2011年夏―
お暑うございます。だましだまし過ごしても限界が来ます。正直体調悪いです。
2008年夏―
4人は2週連続で東京ドームで野球を観ることにし、今回はその1週目です。例によって青春18きっぷで、名古屋から中津川、塩尻、甲府、高尾、立川、府中本町と乗り継ぎ、武蔵野線で南浦和、南浦和から東京ドームのある水道橋に向かいました。そして、東京ドームで試合を満喫、さらに五日市線に乗り、立川にて夜を明かしたのです。
2日目の予定はこれまで制覇していない、新幹線を除く東京の『電車特定区間』を全て乗るというものです。まず、立川から拝島を経由して、高麗川から川越線、川越からは武蔵浦和、新宿、横浜経由で鶴見へ向かいました。今回は鶴見から鶴見線で大川に向かいます。海芝浦の景色とともにどうぞ。
「もうコレで逃げられないよ。」
「私やっぱり…」
「そんなこというなって、私も一緒なんだしさ!」
「私もいるよ!」
「みんな…」
「さあみんなで…」
「待て、あと1人どこ行った?」
だから何の話ですか?
東京夏の陣・前編第6夜
2008年8月21日(木)午前8時2分 神奈川県・鶴見駅に到着
めぐみ「着いちゃったね。」
さくら「まだ早いよ?」
横浜で最初に来たのがE233系だったので乗ってしまった。そのため鶴見で24分待つことになった。もともと乗り換えに時間がかかるだろうと想定していたのだが予想外に時間が余ってしまった。
中間改札を抜ける。
めぐみ「何か、昔の駅といった感じね。」
4番線は朝ラッシュ時しか使用されないためか、よりいっそう時代が止まったかのような雰囲気となっている。
大川行き電車の座席を確保すべく並ぶ。
6.鶴見8:26発→大川8:40着 普通815・大川行き モハ205-173
眠気に襲われつつも景色を見ると工業地帯らしく工場が立ち並ぶ。
めぐみ「ここは京浜工業地帯といってね、四大工業地帯のひとつなの。」
ももか「へぇ~。」
なぎさ「へぇ~って何だ、往年のトリビアの泉か?」
ももか「これぐらい知ってるよ。」
14分で大川に到着。大川駅周辺は工業地帯らしく工場しかない。
※車両のドアップで回りが伝わりません。
ももか「さあ見るものも無いし戻ろうか。」
さくら「戻ろう。」
なぎさ「これ乗れんかったら8時間半電車無いからな。」
※大川支線は日中の運行がありません。
7.大川8:49発→鶴見9:02着 普通814B・鶴見行き クモハ204-1104
折り返す電車は見事に空いていた。行きと同じ工業地帯を横目に、13分で鶴見に戻る。また時間が余る。
めぐみ「一応言っとくけどさ…、暑いのよ。」
なぎさ「言うなってこっちも暑いんだから。」
さくら「さっきから水飲みすぎ。さっき買ったばっかりでもう買ったの?」
めぐみ「だって冷たい水おいしいもん。」
やがて、海芝浦行きとなる電車が入る。
8.鶴見9:21発→海芝浦9:32着 普通909・海芝浦行き モハ205-41
浅野まではさっきと全く同じ。浅野で分岐したあとも工業地帯。新芝浦を出ると…
めぐみ「お~、見えてきた見えてきた。」
さくら「海だー!」
オーシャンビューでおなじみの海芝浦に到着。
さくら「それと、この駅出られないから。」
この駅は東芝京浜事業所の敷地内にあり、駅の出口がそのまま工場の門になっているため、基本的に東芝の従業員や関係者で従業員証か入場許可証を所持している者しか駅から出ることができない。そのため、出られないのである。
めぐみ「ホームからもはっきりTOSHIBA(東芝)って…。」
ももか「それぐらい知ってたわよ!」
海芝浦駅構内。
さくら「海をご覧くださいといわんばかりに公園が…。」
なぎさ「さすが、オーシャンビューたるもの駅のホームだけじゃ気分も出ないから。」
公園。
めぐみ「やっぱり暑いね。」
なぎさ「それさっきも言わなかったか?」
めぐみ「でも、案外気持ちいいかも。」
9.海芝浦9:56発→鶴見10:08着 普通908・鶴見行き クモハ204-1107
結局暑いので車内に戻った。
めぐみ「…中も大して涼しくないね。」
なぎさ「ドア空いてるもん。」
めぐみ「あ…、でも風が当たると涼しい。」
鶴見まで12分、寝るわけでもなく時間が過ぎていた。
10.鶴見10:16発→南浦和11:16着 快速934A・大宮行き モハE232-1422
やってきたのはまたしても新型のE233系だった。
めぐみ「また来たよ!」
さくら「すごい!」
乗車、これから1時間の道のり。
なぎさ「また寝れる。」
ももか「また寝るの?」
結局全員が30分にわたって爆睡し、気づくと上中里あたりだったかもしれない。
めぐみ「あ~よく寝た。」
ももか「何だろう、目覚めがいい。」
なぎさ「さすが新車。」
新車を十分味わったところで、次は武蔵野線の”続き”だ。
11.南浦和11:29発→新松戸11:56着 普通1001E・南船橋行き モハ204-5059
武蔵野線を新松戸まで乗れば武蔵野線は完乗となる。途中の新駅、越谷レイクタウンにて。
なぎさ「越谷レイクタウンって何だよ。」
さくら「南越谷はさっき通ったし、北越谷、越谷、新越谷は東武鉄道の駅だよ。」
ももか「個性的でいいんじゃない?」
謎の新興住宅地・越谷レイクタウンを後にして、眠気に襲われつつも新松戸に到着。ここで昼食とする。
12.新松戸12:20発→新木場13:05着 快速1105E・東京行き モハ204-5057
関東のつゆが濃いうどんのあとは、市川塩浜を経由する東京行きの電車に乗る。
寝そうになりながら、半分寝ながら、市川塩浜を経由し新木場へ。
南浦和まで京浜東北線のE233系でしたが、帰ってから調べたところ今度は入って間もない車両だったようでした。あと、武蔵野線はずいぶん端折りました。次回、東京夏の陣・前編は最終回です。
今回は初期に投稿試験を兼ねたものをほぼ再掲載しています。文章が今にもまして読みにくいですが、前半戦はあと1回です。初期に完成済みなのがあと5回ほど続きますので、次回からも見たい方だけどうぞ。
お暑うございます。だましだまし過ごしても限界が来ます。正直体調悪いです。
2008年夏―
4人は2週連続で東京ドームで野球を観ることにし、今回はその1週目です。例によって青春18きっぷで、名古屋から中津川、塩尻、甲府、高尾、立川、府中本町と乗り継ぎ、武蔵野線で南浦和、南浦和から東京ドームのある水道橋に向かいました。そして、東京ドームで試合を満喫、さらに五日市線に乗り、立川にて夜を明かしたのです。
2日目の予定はこれまで制覇していない、新幹線を除く東京の『電車特定区間』を全て乗るというものです。まず、立川から拝島を経由して、高麗川から川越線、川越からは武蔵浦和、新宿、横浜経由で鶴見へ向かいました。今回は鶴見から鶴見線で大川に向かいます。海芝浦の景色とともにどうぞ。

