めぐみ「体育大会最初の種目は短距離走です。ルールは簡単、ただ単に一番最初にゴールした人の勝ちです。果たして2005年9月、四国への切符をかけた戦いを制するのは誰か、いざご覧あれ!」
選手:姫路ももか、黒坂なぎさ、津山涼子
背景画像協力:名城大学都市情報学部
ショッカー「皆さんおはようございます。時刻は6時50分、大垣ダッシュの時間です。本日の解説は市川選手の高校の先生でいらっしゃいます岡山じゅんさん、実況は桃鉄でおなじみ、闘うパーソナリティ・ショッカーO野(勝手)でお送りします。岡山先生よろしくお願いします。」
じゅん「よろしくお願いします。」
ショッカー「では今回のルール等紹介します。まず6時53分、1番線にムーンライトながらが373系6両で到着します。そして到着後階段使って2番線の網干行普通列車221系6両に乗り換え、見事座席を確保できれば勝利となります。岡山先生、勝負のポイントとしましてはどこを?」
じゅん「車両のグレードが統一されましたからね、もうどこでもいいって感じで乗ればいいと思いますよ。」
午前6時52分 ムーンライトながら入線
ショッカー「さあいつものように入ってきます。市川選手はどのポジションで勝負するのでしょうか?」
同時刻 東海道線・ムーンライトながら3号車
めぐみ「いくよ、後ろの方5,6号車だからね…」
午前6時53分 試合開始
ショッカー「各選手立ち上がり、ながらのドアが開いて…今スタートしました!おーっと黒リュックが速い速い!」
じゅん「めぐちゃんたちは!?」
ショッカー「市川選手、ちょっと出遅れたか!?あっというまに黒リュック網干行普通列車にゴールイン!他の18きっぱーも負けじとばかりに走る!走る!走る!」
じゅん「大丈夫!?大丈夫よね!?」
ショッカー「おーっと、今度はめがねのオッサン転倒!その間に市川選手後ろへ回った、流すように4人で5号車に飛び込んだ!余裕を見せ付けています!」
じゅん「やったじゃん!」
ショッカー「4人ともしっかり座席をキープ。完勝です!単純にして確実な策が功を奏しました!」
じゅん「すごい!さすが私が教えただけのものはあるわ!」
ショッカー「おっと2号車のドア付近で争い発生!ドアの事でもめてるぞー!あっと暴言で退場だ!その間にベルが鳴った、普通列車発車~!」
じゅん「ははは…」
ショッカー「美濃赤坂に向かってください!」
午前6時58分 試合終了
ショッカー「市川選手は3連勝、姫路選手は連敗を2で止め、黒坂選手はデビュー戦を白星で飾りました。解説は市川選手の高校の先生でいらっしゃいます岡山じゅんさんでした。岡山先生ありがとうございました。」
じゅん「ありがとうございました。」
ショッカー「本日の大垣ダッシュは以上です。では現場にお返しします。」
2.大垣6:58発→米原7:34着 普通3209F・網干行き 221系
涼子「お返ししますって何さ…」
めぐみ「見たことある人だったよね…?」
茶番劇はさておき、東海区間を走る西日本221系。
めぐみ「でも、朝乗る電車ってやっぱりいいね。」
なぎさ「早起きは三文の徳とはこういうことを言うんだな。」
涼子「たぶん違うと思う。」
米原まで36分、なかなか新鮮な感覚で乗ることが出来た。
3.米原7:49発→姫路10:13着 新快速3213M・姫路行き 223系2000番台
お次は関西地区ではおなじみ新快速列車。12両中の後方に当たる9号車を狙う。入ったとき後ろ8両の行先は『岡山』を指していた。
ももか「これで岡山行くっていうの?」
めぐみ「…たぶんそうなるんじゃないかな?」
座席確保に成功。もう一度外に出ると行先は『姫路』を指していた。
ももか「ハッキリしなさいよ…」
発車。草津ぐらいで立ち客が多くなる。
なぎさ「乗ってきたな…。」
めぐみ「ももちゃん、今のうちに寝ておいたほうがいいんじゃない?」
ももか「何?」
涼子「そう言ってるんだし、寝なさいって。瀬戸大橋見れなくてもいいの?」
京都である程度客の入れ替わりがあるが、乗る客も多く混雑する。大阪でまた客の入れ替わりがある。大阪を過ぎ…
車掌「本日この列車、姫路より先岡山まで臨時で延長運転いたします。」
岡山まで乗りとおし決定。神戸を過ぎると立ち客があまり見られなくなる。
めぐみ「トイレ行っていい?」
なぎさ「え、何だって?」
めぐみ「トイレ行っていいかって。」
涼子「行ってきなさいよ。」
3.米原7:49発→岡山11:41着 新快速9313M・岡山行き 223系2000番台
姫路から先、岡山まで行く人は思いのほか少なかった。
めぐみ「意外だったね。」
ももか「知らないのかな?」
なぎさ「まあな、臨時で時刻表無かったら知らないわけだから。」
めぐみ「それか、位置的な問題とか?」
