デンワデ・ショッキング
めぐみ「こんばんは。」
こんばんは。
めぐみ「毎晩熱帯夜です。」
そうですね。
めぐみ「24時間テレビの季節です。」
そうですね。
めぐみ「元となったアメリカの番組は出演者一同ノーギャラです。」
そうですね。
めぐみ「同じようなフランスの番組もノーギャラらしいです。」
そうですね。
めぐみ「日本ではギャラが支払われます。」
そうですね。
めぐみ「チャリティーの意味無いです。」
そうですね。
めぐみ「障害者を使って感動させようなんざ私には通じません。」
そうですね。
めぐみ「だから2009年は見ませんでした。」
そうですね。
めぐみ「ここで皆さんにお知らせがあります。」
そうですね。
めぐみ「ももちゃんの手荷物にはまだ若干の余裕がございます。」
そうですね。
さくら「はい、ふざけたトークもその位にして。」
そうですね。
めぐみ「東北旅行編第6夜だったね。」
そうですね。
さくら「時間を2006年8月22日、午前5時46分に戻しましょう。」
そうですね。
めぐみ「本編見てくれるかな?」
いいとも!
はじめての東北・第6夜
最終日の朝、前日のリベンジを果たそうと女は燃えていた。
ももか「(小声)おはようございます。今、朝の5時50分の少し前です。今日は昨日のお返しといわんばかりにヤツを襲おうと思っているわけですよ。」(ヤツ=めぐみ)
そして…
ももか「おはようございま」
なぎさ「ごめん、また騙しちゃった。」
ももか「……」
ももちゃんのキョトン顔及び茶番劇はさておき、このホテルは前払い式だったのでチェックアウト時はフロントに鍵を返すだけでOKだ。
そして駅に向かう途中の自販機であるドリンクを大量に購入。そしてコンビニで朝食を調達し、最終日、水戸から旅は始まった。
1.水戸6:34発→我孫子8:02着 普通(取手から快速)342M・上野行き E531系
予定では1本後の、横に止まっている415系に乗る予定だったが、前日に4ドア、つまりE531系で運転される列車を確認しており、E531系に乗ることに。
めぐみ「あ…、乗る位置間違った。」
乗車後だったので車内を移動し、2号車へ。
めぐみ「予定言うよ。」
常磐線を我孫子まで乗り、我孫子から成田、そして成田空港を見学。成田空港のあとは成東
ももか「待って、何で成東行くのよ。帰ればいいじゃないの。」
めぐみ「もうちょっと乗ろうよ。」
成東に向かい、特に何をするわけでもなく千葉、そしてあとは総武快速線と東海道線で帰るだけ。3日間の旅もめでたく終わる。
ももか「相変わらずだったね…」
茨城といえば…
ももか「なぎ姉、甘い饅頭とかケーキとかはもういいよね。」
なぎさ「お前が言うな…」
ももか「だったら何が好きなのかって考えたのよ。ドリンク系ってどう?」
なぎさ「ドリンク系か…。」
さくら「え、それって…?」
ももか「茨城に来たからにはね、あるでしょ?マックスコーヒー。」

※2006年当時のデザイン(画像引用:利根コカ・コーラ)
茨城といえば、マックスコーヒー。原材料表示は通常使用量の多い順に表記されるが、マックスコーヒーは加糖練乳、砂糖、コーヒーの順に表記されている。非常に甘いコーヒー飲料だ。※現在は全国で購入可能です。
ももか「マックスコーヒーなんてどうかなって。」
めぐみ「私も飲んだこと無いから、飲んでみるね。」
飲んでみる。
めぐみ「あ、甘いけど、大丈夫な気がする。」
ももか「じゃあ決まりね。3本勝負、私に勝てるかな?」
なぎさ「勝負しろってか。ああ、やってやろうじゃないか!」
なぎさ「あ、甘い…」
ももか「何だこんなもんだったの。」
めぐみ「ももちゃん完全に油断してるね。」
さくら「ちょっとやめた方がよかったんじゃない?」
そして3本目…
ももか「へへーん、もう私の勝ちね。」
なぎさ「なん…だと…!」
そして両者一気に飲み干したときだった。
ぶはっ!
