あけましておめでとうございます
旧年中は何かとお世話になりありがとうございました
皆様のおかげで無事に新年を迎えることができました
旧年は"個人旅行デビュー"10周年ということで
豊川に始まり関市や樽見鉄道といった名古屋周辺地域
ナゴヤドームと瑞穂運動場というスポーツ観戦
北信越や九州にも足を運びました
11周年目の本年も一歩一歩を大切に
悔いのない生き方をしたいと思います
おつき合いのほどよろしくお願いいたします
平成26年1月
駅前を見る限り規模は…、まあまあか。
涼子「まあまあってどれぐれいよ?」
めぐみ「…美濃太田ぐらい?」
涼子「米原は…」
ももか「米原はないでしょ。」
さくら「アレでも一応分岐あるんだし。」
3年11か月ぶりの養老鉄道だが、前回は揖斐に向かった。桑名までは790円…
涼子「いつぐらい?」
めぐみ「…15年は前だったはず。」
涼子「そんなに?」
今日は左に停まっている桑名行きに乗るが、揖斐行きも同様に平日の昼間と休日の全列車で自転車をそのまま持ち込める。某"BS103chの自転車旅"でも使われ、3年11か月前は休日とあって実際の使用例を見ている。
めぐみ「…実際、考えてはいたの。」
さくら「桑名からここまで来ようって?」
めぐみ「…養老まででもいいんだけど。」
ももか「勝手にすりゃいいじゃないの。」
5.大垣16:26発→桑名17:37着 普通・桑名行き 621
少なくとも15年以上前に乗って以来で、まだ近鉄の路線であった。しかも今日は当時と逆方向。
車内はオールロングシートで、制服姿の乗客が目立つ。
めぐみ「なんでだろう…。昔…、窓の形が気になって気になって…。」
さくら「窓がどうかした?」
めぐみ「なんていうかな…、こういう下降窓?」
…要するに、"クロスシート補正"もあったのだろうが"名鉄6500系後期車"のような窓が好きだったということ。
頭端式ホームの大垣から線路を見よう。その先で方向が分かれるが、直通運転はない。線路幅は狭軌と呼ばれる、JRなどと同じ1067mm。
めぐみ「…こういう線路とかつなげたくならない?」
ももか「ならない。」
なぎさ「考えるのはいいけど、実際ダメだろ。」
めぐみ「…まあ、鵜沼はダメだったんだけど。」
鵜沼付近で名鉄とJRをつないでいた線路は"埋められ"、その跡に沿って住宅が立ち並んだ。
さて、JRのホームに停車する美濃赤坂行きはワンマンとなった。
めぐみ「美濃赤坂しばらく行ってないね…。」
さくら「よく見てないし。」
なぎさ「また行くか?」
ももか「行くなら行くって言ってよ。」
揖斐行きが入る。揖斐行きは夕方から20分間隔と本数が多く、揖斐行きが先に発車する。
ももか「前はあっちだったのよね?」
40分間隔のこちらも発車。次の西大垣で反対列車を待つ。
ももか「…あれが大垣着いてから結構待つわけね。」
その次は美濃青柳と書いて"みのやなぎ"。しばらくは住宅地の中を縫うように狭苦しい単線で走る。
めぐみ「本数ないけど…」
涼子「電車だけじゃないでしょうに。車とか…」
ももか「なんならアンタの相棒の自転車とか。」
しかし10分もすると辺りは水田地帯で、少なくとも進行方向左側の家もまばらになる。
大垣から14分で大外羽に着く。
ももか「…どうしたのよ?」
めぐみ「…なんか落ち着くのよ。」
ももか「どこがよ?」
この先で高架を上がり、杭瀬川と牧田川を渡ってすぐに烏江となる。
めぐみ「川ってよくない?」
涼子「そういえば揖斐はどうだったの?」
めぐみ「揖斐はこれと同じかな…?揖斐川見てないし。」
高架を下り、そこからも水田地帯を進むが山々が近づいてきた。
涼子「つい2時間前よ。」
めぐみ「…2時間?」
なぎさ「…まあそうなるよな?」
涼子「1日で都会と田舎の両方メインにしたんならね…。」
さくら「…山はいつも通るけど?」
涼子「あくまで近場に限った話。」
さくら「近場でも樽見鉄道とか…」
涼子「乗ったんだっけ?」
24分で養老に到着。
めぐみ「昔、何度も来た覚えがあるのよ。」
さくら「ああそう?」
めぐみ「…もう1回ぐらい降りたいかな?今日はもうダメだけど。」
ももか「暇あるなら自転車で来なさいよ。」
さくら「自転車じゃなくたっていいでしょうに。」
すっかり日が暮れてしまったが、養老からは山裾を走る。右手には山々が迫り、左手は時折濃尾平野が覗かしてくる。
ももか「オールフラットの…。」
めぐみ「まあ緑区よりはね。」
さくら「木曽三川は?」
めぐみ「…それはあるけど。」
駒野に到着。満月ではないが、登った月が美しい。
さくら「…5時でこうだもん。」
日の沈んだ空の色合いがいいのだが、携帯のカメラではよく映らない。
さくら「…中からじゃうまく撮れないって?」
めぐみ「まあ外の方がいいよ。…やっぱりスマートな方かな?」
ももか「そんなガムテープ張ってるようじゃ、買い換えたほうがいいわよ絶対。」
めぐみ「でもまだ使えるし…」
そういえば…
めぐみ「県境どこだっけ?」
さくら「どこったって…」
涼子「時刻表は?載ってるんじゃない?」
めぐみ「時刻表あるけど。」
調べたところ、もう少し先のようだ。
多度から三重県に入る。完全に日が沈んだ"暗闇"の中、ポツポツ灯る明かりを横目に列車は進む。
大垣から71分で到着。
改札に向かう途中にある、片側だけの改札機。ICカードの乗り継ぎ用なのだが単品でおかれるのは不思議に見えた。
(おわり)
ももか「…残り?」
めぐみ「まだ終わってない。」
というわけで…
2014年もよろしくお願いします
旧年中は何かとお世話になりありがとうございました
皆様のおかげで無事に新年を迎えることができました
旧年は"個人旅行デビュー"10周年ということで
豊川に始まり関市や樽見鉄道といった名古屋周辺地域
ナゴヤドームと瑞穂運動場というスポーツ観戦
北信越や九州にも足を運びました
11周年目の本年も一歩一歩を大切に
悔いのない生き方をしたいと思います
おつき合いのほどよろしくお願いいたします
平成26年1月
都会と田舎の存在感と距離感
2013年11月15日(金)午後4時3分 岐阜県・大垣駅前

