初日は関西の私鉄と広島県竹原を回り、2日目は広島から湯田温泉で汗を流してから大分に入りました。

九州リベンジ~Remix7~
2013年9月4日(水)午後6時56分 
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列車に乗り遅れないよう、会場を後にしよう。ここから日豊本線だが、何せ中津からの本数が少ないのだから…。

027.小倉19:02発→中津19:45着 快速3575M・中津行き クハ812-1105
4年半前も九州上陸後、最初に出くわした813系。その後期型で、正面の行先表示はバスを思わせる大型LED。夜7時とあって乗客はそこそこ多いが、間違ってモーターのない車両に乗ってしまった。前期型と後期型では電動車の位置も変わっている。椅子の高さはちょうどいい。さすがに快速は速い。途中で普通を追い抜かし、43分で中津に到着。終点まで乗る客は少なかった。

中津には案の定何もなさそうなので、駅にあるファミリーマートでアイスでも買っておこう…。

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準備終了。ホームに戻るが、斜行式エレベーターがあった。他にすることもないので、アイスでも食べながら待つ。本日のラストだが計画では大分行きとあったが謎のまち臼杵行きと表示され、ワンマンの2両。

028.中津20:21発→大分22:01着 普通653M・臼杵行き クモハ815-3
2両のワンマンなら必ずこれになる。低コストなオールロングシート車だが、メタリック調の内装と言い大きな窓と言い異質な車両だ。しかしこの個分けされた座席は結構厄介者で、とても長時間向けではない。しかもそこそこ乗るようだ…。
ももか「寝れると思ったのに…」

速度は速い。その後は別府まで特に何もなく、別府からはさらに乗車。それでも"リニモのような座席"ながら、無事に大分までの100分を乗り切った。2日連続のネットカフェだが、明日に向けて英気を養おう。

今日の"キャンプ地"は『コミックバスターVALUES大分駅前店』の予定だが、座席数が少なく満席の場合がある。そこで念のために、2駅先の高城を最寄とする『コミックバスター大分店』の利用も考えた。中でも大分23:07発の列車はディーゼルとあって、乗車時間6分ながら密かに期待していた。

結局"大分駅前店"に空席があったのでこちらを選択。ナイトパックは6時間(1280円)もあったが、時間の関係で10時間を選択。これだけいて1980円は結構安い方かもしれないが、旅行班メンバーは会員でないために入会金100円を別に支払うこととなった。

ここは敷地の関係かドリンクはカップ式の自動販売機となっており、フードメニューもない。そのかわりか外部からの持ち込みが自由となっていた。そして寝つつ、朝を迎えた。

2013年9月5日(木)午前6時5分 大分県・大分駅前
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3日目は打って変わって朝から晴れ模様…。

佐伯から延岡の別運賃と自由席特急券、1人合計1880円をここで買っておく。

029.大分6:18発→佐伯7:43着 普通4621M・佐伯行き クモハ815-18
また815系。しかも"特急乗車分"を先に買っている間に、座席はほぼ埋まっていた。

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大分を出てしばらくは高架となり、川を渡るときの風景は緑が緑が映えていていい。乗客はといえば、高校生が目立つ様子。

幸崎を出ると山間に入る。車内は制服姿が多くなってきた。石仏のまち、臼杵でしばらく停車する。乗客がある程度入れ替わるようだ…。臼杵の次は津久見だが結構距離がある。

津久見の先からは進行方向左側に、いい海の風景が望める。大分から85分で佐伯に到着。

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佐伯は"サイキ"と読むが、どうしても"サエキ"と読めてしまう。朝食は駅の売店にあるものを適当に買うこととしよう。おにぎりとランチパックの合計で252円。

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この先は延岡まで普通列車が"1日3本しかない"が、その普通列車には赤色のディーゼルカーが単行で使われている。

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延岡まで乗車する787系特急が入ってきた。しかし見てくれはガタがきていることを否めない。

030.佐伯8:15発→延岡9:11着 特急にちりん1号・宮崎空港行き モハ786-3
九州で往年の名列車『つばめ』を"復活"させるべく登場してから20年。九州新幹線開業によって、『AROUND THE KYUSHU』の名のもとに九州各地に散らばった787系電車。乗るのはもちろん自由席だが、アテンダントが出迎えてくれた。

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肝心の車内はというとグレー系の壁などモノトーン調で床はカーペット敷、天井は高めで座席の座りも上々。乗客はそこそこいる様子。延岡までは普通列車が"1日3本しかない"区間、特急はすべて通過扱いとなる。軽めの朝食の後、景色を見ると山ばかりで何もない。これでは普通列車が1日3本なのは納得だろう。

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特急らしく軽やかな走りを味わうこと25分、重岡で反対列車を待つ。

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山間部を走り続け、宮崎県へ…。

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福岡,佐賀,熊本,大分に次いで九州5県目。これまた4年半のブランクを経ている。相変わらず山間部で家並みはほとんど見られない。

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登場以来酷使が続いたのか、外観は傷みが目立つ。しかし自由席で58.4km56分という短距離利用にもかかわらずアテンダントによるお出迎え・お見送りがあるなど、『つばめ』のステータスにふさわしかった"おもてなし"は健在であった。
(つづく)

2013年残暑見舞い『九州リベンジ』もようやく折り返しの3日目。さあここからはRemixながらも九州たっぷりコースを存分にお楽しみいただきましょうか…。