めぐみ「こんばんは。今回は私にとって記念すべき、初めて私だけで旅に出たときの話です。場所は自宅のある名古屋近辺ですが、まずは初めてってことでどうぞ見ていただければ幸いです。時間は2003年2月11日です。」
※旅程は実際のプロデューサーものですが、一部再構成している個所があります。情報は当時のもので現在とは異なる場合があります。
2003年初頭、ひとつの物語が始まろうとしていた。
物語の主人公となる彼女の名前は市川めぐみ。彼女は親に旅に連れてってもらうのが好きな女の子であり、当時まだ中学生だった。
友人の津山涼子とともに高校に推薦入学することになり、時間を持て余し気味だった彼女においしい話が舞い込んできた。名鉄電車全線1日フリーの『レール1DAYフリーきっぷ』が余るというのだ。そしてこのフリーきっぷを使ってもいいということになり、当日の朝を迎えた。
2003年2月11日、いよいよ今後、永きに渡って続く、果てしない旅が始まったのである。
2003年2月11日(火)午前10時15分 愛知県・名鉄木田駅
旅が大好きな私。旅のときは基本的に家族が一緒だった。でも今日は違う。私だけだ。いよいよ、そんな私だけの旅が始まる。
1.木田10:17発→新名古屋10:35着 急行(須ヶ口まで普通)・碧南行き 名鉄6800系
記念すべき最初の列車が来た。先頭車に乗り込むも、座れず。
2.新名古屋10:44発→豊橋11:48着 急行・豊橋行き 名鉄5300系
本線の急行で豊橋に向かうこととする。先頭車に乗り込み、景色を楽しむことにしよう。
来た車両はパノマカーではなかったが、前面展望が利く車両だった。本線の急行はなかなか速い。
鳴海で特急の通過待ち。さすがに特急よりは遅い。
その後も急行は快調に飛ばす。豊橋まで快適な1時間だった。
3.豊橋12:02発→東岡崎12:21着 特急・新岐阜行き 名鉄1200系一般車
来た道を今度は特急で戻ることにした。
考えればもうお昼時である。東岡崎で降りた。
4.東岡崎12:36発→金山13:02着 特急・新岐阜行き 名鉄1200系一般車
昼食を調達したが、空いていたのは補助席のみ。
昼食がてら補助席の微妙な乗り心地を味わった。
5.金山13:08発→犬山13:43着 急行・犬山経由新岐阜行き 名鉄3100系
6.犬山発→上飯田着 普通・上飯田行き 名鉄300系
終点まで乗せていただく。
新型だけあって快適だ。
7.上飯田発→小牧着 普通・犬山行き 名鉄300系
上飯田ではホームに降りたがすることがあるわけでもなく、そのまま戻ることにした。
途中小牧で何となく降りたくなり途中下車した。
8.小牧発→犬山着 普通・犬山行き 名鉄300系
小牧で降りたからといってすることはなく、犬山へ。
9.犬山15:42発→榎戸16:53着 急行・常滑(榎戸)行き 名鉄6000系
来た車両は6000系。先頭部分に陣取る。なかなか快調。
1時間強の時間はそれなりに楽しめた。
榎戸から先は工事のために乗り換えなければならない。そのためだが榎戸は思ったより整備されていた。
10.榎戸発→常滑着 代行バス・常滑行き 路線バス
よって、常滑には代行バスで行かなくてはならない。乗り換え、常滑へ。
11.常滑発→榎戸着 代行バス・榎戸行き 路線バス
常滑でも特に何もせずそのまま戻る。
12.榎戸18:01発→佐屋19:30着 普通・佐屋行き 名鉄1800系
時間的にもちょうどいいのでこのあたりで帰ることにした…
涼子「あ…。」
めぐみ「何してんの?」
まさかここで涼子ちゃんに会うとは思わなかった。
めぐみ「ひょっとして私のことが?」
涼子「いや…、違うの。たまたま一緒になっただけよ。」
めぐみ「そうなの?てっきり私のことが心配だったのかなって思っちゃった。」
涼子「私もフリーきっぷが1枚余ったから使わないかって。仕方ないから私が使うことにしただけよ。」
めぐみ「そうだったの。涼子ちゃんこういうの好きなんだ。」
涼子「あなたと一緒にしないでよ。」
めぐみ「私もうちょっと乗ろうかな。」
涼子「そうなの。じゃ私は帰るから。」
めぐみ「うん。じゃあまた明日ね。」
しかしもう少し乗ることにする。涼子ちゃんには自宅に近い木田で降りたが1人乗車を続ける。
13.佐屋発→木田着 普通・鳴海行き 名鉄6500系
そして佐屋で折り返し、家路についた。
そして翌日―
彼女はいつものように登校した。
これが最初の旅だった―
あれから8年…