「もうコレで逃げられないよ。」
「私やっぱり…」
「そんなこというなって、私も一緒なんだしさ!」
「私もいるよ!」
「みんな…」
「さあみんなで…」
「待て、あと1人どこ行った?」
だから何の話ですか?
東京夏の陣・前編第6夜
2008年8月21日(木)午前8時2分 神奈川県・鶴見駅に到着

さくら「まだ早いよ?」
横浜で最初に来たのがE233系だったので乗ってしまった。そのため鶴見で24分待つことになった。もともと乗り換えに時間がかかるだろうと想定していたのだが予想外に時間が余ってしまった。
中間改札を抜ける。
めぐみ「何か、昔の駅といった感じね。」
4番線は朝ラッシュ時しか使用されないためか、よりいっそう時代が止まったかのような雰囲気となっている。
大川行き電車の座席を確保すべく並ぶ。
6.鶴見8:26発→大川8:40着 普通815・大川行き モハ205-173
眠気に襲われつつも景色を見ると工業地帯らしく工場が立ち並ぶ。
めぐみ「ここは京浜工業地帯といってね、四大工業地帯のひとつなの。」
ももか「へぇ~。」
なぎさ「へぇ~って何だ、往年のトリビアの泉か?」
ももか「これぐらい知ってるよ。」
14分で大川に到着。大川駅周辺は工業地帯らしく工場しかない。

