信号として、古くは腕木式信号機が用いられてきた。その後は隣の3灯式信号機に代表される色灯式信号機に移行し、現在ではほとんど残っていない。その隣にあるのは特殊信号発光機で、運転士に異常を伝え緊急停止させるもの。
名鉄では形が大きく異なり、踏切動作反応灯と一体化している。
正面からもう1枚。奥にはさらに5灯式信号機が設置されている。手前にあるのは進路表示(予告?)機と入換信号機。いずれも昔ながらの信号機でLEDなど当然なく、重厚感がある。他に踏切設備などの展示もある。
昔の汽車旅はこんな感じか。ムードは当時のほうがあっただろうが、快適性は今のほうが確かによいはず…。欲を言えばもう一度大井川のSL列車に乗ってみたいもの。
21-1は先ほどの先頭車とは対の存在で、共に機械遺産第11号と鉄道記念物に指定されている。番号をよく覚えていないので位置が逆の可能性がある。
他、『レールスター』に使われる座席のモックアップもある。個室もあるが『こだまレールスター』では締め切られる関係で実車で乗れる機会はかなり減ってしまった。指定席は来る途中に実車で座ったのでパス。
(参考:Wikipedia、交通科学博物館公式ページなど。つづく)
弁天町だけではテキストのサイズに余裕があるので、勝手ながら先日食べてまいりましたランチバイキングでも紹介しておきましょうか。
"とろとろ卵のオムライス"とあったが、ほぼ意図的に"オム"と"ライス"を離して盛り付けた。玉子は偽りなくトロトロで、かに玉と比べてもそれがわかる。オムライスのライスは"ハムライス"で、シンプルなケチャップ味。
フライドポテトはビュッフェスタイルの宿命か、最初手にしたときは軽く冷めていた。2度目はそれほど時間がたってなかったようなので揚げたてのおいしさを味わえた。太くカットされており食感がよく塩加減は…、いい具合か。
人気の唐揚げは定期的に味が変わるようで、来たときは"青のり風味塩唐揚げ"であった。そして理想的な衣のカリカリ感と中身のジューシーさもさることながら、味付けもベストマッチ。広東焼きそばには太麺が用いられ、モチモチ食感。…そうか、醤油系の焼きそばは中華もあったのか。…違ったっけ?
特製ハンバーグは食べ放題とあって小さいがなかなかのお味。海藻サラダは完全にタイミングを誤った。青菜サラダもそうだが、胡麻ドレッシングと合わせて最初はなかった。チャーハンはほくれやすく、箸でもフォークでもつかみにくい。ペンネグラタンも最初はなく、しかもちょうど目の前で出来立てと聞いたので熱々トロトロを頂けた。
そして忘れてならない、"バイキングの裏大王"たるカレーライス。肉は薄切りのようだ。
(他、品数あり)
2013年9月7日(土)午後2時41分 大阪府・交通科学博物館交通科学博物館の入館料は1人400円で、ICの利用が可能。月曜日休館だが土曜日なので心配ない。

国鉄時代は現在の山梨ではなく、宮崎にリニア実験線を有していた。このML500リニアモーターカーは無人運転用で、当時世界最速の517km/hを記録した。

0系新幹線、22-1は東海道新幹線車両の栄えある"トップナンバー"。登場時の座席は、普通車がリクライニングもない転換座席である。後期型ではリクライニングがつき、2列席は回転式になったものの3列席は固定式であった。

鉄道開業時の制服。鉄道初期らしく、木製の車止め。そして起点を示す"0"の距離票。

昭和初期の駅を模したという"昔の駅"。蒸気機関車全盛期は現在と比べて列車本数が少ないようで、発車時刻は縦書きで表されている。丸型ポストも時代を象徴するものだが、木田駅にはまだ1つ現役であるはず…。

寝台列車などに付けられたヘッドマークの数々。『はやぶさ』は新青森行きの新幹線に、『さくら』は九州新幹線に引き継がれた。だが元々は『はやぶさ』が西鹿児島行き(現在の鹿児島中央。後に熊本まで短縮)、『さくら』が長崎行きであった。寝台列車時代末期はこの2列車が併結運転していたが、『さくら』が先に廃止されている。

