春の超大型プロジェクト九州篇。過去最長の連続4日間の2日目に入ります。前日九州入りの時点ですでに夜8時と遅く、景色など楽しめる状態ではありませんでした。そこで夜が明けてから改めて、『九州と言えばまずここ』という場所を目指します。あと、今回利用した博多駅筑紫口のネットカフェは結構便利でした。では始めましょう。

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第4夜

2009年3月24日(火)午前4時33分 福岡県・博多駅筑紫口
おはようございます。ネットカフェにて1夜を明かしました。
ももか「それでまたあんたの好きな銀魂でしょ。」
めぐみ「そうですけど…」
27巻だったと思う。その内容は…
『床屋に来た将軍』
『九ちゃんの誕生会』
『眠れないアル』
他。
めぐみ「あとさ、ソフトクリームよかったよね。」
ももか「ソフトクリームってまさか…」
なぎさ「い…、いや…、私そういうの…」
さくら「喜んで食べてたの誰…?」
なぎさ「……」
めぐみ「それでまた食べようかなって思ったのにメンテだもん…。」

では恒例の気になる今日のアレはどうなのか。
めぐみ「まず門司港行って」
ももか「門司港いいけどいつもみたくすぐ帰るとか言わないよね?」
さくら「だってせっかくの九州だもん、行かなきゃ実感わかないよ。」
ももか「それで…、見たところで野球は(午後)6時でしょ?どうするのよ?」
めぐみ「…海に出ようかなって。」
ももか「海って…、まさか島とかじゃないよね!?」
なぎさ「そこまでじゃないさ。短いもんだ。」

車止め。
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なぎさ「デカイな…。」

1.博多4:49発→門司港6:30着 普通120M・門司港行き モハ813-1003
昨日と同じようだが、これは後から入った新しいタイプ。座席も若干改良がなされているようで、色も濃い茶系になっている。
めぐみ「どう?」
なぎさ「…まだこっちのほうがいいな。」

では予定の続き。門司港ではなく戸畑港から船が出ているので、対岸の若松港まで乗船する。若松からは折尾、直方と回って博多に戻り、今度は鳥栖へ。鳥栖から佐賀、唐津線で西唐津、そして筑肥線でヤフードームへと向かうのだ。

さあ見るものがないうちに寝ておこうか…

めぐみ「次は…、ししぶ?」
実は今回の改正で新たに開業した『ししぶ』以外にも変化が生じており、特に広島地区を通過する初日のプランニングを一度白紙化するほどであった。
以前は岡山から広島、果ては下関まで直通する列車もそれなりにあり、広島近辺では快速運転を行っていた。しかし今回の改正で多くは糸崎、もしくは三原での乗換えが必要となり、広島近辺での快速運転も日中は行わなくなった。同時に日中の『サンライナー』も廃止された。
A-1.岡山11:26発→笠岡11:59着 快速サンライナー3729M・福山行き 117系
A-2.笠岡12:01発→尾道12:35着 快速シティライナー5353M・新山口行き 115系
そのため、2006年に実行したこのような乗り継ぎが不可能になり、改正ダイヤ発表前に組んだ初日の計画を一度白紙化する事態となったのである。

夜が明けると、もう北九州だ。
なぎさ「寝てないか?」
めぐみ「あ…、ああ、ちょっと寝たけど気になって…」

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そして門司港のホームに降り立つ…
さくら「着いた…。」
ももか「寒いよ。」
なぎさ「暖かいって思ったんだな。」

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九州の鉄道の『基点』を示す0哩標。明治24年4月1日の開業にあわせて作られたが、駅移転により一度撤去されたとのこと。現在あるものは日本の鉄道100周年を記念して国鉄が復元したもの。腕木式信号機、動輪などと共に保存されている。
ももか「これがさっき言ってたアレね。」
めぐみ「そうだよ、行き通ってないもん。」
なぎさ「関門トンネルはここじゃないからな。」
ももか「…わかってますよ?」
さくら「これ見ると腕木式信号と動輪と記念碑がメインみたいじゃん…」

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改めて門司港駅。1914年の『駅移転』にあわせて建てられた、国の重要文化財もに指定されている木造駅舎だ。
さくら「改めてじっくり見てどう?」
ももか「改めてって…、アンタたちだって来たの初めてじゃない。」
なぎさ「まあな。」
ももか「観光よ観光。」
めぐみ「これ自体」
ももか「わかってるって言ってるでしょ。朝6時半に観光客なんか誰もいないじゃないの。」
さくら「貸切でいいんじゃない?」
ももか「よくないって…」

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ちょっと海に近づいてみようか。関門橋が見えるはずだ。
めぐみ「渡ったら本州…。バス…」
ももか「また…、バスが橋通るからって次あったらバスでって?」
めぐみ「そんなんじゃないよ。」

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2.門司港7:18発→小倉7:31着 普通525M・小倉行き モハ415-1516
常磐線や水戸線と同じ、ステンレス車体、オールロングの415系。乗る距離も短いので問題はないが実はこの列車、3月改正前までは大分行きという極めて乱暴な列車であった。
しかしそんなことなどもうどうでもいいほど眠かった…。

めぐみ「…あれ、もう着いた?」
さくら「着いたけど。」
あまりに眠かったのでよくわからなかった。隣には共に813系の行橋行きと中津行きで、どちらも日豊本線の列車だ。
ももか「いや…、だから何?」
めぐみ「どこかな…?」
念のためだが、戸畑へは鹿児島本線で向かうことになっている。しかし車内で眠くなり、放送を聞いていなかった。
めぐみ「あれかな…?」
遅かった。もともと3分しかなかったのだがすでに出発していた。
ももか「…寝れるときに寝ないからこうなるのよ。」
なぎさ「お前だって…」
ももか「寝て…、アンタだって寝てたじゃない。」

言いがかりはこのぐらいにして、おとなしく次の列車を待とう。

今回は朝早くに40分ぐらいという短時間でしたからあまり見ることは出来ませんでしたが、機会があれば門司港地区をもっとじっくり観光できたらと思っております。しかし北九州は門司港だけではありません。次回は戸畑港から対岸の若松港まで乗船します。