これまで9号車に乗ってきたが前4両が切り離され、5号車となる。先頭は1号車なので中ほどに位置するが、この区間を走る定期列車が通常4両の場合が多いこと、さらには10分ほど前に定期列車が走っていることを考えるとあまり乗らないのは想定範囲内だろう。(駅すぱあと2005年10月第1版で調べた結果)
こうして延長区間ではあまり混雑することなく、米原から実に4時間近い長距離乗車であった。
4.岡山11:59発→児島12:34着 普通535M・児島行き 115系
そのままマリンライナーでは面白みが無いので、普通列車に乗る。
めぐみ「毎回同じじゃ飽きるよね。」
なぎさ「そうだな…、こういう普通で行くのもいいんじゃないかな?」
ももか「…2人で行って来なさいよ。」
涼子「それだったらうどん…」
ももか「ああ、そうだったね。」
5.児島12:38発→坂出12:53着 快速マリンライナー29号・高松行き JR四国5000系
四国に渡る手段として選んだのはやはり定番のマリンライナー。
めぐみ「なぎ姉、私たち今瀬戸大橋渡ってます。」
なぎさ「わかってる。」
めぐみ「長かった…。どうにかして、なぎ姉を本州から抜け出させたかった…。」
なぎさ「おいおい。」
ももか「誰か言ってたよね、『それ魅力』って。」
なぎさ「そういえば…」
6.坂出12:56発→高松13:27着 普通146M・高松行き JR四国6000系
坂出にいたのは珍しい車両。予定通りだったが、乗り換える。
なぎさ「311系?」
めぐみ「ドアの上のはE217?」
そして発車。
めぐみ「E217…っぽいけどちょっと違う?」
中は311系のようなのである程度快適に過ごせる。途中の端岡で快速サンポートに抜かれるが、121系だったので気にしないことにする。そして坂出から31分、名古屋から7時間11分で高松に着いた。
めぐみ「それからというと接続列車は加古川行きとなり、2009年3月には『公式戦』が通年では行われなくなりました。余談ですが、岡山への臨時運転はこの日(だったと思う)以降行われておりません。そして2005年四国連絡船うどんの旅、次回最終回となります。」
めぐみ「え?通算1000アクセス突破おめでとう?ああ、こんな誰も見ないようなものでも見る人いるんですね。では2000アクセスに向けて、これからもアクティー’s レイルロードシアターをよろしくお願いいたします。(プロデューサー・快速アクティー3765M)」

背景画像協力:名城大学都市情報学部

新学期早々先生に呼び出しを食らったものの、その理由はこれまでの旅にグルメ要素が欠けていたためだった。高松駅にかつての連絡船のうどんを参考に味の再現を図った「連絡船うどん」の店があることを知り、食べに行くことにした。
2005年9月3日(土)午前6時50分 岐阜県・大垣駅大垣ダッシュ実況中継
(テーマ曲:ウィーンはいつもウィーン)ショッカー「皆さんおはようございます。時刻は6時50分、大垣ダッシュの時間です。本日の解説は市川選手の高校の先生でいらっしゃいます岡山じゅんさん、実況は桃鉄でおなじみ、闘うパーソナリティ・ショッカーO野(勝手)でお送りします。岡山先生よろしくお願いします。」
じゅん「よろしくお願いします。」
ショッカー「では今回のルール等紹介します。まず6時53分、1番線にムーンライトながらが373系6両で到着します。そして到着後階段使って2番線の網干行普通列車221系6両に乗り換え、見事座席を確保できれば勝利となります。岡山先生、勝負のポイントとしましてはどこを?」
じゅん「車両のグレードが統一されましたからね、もうどこでもいいって感じで乗ればいいと思いますよ。」
午前6時52分 ムーンライトながら入線
ショッカー「さあいつものように入ってきます。市川選手はどのポジションで勝負するのでしょうか?」
同時刻 東海道線・ムーンライトながら3号車
めぐみ「いくよ、後ろの方5,6号車だからね…」
午前6時53分 試合開始
ショッカー「各選手立ち上がり、ながらのドアが開いて…今スタートしました!おーっと黒リュックが速い速い!」
じゅん「めぐちゃんたちは!?」
ショッカー「市川選手、ちょっと出遅れたか!?あっというまに黒リュック網干行普通列車にゴールイン!他の18きっぱーも負けじとばかりに走る!走る!走る!」
じゅん「大丈夫!?大丈夫よね!?」
ショッカー「おーっと、今度はめがねのオッサン転倒!その間に市川選手後ろへ回った、流すように4人で5号車に飛び込んだ!余裕を見せ付けています!」
じゅん「やったじゃん!」
ショッカー「4人ともしっかり座席をキープ。完勝です!単純にして確実な策が功を奏しました!」
じゅん「すごい!さすが私が教えただけのものはあるわ!」
ショッカー「おっと2号車のドア付近で争い発生!ドアの事でもめてるぞー!あっと暴言で退場だ!その間にベルが鳴った、普通列車発車~!」
じゅん「ははは…」
ショッカー「美濃赤坂に向かってください!」
