今回は自宅にあった『最新 鉄道旅行術』(種村直樹、JTB、1998年6月)に沿うかたちで、"企画会議"っぽく2012年東北旅行のプランニングを立てる様子でも…。
ステップ1
市川めぐみとその友人、森川さくらの2人で企画会議を開く。
めぐみ「なぎ姉は?」
さくら「いいんだって。なんでだろう…?」
今回に限って黒坂なぎさは来なかった。そんなことより計画を立てよう。
めぐみ「東北行きたいのよ…。」
さくら「それで呼んだわけ?」
改めて、東北へ行きたい彼女。
めぐみ「だって前って5年ぐらい…?」
さくら「そんなに?」
過去に東北地方を訪れたのは2006年8月に仙台から山形を回ったのと、2007年9月に水郡線で福島をかすめたぐらいだ。このうち前者は行きと帰りで東北本線、常磐線と分けたが常磐線は現在原発事故で分断され通り抜けは出来ない。
めぐみ「で…、もうすぐアレじゃん?」
2011年3月11日、震災は東北を襲った。仙石線はあの時降りた松島海岸から先が津波で流された。あれから1年が過ぎようとしている。
さくら「それで行こうって?」
めぐみ「それもだけど…、まだ北の方行ってないから行こうかなって…。」
当初はそれの延長で北海道入りも考えたが、『東北をまず』という言い分で東北地方を回ることに決定。もっとも18きっぷでは1枚で最大5日間までだが、『北海道&東日本パス』では最大7日間まで利用可能で、切符単体では後者が1500円安い。問題は東日本区間からの帰り手段だ。
さくら「帰りだけ?」
めぐみ「だって行きは深夜バスだし…」
さくら「乗りたいだけじゃん。」
他に、3月に関空から千歳への格安飛行機路線がピーチ・アビエーションによって登場し、これを利用する構想もあった。この場合は関空までの手段が問題だ。(むしろ225系がメイン。)
さくら「ま…、いつかね…。」
ステップ2
まず、とりあえずバスの予約を。
さくら「路線の方がいいんじゃない?」
めぐみ「路線にするよ…、座席よさそうだし。」
名古屋からできるだけ安いバスを選んだところ…
めぐみ「これ前から気になってたのよ。」
さくら「バス乗る前も楽しみにって?」
このバスでいいだろう。では今回は『高速バスネット』の会員となり、予約を取ってみる。3月11日出発便はほぼ埋まっていたので翌日にしてみるとそれなりに余裕があるので決まった。今回は連続6日以上となる長期日程だ。下手に慣れない切符を使うよりは使い慣れた18きっぷのほうがいだろう。それでも"フル使用"で東京行きのバスなどを合わせて連続6日なので、中日あたりでまともな宿で泊まっておきたい。他はネットカフェでいいだろう。もちろん温泉も外せない。4日間で都内に戻っておこう。
ステップ3
3月12日夜知立出発、翌朝新木場着。
めぐみ「初日に盛岡入っておきたいよね?」
さくら「まあそうだよね。一応…、アレだし。」
新木場を出た当日中に、バスの遅れも考えながら盛岡に着いておきたい。
めぐみ「そっからよ。JRも通じないとこで考えたのあって…。」
さくら「どこ?」
めぐみ「花輪線って、盛岡から大館のあるけど…」
さくら「IGRちょっと通ってるからそこだけ18きっぷ使えないじゃん。」
めぐみ「そこもちょっと乗りたいの。」
翌日は花輪線から青森に入り、青森を少し味わって秋田へ向かおうか。
さくら「お風呂は?」
めぐみ「途中の大鰐温泉ってあるからそこにしようかなって…」
温泉旅館も考えたが、予算面など都合もあって駅前の施設での入浴とする。宿は秋田のビジネスホテルかな?
めぐみ「その次の日もうひとっ風呂…、でいい?」
さくら「いいんじゃない?」
もう1年になる例のあの場所も見ておかねば。
めぐみ「だってせっかく行くんだもん…。」
ステップ4
秋田から山形まで南下するルートで一度は決まりかけていた。
ところがこの計画は仮のものでしかなかった―
一応幻のプランニングとして紹介しました。次回は何を流しますやら。
(2012.8.4 あま市民まつりサマーフェスティバル)
ステップ1
市川めぐみとその友人、森川さくらの2人で企画会議を開く。
めぐみ「なぎ姉は?」
さくら「いいんだって。なんでだろう…?」
今回に限って黒坂なぎさは来なかった。そんなことより計画を立てよう。
めぐみ「東北行きたいのよ…。」
さくら「それで呼んだわけ?」
改めて、東北へ行きたい彼女。
めぐみ「だって前って5年ぐらい…?」
さくら「そんなに?」
過去に東北地方を訪れたのは2006年8月に仙台から山形を回ったのと、2007年9月に水郡線で福島をかすめたぐらいだ。このうち前者は行きと帰りで東北本線、常磐線と分けたが常磐線は現在原発事故で分断され通り抜けは出来ない。
めぐみ「で…、もうすぐアレじゃん?」
2011年3月11日、震災は東北を襲った。仙石線はあの時降りた松島海岸から先が津波で流された。あれから1年が過ぎようとしている。
さくら「それで行こうって?」
めぐみ「それもだけど…、まだ北の方行ってないから行こうかなって…。」
当初はそれの延長で北海道入りも考えたが、『東北をまず』という言い分で東北地方を回ることに決定。もっとも18きっぷでは1枚で最大5日間までだが、『北海道&東日本パス』では最大7日間まで利用可能で、切符単体では後者が1500円安い。問題は東日本区間からの帰り手段だ。
さくら「帰りだけ?」
めぐみ「だって行きは深夜バスだし…」
さくら「乗りたいだけじゃん。」
他に、3月に関空から千歳への格安飛行機路線がピーチ・アビエーションによって登場し、これを利用する構想もあった。この場合は関空までの手段が問題だ。
さくら「ま…、いつかね…。」
目的:東北に行きたい!(グルメといで湯?本州制覇?)
