ももか「『原点回帰』ということで始まった青空フリーパスの旅最終章、目的地は伊勢よ。え、もう名古屋の路線なんか全部乗っちゃったんだからいいんじゃないのって?別にそう思うんなら思っていいわよ。本編見て考え変わったとか、そういうのナシだからね。で、今回の重要なポイントは『ボックスシート』。では本編始めるわね。」

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第2夜

2011年4月24日(日)午前8時1分 愛知県・名古屋駅
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めぐみ「あれ…、前にパンタ…」
そしてドアボタン。
なぎさ「長野で乗った…?」

1.名古屋8:09発→神領8:34着 普通3109M・高蔵寺行き クモハ313-1703
神領区に313系一般3両編成は10本。そのうち1700番台は3本中2本が長野地区で運用を行っている。残りの1本は神領区に予備として待機するが、実際には1500番台、1600番台とともに名古屋地区で運用を行っている。したがって単純に当たる確率は8分の1となる。そして今回、それを引き当てたのだ。
めぐみ「まだこれ前座の前座なのに…」
発車。
めぐみ「それで次が1300番台って…」
なぎさ「ああ、前言ってたな。」
1300番台:固定運用
1100番台大垣所属:311系運用→一部固定運用他、0番台運用もあり
5000番台Y113編成:確率1/13
5300番台Z1編成:300番台運用?
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ももか「何が?」
さくら「知らなくてもいい話。」
なぎさ「お前黙れ。」
今回は新車である313系1300番台に、狙って乗るべく調べ上げた。すると、名古屋9時7分着の列車が1300番台だったのだ。
ももか「で、今度笠寺行って?」
めぐみ「1100番台乗って戻るの。そっからが…」
ももか「伊勢でしょ?亀山だかどっか回ってとかいいながら…」
なぎさ「そこは私の想いが詰まってるんだ…」

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絶好の行楽日和…

神領。
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2.神領8:41発→名古屋9:07着 普通3614M・名古屋行き クモハ313-1303
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以前乗れなかった1300番台。あまり席は空いていない。


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3.名古屋9:13発→笠寺9:25着 普通3134F・岡崎行き モハ313-1107
1100番台大垣所属車の固定運用。それにしても普通なのに休む間も与えないとは…


12分後、着物着用の方々と共に笠寺で下車。
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ももか「あのねぇ…、これから伊勢行くってのに…」
めぐみ「前座はこれで終わりよ。」
なぎさ「笠寺から伊勢行くって考えりゃいいんだ。」
それで…
ももか「ちゃんと目的とかあるわけ?」
めぐみ「前ね、伊勢行ったけど何もしないようなもんだったじゃない。」
さくら「(伊勢)うどんしか食べてないからね。」
ももか「それで?」
めぐみ「今度こそちゃんと見ようかなって…。」
さくら「おかげ横丁とか」
ももか「アンタ…、前は観光とか何にも考えなかったのに…」
なぎさ「嫌なのか?」
ももか「そんなわけないじゃない。」
5年前は連休で混んでたために伊勢うどんだけで終わってしまったので、今回は連休を外したのだ。

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というわけで…

4.笠寺9:37発→名古屋9:50着 普通3135F・名古屋行き クモハ311-10
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この列車、実は菊川始発という。乗るぶんには何ら気にすることはないはずだが。

5.名古屋10:05発→亀山11:07着 快速5303M・亀山行き クモハ313-3020
続いては亀山行きの快速。2両、ボックスシートでなかなかの乗車ぶりだ。


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田園風景が広がる。
なぎさ「私は都会から離れたこういうとこに、たまに行くのが好きなんだ。」
めぐみ「そうだよね?毎回山ばっかりでもダメだよね?」

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三重県へ…

桑名での下車客が多い。そして四日市までは疾走感にご満悦
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四日市からは各駅に停車していく。
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6.亀山11:15発→伊勢市12:42着 普通927C・鳥羽行き キハ11-6
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亀山からは単行ワンマン車。


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なぎさ「初めてのときも乗ったんだよな…」
そう、あの時と同じボックスシートだ。

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彼女は車窓に広がる緑に目を輝かせ、なんともいえない爽快感に満ち溢れていた

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なぎさ「私、旅が好きなんだな…。」

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午後0時16分 多気から参宮線へ
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ももか「どう?これでもまだ不満なわけ?だったら次回も見なさい。伊勢の魅力を存分に味わわせてあげるわ。」