少し涼しくなっているうちに秋の話。

今回は旅行と小説を交ぜたお気楽企画。

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ゆったり鉄道の旅・東海
まりえ「今回はお気楽にいきますね。時は2008年秋、大学の授業の一環で多治見市笠原地区を見学することになったなぎちゃんたちですが、もちろんそれだけではもったいないのです。なお今回のやり方はあまりいい方法でなく、意味もないので参考になさらない方がいいかもしれません。」
なぎさ「姉貴帰ってくれ…。」

2008年10月31日(金)
大学の授業の一環で多治見市笠原地区を見学。

※ごめん、写真が見当たらない。携帯本体には入ってるからまた後で入れます。
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笠原のまちなみ散策 おわり

午後0時30分 岐阜県・多治見駅
さあここからが本番だ…

1.多治見12:42発→瑞浪12:54着 セントラルライナー7号・中津川行き モハ313-8504
まずはライナーのただ乗り。最初に向かうは2駅先の瑞浪。
めぐみ「瑞浪で降りてない…」
なぎさ「1回降りたって。」
めぐみ「あ、そうだった?」
なぎさ「忘れたのか?今日みたくライナーただで乗って、それからライナーで戻ったろ。」
めぐみ「空港行ったでしょ?」
なぎさ「忘れるなよ。」
セントラルライナーの最高速度は130km/hに引き上げられたのだが、乗っている限りでは距離も短く途中に徐行区間もあって速さはあまり感じない。

瑞浪から戻る。時間があるので駅前のコンビニで昼食を調達し、名古屋行きの列車に乗り込む…

2.瑞浪13:19発→名古屋14:12着 快速2612M・名古屋行き クモハ211-5028
しかしいたのは全てオールロングの211系。車中食にはクロスシートが欠かせないので、これで全部台無しだ。
めぐみ「ごめん、今日ばっかりは…」
さくら「調べてないとか…。」
ともあれもう仕方ない。空いているうちに食べておこう。
なぎさ「でも、車掌の見えるとこで食べなくても…」
さくら「あんたも食べてるのに…」

まあ細かいことは気にしないでおこう。

午後2時12分 愛知県・名古屋駅に到着
なぎさ「名古屋まで来ちゃったじゃん…」
さくら「次はどこ?」
めぐみ「岐阜行こうかなって…」

3.名古屋14:30発→岐阜14:48着 快速2521F・大垣行き モハ313-5008
岐阜に向かうべく、もう新車と言うにはどうかと思われる全転換クロス6両の快速に乗る。

18分後。
めぐみ「あのね…」
なぎさ「どうした?」
めぐみ「岐阜からちょっと戻ろうかなって考えたんだけど…」
さくら「気まぐれなんだから…」

4.岐阜14:57発→尾張一宮15:07着 普通184F・岡崎行き クモハ311-8
3人は岐阜から尾張一宮まで戻ることに。普通列車は乗客が少なく、比較的自由に過ごせるのだ。
さくら「まあ今日ICだからいいけど…」
めぐみ「ICなかったら気まぐれに出来ないよ。」

午後3時14分 愛知県・名鉄一宮駅
5.名鉄一宮15:18発→中部国際空港16:11着 特急・中部国際空港行き 2304

さくら「ってか、最初から名鉄乗るつもりだったんでしょ?」
とにかく、名鉄で向かうはおなじみともいえるセントレア。2200系だが初期の車両だ。
めぐみ「いいじゃん。乗りたいのに乗って何か悪いの?」
なぎさ「私は別にいいけど…」
さくら「いつもそんなんだけどさ?今いないけどあの子なんてどう?」
なぎさ「いや、楽しんでたな…。」
今でこそ彼女は、ミステリーツアー感覚で楽しんでいた
ももか「本当にいいの?言っておくけど、どこ連れてくかわかんないわよ。」
しかし最初の頃は無理に連れまわされている感が強かった。
涼子「フリー切符だったんでしょ?」
ももか「そう。そこからよ、どこ回されるかわかんないのよ。」
めぐみ「そういう旅もいいじゃん。」
ももか「あのね、どっか遊び行こうのノリで西尾?岐阜?内海?1日で全部?」
涼子「らしくていいんじゃない?」
ももか「それだけならまだしも聞いてくれる?東京行くって言ったからって、こっちはその準備のつもりで来たのにいきなり東京連れてくのよ!それで何もしないで帰っちゃうんだもん。」
めぐみ「だって…」
ももか「私は別にいいの黒坂さんにそんなことしてみなさいよ、それこそ最低よ!」
めぐみ「そうじゃなくって…」


6.中部国際空港16:20発→犬山17:16着 快速特急・新鵜沼行き 2104
空港で改札を出ることもなく、すぐさまミュースカイで戻る。やはり特別車は雰囲気といい一般車とは違う。
めぐみ「あのね…、なぎ姉最初行きたいって言ってたじゃん。」
なぎさ「言ったけど…。」
めぐみ「あのとき言われたの。」
ももか「私は別にいいの。黒坂さんにそんなことしてみなさいよ、それこそ最低よ!」
めぐみ「私は別にいいけどって。」
なぎさ「そうか…。私…モモの気持ちなんか全然考えなかったな…。」
ももか「バカ言わないでよ!!私がアンタのこと嫌うとでも言うの!?上等じゃない!アンタなんて知らないから!」
なぎさ「私のことを嫌うか…。これも私のためだったんだな…」
さくら「今日いない…」
めぐみ「…疲れてたんじゃない?今まで変に付いてったから…」
ももか「私がいなきゃ何もできないくせに…」
何せ8月の大惨事の後、彼女ばかりでなくみんな疲れていた。もうしばらくは旅行しなくてもいいだろうというのは当然だ。今日も大学関連のついでだ。それですら2ヶ月空いている。

彼女はどうだろう…、疲れてるだろうか。でも4ヶ月も空いたらまた旅に出たくなるに違いない。

めぐみ「ももちゃん…、冬休みになったら行こう。」

さて犬山で降りて、一宮から入ったSFカードを一旦精算した。

7.犬山17:27発→名鉄岐阜17:59着 急行・名鉄岐阜行き 5152
だがもう少し楽しませていただこうか。岐阜行きの急行に乗っていこう。
さくら「今日のルートどう?」
めぐみ「今日は多治見からJRで瑞浪、名古屋、岐阜、一宮、そこから名鉄で空港、犬山、それで今岐阜向かって…」
さくら「それからまた本線でしょ?」
なぎさ「今日、ある意味モモいなくてよかったな。」
さくら「そうでしょ?こんな意味もないのにね…」
めぐみ「意味ない…。」
さくら「今日これ楽しんだの世界中探しても3人だけだと思うよ?」
めぐみ「そう、私のは万人受けしないの。」
なぎさ「認めた…。」


8.名鉄岐阜18:08発→国府宮18:22着 特急・豊橋行き 1583
そんな万人受けしない旅。最後は1230系の特急。この時間はすでに空港行きの特急(必ず2200系が来る)は終わっていたので豊橋行きの特急だ。
しかしこんな馬鹿馬鹿しい旅もたまにはありではないだろうか。皆さんも気晴らしに反対方向の列車に乗るのはいかが?



とんでもない失態してしまいました。写真入りました。