春旅も実に12回目。1日1回ならもう2週間です。実は前回は厳島神社を滞在時間のほか、拝観料がかかるからとしっかり見学しませんでした。その理由がすでにお分かりかもしれませんが、今回遂に露になります。

九州篇第12夜
2009年3月26日(木)午前7時30分 広島県・宮島口駅に到着

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なぎさ「逆光で見えない…」

さあ一路岡山へ。次の列車までは少し時間があるので朝食でも買っておこう。
さくら「少な…。」
ももか「後のこと考えてればね…。」
なぎさ「…お前、ティッシュは?」
めぐみ「ティッシュ…、あ…」
ティッシュがない。どういうことなのか?
めぐみ「宮島のトイレだ…」
さくら「置いてきちゃった?」
めぐみ「たぶんトイレ入って、そのままだ…」
ももか「…アンタのその四次元バッグは?」
なぎさ「私ロボットでもないし未来人でもないっての。」

仕方ない。ここからは箱ティッシュなしで行こう。さして最初に来たのは…!?
さくら「え…、これ!?」

4.宮島口7:46発→広島8:18着 普通532M・広島行き モハ103-479
ここで意外にも103系。しかも先頭車は運転台が高い、東日本から来た車両だ。
さくら「まさか来るとは思わなかったよ。」
めぐみ「ああ…、これね。」
さくら「尼崎の事故で足りなくなったからって東日本から買ったとかで。」
めぐみ「あったねそれ。」


次の列車までは4分しかなく、急いで乗り換えなければならない。

5.広島8:22発→糸崎9:32着 快速シティライナー5334M・糸崎行き モハ115-1114
快速はリニューアルではなかった。しかも座席もろくに空いておらず、ボックスはあきらめ車端部のロングシートへ。
ももか「アンタらの行動が遅いからよ…。」

車窓からは噂の新球場が顔を出す。実際には行きのほうが新球場に近く、しかもじっくり見ることが出来た。しかし撮るタイミングを逃していた。
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なぎさ「柱が…」
そんな新球場は、新設の本拠地ではナゴヤドーム以来となる。左右非対称、内外野総天然芝のメジャー風で、座席も豊富とのこと。
めぐみ「気になるよね?」
ももか「まあ…、そう言うなら…」
なぎさ「気になるんだろ。」
ももか「そ…、そうよ。気になってるわよ。」

この快速は広島から瀬野まで14分間ノンストップ。そこからは瀬野八超えを挿み、普通列車と何ら変わりなくなる。


6.糸崎9:33発→岡山11:02着 普通1746M・岡山行き クモハ115-1549
糸崎でまた1分の乗換えしかなく、しかも3両。ようやく見慣れた岡山のフェイクだ。
めぐみ「本当、慣れって怖い…。」
ももか「そうよ。」
なぎさ「…寝るか?」
ももか「寝るのはいいわよ。…それ閉めてよね。暑くて寝れないってのもういい加減にしてちょうだい。」
めぐみ「閉めればいいんだよね?」
ももか「閉めなさいって、今言ったじゃん。」

なぎさ「寝れた?」
めぐみ「いや…、のども渇いててお金ないし…」
なぎさ「何を言ってるんだか…」

糸崎から岡山まで89分。岡山が近場に感じるとは恐ろしい。いかに九州が遠かったかよくわかる。


7.岡山11:13発→高松12:07着 快速マリンライナー25号・高松行き 5006
お次は、実は2年ぶりの四国。
なぎさ「…寝るなよ。」
ももか「何を?」
なぎさ「瀬戸大橋通るぞ。」
ももか「もう何度も見たわよ。別にじっくり見たいわけでもなかったのに連れてって、それで何回目?」


そして高松に到着。高松といえばうどんだが、あいにく今回あまりお金に余裕がない。
ももか「だからうどんパスって言うわけ?」
めぐみ「ごめん…。」
ももか「本当、あのティッシュ何の意味があったのよ…」

『安芸の宮島・ティッシュ置き去り事件』。その全てと言える現象の発端は2日目のヤフードーム。小腹が空いたからと1本150円の串カツを、1本でもよかったのに2本購入したことであった。その翌日に大牟田で箱ティッシュを購入したのだが、他に適当なものが無かったとはいえこれが1箱200円ほどはする上質なものであった。そして今、ティッシュは宮島に置き去りにされたまま。結果的にその2つを買わなければ350円ほど浮いた計算になり、連絡船うどんをしっかり味わうことも出来たはずである。

めぐみ「でも花粉症つらいのよ…、わかる?」
さくら「わかるけど…、手持ちのじゃダメだったわけ?」
めぐみ「手持ち…、もっとあればよかった…」

仕方ない。四国を少しだけ味わおう。

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細かいことを気にしました。それだけ花粉症はつらいのです。そして序盤の飛ばしぶりがいかに後半苦しむかわかりましたでしょう。最後に、一応予備はありましたが万が一のために最後まで使わないようにしました。ではまた次回。