夏休み特別企画!真夏に見る春の始まり、雪の思い出!
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森川さくら「お待たせしました。忘れているかもしれませんが前回までの話。瀬戸焼そばを食べたその日に深夜バスで新木場、京葉線と常磐線と磐越東線と東北本線で盛岡に向かい、翌日に田沢湖線を通って横手やきそばを食べ奥羽本線で青森へ向かいました。」(ロケ地:あま市七宝焼アートヴィレッジ)


ホテルですが、6階のシングルルームです。設定では4人旅ですが実際はソロです。さて私事ながら非常口チェックを忘れてまして、廊下は直線1本、部屋に窓はちゃんとありました。…火事が起きたら怖いです。

2012年3月15日(木)午前8時8分 青森県・アートカラーホテル青森6階
おはようございます…。外は雪です。では本日の予定を…。午前中の青森観光のあと大館に戻り、大館からディーゼルカーに乗る。大館からの予定は後で。

朝食のバイキングは9時半までに2階の朝食会場に入ることになっている。チェックイン時に渡された朝食券と部屋のカギを各自持って2階へ…。食べたのはこんな感じ。
白飯(つがるロマン)、雑穀飯、味噌汁、ハンバーグ(3回)、スクランブルエッグ(2回)、マカロニツナサラダ(3回)、ナポリタンサラダ、焼売、ベーコンエッグ、ハム、ミニサンドイッチ、ミニクロワッサン、ホットケーキ、イギリストースト(マーガリンの上からグラニュー糖がかかっている青森限定のパン)、ドリンク
めぐみ「これで昼食代が浮いた…。」

とりあえず部屋に戻ってもう一休みし、出発に備えよう。午前中は青森観光にあてている。お目当ては『青森県観光物産館アスパム』の展望台と『アウガ』。『アスパム』を『青森ベイブリッジ』が通っている。

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入るとそこにいた、青森ディスティネーションキャンペーンのマスコット『いくべぇ』。

今回は展望台に上るだけなので、料金は400円となる。本来であればパノラマ映画や、近くの『八甲田丸』、『ねぶたの家 ワ・ラッセ』も見ておくべきだろうが、予算の都合でここだけだ。

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まあ外から見る分には他のお金はいらないからいいだろう。津軽海峡を越えた先にある北海道は…、見えない。

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外は雪が降り続く。青森市内を眺められるのはここぐらい?ドリンク一杯が無料となっており、無料分で一息ついて戻ろう。1階の物産コーナーは当然無料なので、しばし物色しておこうか…

りんごソフト280円と『気になるリンゴ』680円。気になるリンゴは後にとって、まずはりんごソフトを味わっておこう。
ももか「おいしいじゃん、果肉も入って。」

では外へ…。雪はやみ、晴れていた。デッキの上に雪が残って滑りやすい。この津軽海峡を越える日はいつの日か…。

八甲田丸に別れを告げ、気になっていた『アウガ』へ。ここまでまさしくフラグを立てたかのように『パルティ瀬戸』やいわきの『ラトブ』といった、商業施設と公共施設が一体となっている建物を見てきたが、ゼミ活動以来『アウガ』をその代表としていた。
上の階に図書館があり、下の階が商業施設なのは同じ。しかし『アウガ』の特徴は地下にあった。魚市場である。知らないものにとってはあの建物の外観とは想像がつかないはず。図書館、商業施設までは数あれど魚市場まで揃っているのは他にないだろう。

以上、青森観光でした。

32.青森11:59発→大館13:34着 普通654M・大館行き クモハ701-11
昼の出発となる今日の1本目は、昨日から7連続となるピンクの701系。考えればこの列車は秋田から来たもので、昨日秋田まで乗ったのも奥羽本線院内始発、さらには羽越線もこの列車だというからいかに広範囲をカバーしているかがわかる。オールロング3両のくせになまいきだ。隣の新青森までは乗車券だけで特急に乗ることができる。それは新幹線との接続のためなのだが『あくまでメインは従来の青森駅』のようで、駅の周りを見る限り住宅街で見所はなさそうだ。

弘前で停車時間をはさみ、青森から95分で大館に到着。この列車も昨日のと同じくそのまま秋田へ向かうが、旅行班は花輪線に乗り換える。

33.大館13:47発 普通1932D・盛岡行き キハ112-120
ここからは非電化なので701系祭りはひとまずおしまい。2日目にいわきから乗った車両の『窓キセ』は金属そのものだったが、この車両のそれはプラスチック系。

結局乗客はさほどいないようだ。満を持して『気になるリンゴ』をスタンバイ。普通のアップルパイとは全く違いパイ生地の中に入っているりんごはコンポートでもなく、りんご1個丸ごと生のままシロップ漬にしたものだ。箱の状態で結構重く、硬い"りんご1個丸ごと生のままシロップ漬"とパイ生地は結構パンチが強かった。

十和田南で進行方向が変わるため小停止、進行方向を変え再出発。静かな雪原の中を、エンジン音を響かせて列車は走る。窓が開かないので直接冷えることはないが、窓そのものは冷たい。ついでにそのせいで空気の入れ替えもない。乗客は全く多くなく、落ち着いている。


計算上、結局東京から青森まで東北本線で当日中に移動するのが安上がりなんですね…。八戸から青森まで18きっぷで青い森鉄道に乗れるというので次の機会があればそれも使いましょう。後半戦は青森から再び雪にまみれます。
高校の修学旅行は北海道でしたが、自らの手足で津軽海峡越えっていうのをいつかしてみたいのです。