午前6時58分 試合終了
ショッカー「市川選手は3連勝、姫路選手は連敗を2で止め、黒坂選手はデビュー戦を白星で飾りました。解説は市川選手の高校の先生でいらっしゃいます岡山じゅんさんでした。岡山先生ありがとうございました。」
じゅん「ありがとうございました。」
ショッカー「本日の大垣ダッシュは以上です。では現場にお返しします。」
大垣ダッシュ実況中継
終
終
2.大垣6:58発→米原7:34着 普通3209F・網干行き 221系
涼子「お返ししますって何さ…」
めぐみ「見たことある人だったよね…?」
茶番劇はさておき、東海区間を走る西日本221系。
めぐみ「でも、朝乗る電車ってやっぱりいいね。」
なぎさ「早起きは三文の徳とはこういうことを言うんだな。」
涼子「たぶん違うと思う。」
米原まで36分、なかなか新鮮な感覚で乗ることが出来た。
3.米原7:49発→姫路10:13着 新快速3213M・姫路行き 223系2000番台
お次は関西地区ではおなじみ新快速列車。12両中の後方に当たる9号車を狙う。入ったとき後ろ8両の行先は『岡山』を指していた。
ももか「これで岡山行くっていうの?」
めぐみ「…たぶんそうなるんじゃないかな?」
座席確保に成功。もう一度外に出ると行先は『姫路』を指していた。
ももか「ハッキリしなさいよ…」
発車。草津ぐらいで立ち客が多くなる。
なぎさ「乗ってきたな…。」
めぐみ「ももちゃん、今のうちに寝ておいたほうがいいんじゃない?」
ももか「何?」
涼子「そう言ってるんだし、寝なさいって。瀬戸大橋見れなくてもいいの?」
京都である程度客の入れ替わりがあるが、乗る客も多く混雑する。大阪でまた客の入れ替わりがある。大阪を過ぎ…
車掌「本日この列車、姫路より先岡山まで臨時で延長運転いたします。」
岡山まで乗りとおし決定。神戸を過ぎると立ち客があまり見られなくなる。
めぐみ「トイレ行っていい?」
なぎさ「え、何だって?」
めぐみ「トイレ行っていいかって。」
涼子「行ってきなさいよ。」
3.米原7:49発→岡山11:41着 新快速9313M・岡山行き 223系2000番台
姫路から先、岡山まで行く人は思いのほか少なかった。
めぐみ「意外だったね。」
ももか「知らないのかな?」
なぎさ「まあな、臨時で時刻表無かったら知らないわけだから。」
めぐみ「それか、位置的な問題とか?」
これまで9号車に乗ってきたが前4両が切り離され、5号車となる。先頭は1号車なので中ほどに位置するが、この区間を走る定期列車が通常4両の場合が多いこと、さらには10分ほど前に定期列車が走っていることを考えるとあまり乗らないのは想定範囲内だろう。(駅すぱあと2005年10月第1版で調べた結果)
こうして延長区間ではあまり混雑することなく、米原から実に4時間近い長距離乗車であった。
4.岡山11:59発→児島12:34着 普通535M・児島行き 115系
そのままマリンライナーでは面白みが無いので、普通列車に乗る。
めぐみ「毎回同じじゃ飽きるよね。」
なぎさ「そうだな…、こういう普通で行くのもいいんじゃないかな?」
ももか「…2人で行って来なさいよ。」
涼子「それだったらうどん…」
ももか「ああ、そうだったね。」
5.児島12:38発→坂出12:53着 快速マリンライナー29号・高松行き JR四国5000系
四国に渡る手段として選んだのはやはり定番のマリンライナー。
めぐみ「なぎ姉、私たち今瀬戸大橋渡ってます。」
なぎさ「わかってる。」
めぐみ「長かった…。どうにかして、なぎ姉を本州から抜け出させたかった…。」
なぎさ「おいおい。」
ももか「誰か言ってたよね、『それ魅力』って。」
なぎさ「そういえば…」
6.坂出12:56発→高松13:27着 普通146M・高松行き JR四国6000系
坂出にいたのは珍しい車両。予定通りだったが、乗り換える。
なぎさ「311系?」
めぐみ「ドアの上のはE217?」
そして発車。
めぐみ「E217…っぽいけどちょっと違う?」
中は311系のようなのである程度快適に過ごせる。途中の端岡で快速サンポートに抜かれるが、121系だったので気にしないことにする。そして坂出から31分、名古屋から7時間11分で高松に着いた。
予告編

めぐみ「それからというと接続列車は加古川行きとなり、2009年3月には『公式戦』が通年では行われなくなりました。余談ですが、岡山への臨時運転はこの日(だったと思う)以降行われておりません。そして2005年四国連絡船うどんの旅、次回最終回となります。」
めぐみ「え?通算1000アクセス突破おめでとう?ああ、こんな誰も見ないようなものでも見る人いるんですね。では2000アクセスに向けて、これからもアクティー’s レイルロードシアターをよろしくお願いいたします。(プロデューサー・快速アクティー3765M)」