※再構成にあたって、名鉄運用研究所(http://expert.web.infoseek.co.jp/)の情報を参考にしました。
※旅程は実際のプロデューサーものですが、一部再構成している個所があります。情報は当時のもので現在とは異なる場合があります。
2003年初頭、ひとつの物語が始まろうとしていた。

物語の主人公となる彼女の名前は市川めぐみ。彼女は親に旅に連れてってもらうのが好きな女の子であり、当時まだ中学生だった。
友人の津山涼子とともに高校に推薦入学することになり、時間を持て余し気味だった彼女においしい話が舞い込んできた。名鉄電車全線1日フリーの『レール1DAYフリーきっぷ』が余るというのだ。そしてこのフリーきっぷを使ってもいいということになり、当日の朝を迎えた。
2003年2月11日、いよいよ今後、永きに渡って続く、果てしない旅が始まったのである。
2003年2月11日(火)午前10時15分 愛知県・名鉄木田駅
旅が大好きな私。旅のときは基本的に家族が一緒だった。でも今日は違う。私だけだ。いよいよ、そんな私だけの旅が始まる。
1.木田10:17発→新名古屋10:35着 急行(須ヶ口まで普通)・碧南行き 名鉄6800系
記念すべき最初の列車が来た。先頭車に乗り込むも、座れず。
2.新名古屋10:44発→豊橋11:48着 急行・豊橋行き 名鉄5300系
本線の急行で豊橋に向かうこととする。先頭車に乗り込み、景色を楽しむことにしよう。
来た車両はパノマカーではなかったが、前面展望が利く車両だった。本線の急行はなかなか速い。
鳴海で特急の通過待ち。さすがに特急よりは遅い。
その後も急行は快調に飛ばす。豊橋まで快適な1時間だった。
3.豊橋12:02発→東岡崎12:21着 特急・新岐阜行き 名鉄1200系一般車
来た道を今度は特急で戻ることにした。
考えればもうお昼時である。東岡崎で降りた。
4.東岡崎12:36発→金山13:02着 特急・新岐阜行き 名鉄1200系一般車
昼食を調達したが、空いていたのは補助席のみ。
昼食がてら補助席の微妙な乗り心地を味わった。
5.金山13:08発→犬山13:43着 急行・犬山経由新岐阜行き 名鉄3100系
6.犬山発→上飯田着 普通・上飯田行き 名鉄300系
終点まで乗せていただく。
新型だけあって快適だ。
7.上飯田発→小牧着 普通・犬山行き 名鉄300系
上飯田ではホームに降りたがすることがあるわけでもなく、そのまま戻ることにした。
途中小牧で何となく降りたくなり途中下車した。
8.小牧発→犬山着 普通・犬山行き 名鉄300系
小牧で降りたからといってすることはなく、犬山へ。
9.犬山15:42発→榎戸16:53着 急行・常滑(榎戸)行き 名鉄6000系
来た車両は6000系。先頭部分に陣取る。なかなか快調。
1時間強の時間はそれなりに楽しめた。
榎戸から先は工事のために乗り換えなければならない。そのためだが榎戸は思ったより整備されていた。
10.榎戸発→常滑着 代行バス・常滑行き 路線バス
よって、常滑には代行バスで行かなくてはならない。乗り換え、常滑へ。
11.常滑発→榎戸着 代行バス・榎戸行き 路線バス
常滑でも特に何もせずそのまま戻る。
12.榎戸18:01発→佐屋19:30着 普通・佐屋行き 名鉄1800系
時間的にもちょうどいいのでこのあたりで帰ることにした…
涼子「あ…。」
めぐみ「何してんの?」
まさかここで涼子ちゃんに会うとは思わなかった。
めぐみ「ひょっとして私のことが?」
涼子「いや…、違うの。たまたま一緒になっただけよ。」
めぐみ「そうなの?てっきり私のことが心配だったのかなって思っちゃった。」
涼子「私もフリーきっぷが1枚余ったから使わないかって。仕方ないから私が使うことにしただけよ。」
めぐみ「そうだったの。涼子ちゃんこういうの好きなんだ。」
涼子「あなたと一緒にしないでよ。」
めぐみ「私もうちょっと乗ろうかな。」
涼子「そうなの。じゃ私は帰るから。」
めぐみ「うん。じゃあまた明日ね。」
しかしもう少し乗ることにする。涼子ちゃんには自宅に近い木田で降りたが1人乗車を続ける。
13.佐屋発→木田着 普通・鳴海行き 名鉄6500系
そして佐屋で折り返し、家路についた。
そして翌日―
彼女はいつものように登校した。
これが最初の旅だった―
あれから8年…

2011年1月
あま市・木田駅
あま市・木田駅
※再構成にあたって、名鉄運用研究所(http://expert.web.infoseek.co.jp/)の情報を参考にしました。