駅前を見る限り規模は…、まあまあか。

涼子「まあまあってどれぐれいよ?」
めぐみ「…美濃太田ぐらい?」
涼子「米原は…」
ももか「米原はないでしょ。」
さくら「アレでも一応分岐あるんだし。」
3年11か月ぶりの養老鉄道だが、前回は揖斐に向かった。桑名までは790円…
涼子「いつぐらい?」
めぐみ「…15年は前だったはず。」
涼子「そんなに?」

今日は左に停まっている桑名行きに乗るが、揖斐行きも同様に平日の昼間と休日の全列車で自転車をそのまま持ち込める。某"BS103chの自転車旅"でも使われ、3年11か月前は休日とあって実際の使用例を見ている。
めぐみ「…実際、考えてはいたの。」
さくら「桑名からここまで来ようって?」
めぐみ「…養老まででもいいんだけど。」
ももか「勝手にすりゃいいじゃないの。」
5.大垣16:26発→桑名17:37着 普通・桑名行き 621
少なくとも15年以上前に乗って以来で、まだ近鉄の路線であった。しかも今日は当時と逆方向。

車内はオールロングシートで、制服姿の乗客が目立つ。
めぐみ「なんでだろう…。昔…、窓の形が気になって気になって…。」
さくら「窓がどうかした?」
めぐみ「なんていうかな…、こういう下降窓?」
…要するに、"クロスシート補正"もあったのだろうが"名鉄6500系後期車"のような窓が好きだったということ。