メンバー:いつもと同じ(但し今回はももかの他になぎさにもプランは内緒)
時期:3月中旬
場所:宮城、岩手、秋田、青森
日数:6~7日
手段:バス+18きっぷ
予算:1人4~5万円?
ステップ2
まず、とりあえずバスの予約を。
さくら「路線の方がいいんじゃない?」
めぐみ「路線にするよ…、座席よさそうだし。」
名古屋からできるだけ安いバスを選んだところ…
知立駅北23:50発新木場05:50着/高速バス知多シーガル4号 新木場/
めぐみ「これ前から気になってたのよ。」
さくら「バス乗る前も楽しみにって?」
このバスでいいだろう。では今回は『高速バスネット』の会員となり、予約を取ってみる。3月11日出発便はほぼ埋まっていたので翌日にしてみるとそれなりに余裕があるので決まった。今回は連続6日以上となる長期日程だ。下手に慣れない切符を使うよりは使い慣れた18きっぷのほうがいだろう。それでも"フル使用"で東京行きのバスなどを合わせて連続6日なので、中日あたりでまともな宿で泊まっておきたい。他はネットカフェでいいだろう。もちろん温泉も外せない。4日間で都内に戻っておこう。
ステップ3
3月12日夜知立出発、翌朝新木場着。
めぐみ「初日に盛岡入っておきたいよね?」
さくら「まあそうだよね。一応…、アレだし。」
新木場を出た当日中に、バスの遅れも考えながら盛岡に着いておきたい。
めぐみ「そっからよ。JRも通じないとこで考えたのあって…。」
さくら「どこ?」
めぐみ「花輪線って、盛岡から大館のあるけど…」
さくら「IGRちょっと通ってるからそこだけ18きっぷ使えないじゃん。」
めぐみ「そこもちょっと乗りたいの。」
翌日は花輪線から青森に入り、青森を少し味わって秋田へ向かおうか。
さくら「お風呂は?」
めぐみ「途中の大鰐温泉ってあるからそこにしようかなって…」
温泉旅館も考えたが、予算面など都合もあって駅前の施設での入浴とする。宿は秋田のビジネスホテルかな?
めぐみ「その次の日もうひとっ風呂…、でいい?」
さくら「いいんじゃない?」
もう1年になる例のあの場所も見ておかねば。
めぐみ「だってせっかく行くんだもん…。」
ステップ4
秋田から山形まで南下するルートで一度は決まりかけていた。
新木場06:17発 東京06:27着/普通 552Y 東京/
東京06:58発 上野07:06着/普通 608G 山手内回り/
上野07:16発 宇都宮08:58着/普通 533M 宇都宮/
宇都宮09:09発 黒磯10:00着/普通1539M 黒磯/
黒磯10:33発 郡山11:37着/普通2133M 郡山/
郡山11:56発 福島12:43着/普通1139M 福島/
福島13:00発 仙台14:13着/快速仙台シティラビット5号 仙台/
(駅3階)牛たん通り
仙台16:41発 小牛田17:25着/普通2571M 小牛田/
小牛田17:37発 一ノ関18:24着/普通 543M 一ノ関/
一ノ関18:29発 盛岡20:04着/普通1549M 盛岡/
(東口)盛岡じゃじゃ麺
盛岡21:44発 青山21:48着/普通4545M 八戸/いわて銀河鉄道200円
(ネットカフェケータイ会員)深夜8時間パック1,000円
青山06:48発 好摩07:08着/普通4521M 八戸/いわて銀河鉄道500円
好摩07:21発 大館09:54着/普通1927D 大館/
大館10:49発 青森12:27着/普通 647M 青森/
(東口)味噌カレー牛乳ラーメン
青森県観光物産館アスパム 大人展望台400円
青森15:29発 弘前16:17着/普通 666M 弘前/
弘前16:22発大鰐温泉16:33着/普通 668M 碇ヶ関/
(南口)鰐COME「鰐の湯」大浴場個人一般大人500円
大鰐温泉19:36発秋田22:04着/普通1680M 秋田/
(一泊)
秋田08:12発新庄10:50着/普通2434M 新庄/
新庄11:42発山形12:52着/普通1436M 山形/
霞城公園・霞城セントラル 中心街100円循環バス
ところがこの計画は仮のものでしかなかった―
一応幻のプランニングとして紹介しました。次回は何を流しますやら。