ももか「さあ見るものも無いし戻ろうか。」
さくら「戻ろう。」
なぎさ「これ乗れんかったら8時間半電車無いからな。」
※大川支線は日中の運行がありません。
7.大川8:49発→鶴見9:02着 普通814B・鶴見行き クモハ204-1104
折り返す電車は見事に空いていた。行きと同じ工業地帯を横目に、13分で鶴見に戻る。また時間が余る。
めぐみ「一応言っとくけどさ…、暑いのよ。」
なぎさ「言うなってこっちも暑いんだから。」
さくら「さっきから水飲みすぎ。さっき買ったばっかりでもう買ったの?」

めぐみ「だって冷たい水おいしいもん。」
やがて、海芝浦行きとなる電車が入る。
8.鶴見9:21発→海芝浦9:32着 普通909・海芝浦行き モハ205-41
浅野まではさっきと全く同じ。浅野で分岐したあとも工業地帯。新芝浦を出ると…
めぐみ「お~、見えてきた見えてきた。」
さくら「海だー!」
オーシャンビューでおなじみの海芝浦に到着。

さくら「それと、この駅出られないから。」

この駅は東芝京浜事業所の敷地内にあり、駅の出口がそのまま工場の門になっているため、基本的に東芝の従業員や関係者で従業員証か入場許可証を所持している者しか駅から出ることができない。そのため、出られないのである。
めぐみ「ホームからもはっきりTOSHIBA(東芝)って…。」
ももか「それぐらい知ってたわよ!」
海芝浦駅構内。
さくら「海をご覧くださいといわんばかりに公園が…。」
なぎさ「さすが、オーシャンビューたるもの駅のホームだけじゃ気分も出ないから。」
公園。

めぐみ「やっぱり暑いね。」
なぎさ「それさっきも言わなかったか?」
めぐみ「でも、案外気持ちいいかも。」
9.海芝浦9:56発→鶴見10:08着 普通908・鶴見行き クモハ204-1107
結局暑いので車内に戻った。
めぐみ「…中も大して涼しくないね。」
なぎさ「ドア空いてるもん。」
めぐみ「あ…、でも風が当たると涼しい。」
鶴見まで12分、寝るわけでもなく時間が過ぎていた。
10.鶴見10:16発→南浦和11:16着 快速934A・大宮行き モハE232-1422
やってきたのはまたしても新型のE233系だった。
めぐみ「また来たよ!」
さくら「すごい!」
乗車、これから1時間の道のり。
なぎさ「また寝れる。」
ももか「また寝るの?」

めぐみ「あ~よく寝た。」
ももか「何だろう、目覚めがいい。」
なぎさ「さすが新車。」
新車を十分味わったところで、次は武蔵野線の”続き”だ。
11.南浦和11:29発→新松戸11:56着 普通1001E・南船橋行き モハ204-5059
武蔵野線を新松戸まで乗れば武蔵野線は完乗となる。途中の新駅、越谷レイクタウンにて。
なぎさ「越谷レイクタウンって何だよ。」
さくら「南越谷はさっき通ったし、北越谷、越谷、新越谷は東武鉄道の駅だよ。」
ももか「個性的でいいんじゃない?」
謎の新興住宅地・越谷レイクタウンを後にして、眠気に襲われつつも新松戸に到着。ここで昼食とする。
12.新松戸12:20発→新木場13:05着 快速1105E・東京行き モハ204-5057
関東のつゆが濃いうどんのあとは、市川塩浜を経由する東京行きの電車に乗る。
寝そうになりながら、半分寝ながら、市川塩浜を経由し新木場へ。
南浦和まで京浜東北線のE233系でしたが、帰ってから調べたところ今度は入って間もない車両だったようでした。あと、武蔵野線はずいぶん端折りました。次回、東京夏の陣・前編は最終回です。
今回は初期に投稿試験を兼ねたものをほぼ再掲載しています。文章が今にもまして読みにくいですが、前半戦はあと1回です。初期に完成済みなのがあと5回ほど続きますので、次回からも見たい方だけどうぞ。