1800型蒸気機関車。鉄道黎明期の機関車は輸入品だったのだが、多くはイギリス製品であった。1号機は鉄道記念物に指定され、旧番の40号に復元されている。

電車特急『こだま』を象徴するボンネット。個人的に昔は後期型の"平面顔"と比べて、どうも好きになれなかった。

各種車両の模型と、C52蒸気機関車のプレート。他に221系型の運転シミュレーターもあるが、例の事故以降は体験区間が東日本にかわっている。

101系の先頭部。これはモックアップらしいのだが、101系はかつては大阪環状線で走っていた。"本物"は大宮の鉄道博物館にある。

初期の自動改札と国鉄当時の発車標。発車案内は反転式で実際に操作が可能なのだが、相当古いのか壊れたままの箇所もある。正式には『反転フラップ式案内表示機』と称し、名鉄で数こそ減らしつつあるが比較的新しいものが現役で動いている。2009年までに導入されたLED式では種別のフルカラー表示ができないため、趣味的にも重宝した。

除雪車両の模型。そしてその上にあるのは、昔の警戒表示…?

鉄道信号として、古くは腕木式信号機が用いられてきた。その後は隣の3灯式信号機に代表される色灯式信号機に移行し、現在ではほとんど残っていない。その隣にあるのは特殊信号発光機で、運転士に異常を伝え緊急停止させるもの。

名鉄では形が大きく異なり、踏切動作反応灯と一体化している。

正面からもう1枚。奥にはさらに5灯式信号機が設置されている。手前にあるのは進路表示(予告?)機と入換信号機。いずれも昔ながらの信号機でLEDなど当然なく、重厚感がある。他に踏切設備などの展示もある。

昔の汽車旅はこんな感じか。ムードは当時のほうがあっただろうが、快適性は今のほうが確かによいはず…。欲を言えばもう一度大井川のSL列車に乗ってみたいもの。

21-1は先ほどの先頭車とは対の存在で、共に機械遺産第11号と鉄道記念物に指定されている。番号をよく覚えていないので位置が逆の可能性がある。
他、『レールスター』に使われる座席のモックアップもある。個室もあるが『こだまレールスター』では締め切られる関係で実車で乗れる機会はかなり減ってしまった。指定席は来る途中に実車で座ったのでパス。
(参考:Wikipedia、交通科学博物館公式ページなど。つづく)
弁天町だけではテキストのサイズに余裕があるので、勝手ながら先日食べてまいりましたランチバイキングでも紹介しておきましょうか。
2014年2月27日(木) アスナル金山3階・『柿安三尺三寸箸』ランチは大人1人平日1680円で、ネットの情報では『上海柿安』よりおすすめらしい。以下、食べたものの中からいくつか取り上げておこう。
"とろとろ卵のオムライス"とあったが、ほぼ意図的に"オム"と"ライス"を離して盛り付けた。玉子は偽りなくトロトロで、かに玉と比べてもそれがわかる。オムライスのライスは"ハムライス"で、シンプルなケチャップ味。
フライドポテトはビュッフェスタイルの宿命か、最初手にしたときは軽く冷めていた。2度目はそれほど時間がたってなかったようなので揚げたてのおいしさを味わえた。太くカットされており食感がよく塩加減は…、いい具合か。
人気の唐揚げは定期的に味が変わるようで、来たときは"青のり風味塩唐揚げ"であった。そして理想的な衣のカリカリ感と中身のジューシーさもさることながら、味付けもベストマッチ。広東焼きそばには太麺が用いられ、モチモチ食感。…そうか、醤油系の焼きそばは中華もあったのか。…違ったっけ?
特製ハンバーグは食べ放題とあって小さいがなかなかのお味。海藻サラダは完全にタイミングを誤った。青菜サラダもそうだが、胡麻ドレッシングと合わせて最初はなかった。チャーハンはほくれやすく、箸でもフォークでもつかみにくい。ペンネグラタンも最初はなく、しかもちょうど目の前で出来立てと聞いたので熱々トロトロを頂けた。
そして忘れてならない、"バイキングの裏大王"たるカレーライス。肉は薄切りのようだ。
(他、品数あり)