日本全国珍道中18きっぷの旅。今回は宮崎県と鹿児島県…。

九州リベンジ~Remix8~
2013年9月5日(木)午前9時17分 
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延岡では31分あるので、せめて駅前には出ておきたい。宮崎県内は鹿児島地区に入るのだが、長距離乗車に向かない815系はそこに入っていない。

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031.延岡9:42発→宮崎11:20着 普通733M・宮崎空港行き クモハ817-4
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九州自慢の車両である817系。難燃処理済木製座席に革張りのクッションがつくだけでも、この車両が今までになかったものだと容易に想像できる。この木と黒色が、白い壁面に映える。革張り座席は滑りやすいという点があってか、賛否が分かれてしまう。817系は4年半前にも乗っているが、特別料金が一切不要というわけだからではないが悪くなかった。

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乗客がさほど乗らない間に出発。"座面"は座るたびにプスプスと空気が抜けるようで面白い。背もたれのクッションと"頭乗せ"も十分に厚みがある。晴れた午前中とあれば、南東から日が入って暑い。しかし海は左側。乗客があまりいないことをいいことに、そこから左側に陣取ったが…。

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"シャッターチャンス"を伺いつつ延岡から1時間、海沿いに出るも視界は防風林で遮られる。

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"シャッターチャンス"は逃さなかったが、そこから程なく線路は日向灘から離れて海の景色は見えなくなった。

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もうすぐ宮崎。宮崎神宮を出ると高架を上がり、"都会らしい風景"を望む。乗車時間98分での到着となった。

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次の列車まで29分なので、例によって駅前に出ておこう。

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"宮崎"は県庁所在地である以上、重点的におさえておきたかった。そのためデジカメにも南国ムード満点の駅前を収めておこう。しかしせっかくの宮崎で何を見るわけでもなく、何も買うこともなく出るとは何とも…。

032.宮崎11:49発→都城12:52着 普通6875M・西都城行き クモハ817-1002
また817系だが、713系でないのは想定していたこと。0番台とはクッションの厚みが異なるようだがよくわからない。

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"南国のリゾート"を抜け、南宮崎へ。『海幸山幸』用のキハ125が横に停留中だが、713系もいた。

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南宮崎から10分で景色は一変し、緑多き田舎の路線になってしまった。

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そこから人里離れた山を越え、宮崎から55分で餅原に着く。

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都城まであと少し。
めぐみ「これ好きな景色かも…。」

宮崎から63分で、吉都線との接続駅でもある都城に着く。西都城行きだがここで降りよう。

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まずは駅の姿を忘れずにおさえてこう。相変わらずの残暑の中、ここで42分あるが特に何もしない。昼の1時だが、控える鹿児島決戦は2時間後…。

駅前のコンビニに入ってチキン南蛮おにぎりとごぼうご飯を購入、1人合計310円。駅の待合室に…。

G13-1.チキン南蛮おにぎり 110円
典型的な"コンビニもの"だが、せっかく宮崎に来ておいて触れないのはもったいなかった。
次も2両のワンマンなので、3本連続となる817系で決定。ごぼうご飯は車内で食べよう。

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033.都城13:34発→鹿児島中央15:14着 普通6947M・鹿児島中央行き クモハ817-10
G13-2.ごぼうご飯 200円

手作り感がある優しい味わいのごぼうご飯は好物の1つ。とってもおいしいです。

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出発して10分、旅行班はついに鹿児島県に入る。
さくら「ついに来ちゃった…。」

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霧島神宮まで来ると家の屋根が目立ってきた。トイレに行きたくなったので今のうちに済ませておこう。

国分からは郊外の様相を見せ、乗客も乗ってくる。その次の隼人で肥薩線と接する。加治木で長く停車の後も、鹿児島へ向かう客はそれなりに乗ってくる。鹿児島を目前にして右は山、左は海。

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都城から95分、鹿児島駅に着くがここでは降りない。県を代表しているような駅名を冠しながらさほど大きくはないが、市電もここから出ている。

鹿児島駅から5分で鹿児島中央に到着。

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実際に新幹線の終着駅でもあり、県の代表駅はこちらであることがよくわかる。まずは桜島口だが、工事中であったため出るには少々複雑な形となった。

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桜島口からは、市内観光に便利な路面電車が出ている。

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もう一方の出入り口である西口にこれといった特徴はない。やはりメインは桜島口のようだ。

観覧車『アミュラン』に乗ろう。アミュプラザの6階から乗る観覧車は1人500円で、並ぶこともなくすんなり乗れてしまった。

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桜島の全体像。

観覧車の後で向かうのは白熊と鉄板焼きの『天文館むじゃき』アミュプラザ店。時間に余裕がなくなったという状況を考え、食事だけを店内で頂こう。
ももか「白熊を持ち帰りで。」

ところで計画では鹿児島中央16:29発の列車で、川内17:30着を予定していた。お目当ては川内18:16発の新幹線さくら572号である。しかし次の鹿児島中央16:57発に乗っても川内17:52着となり、1本送らせても余裕をもって乗り継げてしまう。

G14.黒豚そばめし 945円
では遅めのランチとしましょうか。『黒豚丼』と焼きそば…?いや、"そば飯"の上に焼いた黒豚がのっているもの。黒豚は香ばしく焼かれて美味しい。そば飯も美味しいが、この選択肢自体が変化球であった。

持ち帰り用の白熊を、30分後に食べるものとして受け取ろう。御馳走様でした。

時間が余ったので川内から新八代の別運賃と自由席特急券、1人合計3450円をここで買っておく。
(つづく)

駅から離れることなく鹿児島観光が成立しました。"特徴ある形をしていた駅舎"としましたがどうもその前にあった大階段がシンボルだったようで、その撤去工事で近づけなかったようでした。