頭端式ホームの大垣から線路を見よう。その先で方向が分かれるが、直通運転はない。線路幅は狭軌と呼ばれる、JRなどと同じ1067mm。
めぐみ「…こういう線路とかつなげたくならない?」
ももか「ならない。」
なぎさ「考えるのはいいけど、実際ダメだろ。」
めぐみ「…まあ、鵜沼はダメだったんだけど。」
鵜沼付近で名鉄とJRをつないでいた線路は"埋められ"、その跡に沿って住宅が立ち並んだ。

さて、JRのホームに停車する美濃赤坂行きはワンマンとなった。
めぐみ「美濃赤坂しばらく行ってないね…。」
さくら「よく見てないし。」
なぎさ「また行くか?」
ももか「行くなら行くって言ってよ。」

揖斐行きが入る。揖斐行きは夕方から20分間隔と本数が多く、揖斐行きが先に発車する。
ももか「前はあっちだったのよね?」
40分間隔のこちらも発車。次の西大垣で反対列車を待つ。
ももか「…あれが大垣着いてから結構待つわけね。」

その次は美濃青柳と書いて"みのやなぎ"。しばらくは住宅地の中を縫うように狭苦しい単線で走る。
めぐみ「本数ないけど…」
涼子「電車だけじゃないでしょうに。車とか…」
ももか「なんならアンタの相棒の自転車とか。」
しかし10分もすると辺りは水田地帯で、少なくとも進行方向左側の家もまばらになる。

大垣から14分で大外羽に着く。
ももか「…どうしたのよ?」
めぐみ「…なんか落ち着くのよ。」
ももか「どこがよ?」
この先で高架を上がり、杭瀬川と牧田川を渡ってすぐに烏江となる。
めぐみ「川ってよくない?」
涼子「そういえば揖斐はどうだったの?」
めぐみ「揖斐はこれと同じかな…?揖斐川見てないし。」

高架を下り、そこからも水田地帯を進むが山々が近づいてきた。
涼子「つい2時間前よ。」
めぐみ「…2時間?」
なぎさ「…まあそうなるよな?」
涼子「1日で都会と田舎の両方メインにしたんならね…。」
さくら「…山はいつも通るけど?」
涼子「あくまで近場に限った話。」
さくら「近場でも樽見鉄道とか…」
涼子「乗ったんだっけ?」

24分で養老に到着。
めぐみ「昔、何度も来た覚えがあるのよ。」
さくら「ああそう?」
めぐみ「…もう1回ぐらい降りたいかな?今日はもうダメだけど。」
ももか「暇あるなら自転車で来なさいよ。」
さくら「自転車じゃなくたっていいでしょうに。」

すっかり日が暮れてしまったが、養老からは山裾を走る。右手には山々が迫り、左手は時折濃尾平野が覗かしてくる。
ももか「オールフラットの…。」
めぐみ「まあ緑区よりはね。」
さくら「木曽三川は?」
めぐみ「…それはあるけど。」

駒野に到着。満月ではないが、登った月が美しい。
さくら「…5時でこうだもん。」

日の沈んだ空の色合いがいいのだが、携帯のカメラではよく映らない。
さくら「…中からじゃうまく撮れないって?」
めぐみ「まあ外の方がいいよ。…やっぱりスマートな方かな?」
ももか「そんなガムテープ張ってるようじゃ、買い換えたほうがいいわよ絶対。」
めぐみ「でもまだ使えるし…」
そういえば…
めぐみ「県境どこだっけ?」
さくら「どこったって…」
涼子「時刻表は?載ってるんじゃない?」
めぐみ「時刻表あるけど。」
調べたところ、もう少し先のようだ。
多度から三重県に入る。完全に日が沈んだ"暗闇"の中、ポツポツ灯る明かりを横目に列車は進む。

大垣から71分で到着。

改札に向かう途中にある、片側だけの改札機。ICカードの乗り継ぎ用なのだが単品でおかれるのは不思議に見えた。
(おわり)
ももか「…残り?」
めぐみ「まだ終わってない。」
というわけで…
2014年もよろしくお願いします