吹いちゃった。
なぎさ「……。」
さくら「女の子なのに見苦しい…。」
ももか「はい、なぎ姉の負け!」
なぎさ「思ったとおりだ。」
ところで…
さくら「交直流車ってデッドセクションに入ると電気消えるんだったよね?」
めぐみ「電気消えたね。」
北陸での経験からデッドセクションに入ると消灯するものと思い込んでいた。しかし…
めぐみ「消えない?」
なぜ消灯しなかったのか、Wikipediaの説明。
2.我孫子8:24発→成田9:04着 普通833M・成田行き E231系松戸所属車
上野から直通とあって10両だ。
東我孫子
さくら「もう雰囲気変わっちゃった。」
湖北
ももか「湖どこ?」
新木→布佐→木下
めぐみ「『きおろし』って。」
なぎさ「どう考えても『きのした』だよな。」
小林
なぎさ「今度は『こばやし』かい。」
安食→下総松崎
ももか「しもうさ『まんざき』だってさ。」
さくら「普通はどう考えても『まつざき』だって。」
成田
40分の乗車終了。成田空港に向かうには28分待つ必要があった。
3.成田9:32発→成田空港9:43着 快速エアポート成田・成田空港行き E217系
28分待つ間に買ったもの。
ももか「何コレ?」
めぐみ「買ったの。何か酸素が入ってそうで。」
飲んでみる。
ももか「どう?」
めぐみ「おいしくないね。レモンフレーバーはいらない。」
11分で成田空港に到着。今回は学生証を持参してもらったが、成田空港の改札の外に当たるセキュリティエリアに進入するために身分証明書が必要だったためである。
見学。
(Wikipediaより引用)
見学終了。
めぐみ「まだ帰らないよ。」
ももか「ああ、そうだったね。」
さくら「どこ行くんだったの?」
ももか「成東でございます!」
4.成田空港11:00発→佐倉11:26着 快速1166F・東京行き E217系
5.佐倉11:31発→成東12:00着 普通345M・総武本線銚子行き 113系
成東へ。
ももか「成東行ったところで観光とか何もしないんでしょ?」
めぐみ「しないよ。」
成田空港からちょうど1時間、成東に着いた。
めぐみ「…帰ろっか。」
6.成東12:10発→千葉13:00着 普通1350M・千葉行き 113系更新車
特に見るものも無いので、今度こそ帰るだけ…。
しかし最後に思いもよらないことが待ち受けていた―
めぐみ「こんばんは。」
こんばんは。
めぐみ「毎晩熱帯夜です。」
そうですね。
めぐみ「24時間テレビの季節です。」
そうですね。
めぐみ「元となったアメリカの番組は出演者一同ノーギャラです。」
そうですね。
めぐみ「同じようなフランスの番組もノーギャラらしいです。」
そうですね。
めぐみ「日本ではギャラが支払われます。」
そうですね。
めぐみ「チャリティーの意味無いです。」
そうですね。
めぐみ「障害者を使って感動させようなんざ私には通じません。」
そうですね。
めぐみ「だから2009年は見ませんでした。」
そうですね。
めぐみ「ここで皆さんにお知らせがあります。」
そうですね。
めぐみ「ももちゃんの手荷物にはまだ若干の余裕がございます。」
そうですね。

そうですね。
めぐみ「東北旅行編第6夜だったね。」
そうですね。
さくら「時間を2006年8月22日、午前5時46分に戻しましょう。」
そうですね。
めぐみ「本編見てくれるかな?」
いいとも!
はじめての東北・第6夜
私たちが初めて圏外進出を果たすにあたって、特に理由も無く選んだのは東北地方南部でした。2006年8月20日、初日は東北進出を第一目標に、東海道線と東北線を乗り継いで福島県は郡山へ。2日目、郡山から仙台に入り、松島海岸。松島海岸から仙台に戻り、仙山線で山形、そして三度仙台から、常磐線を南下し水戸へとたどり着きました。そして最終日、私たちの目的は東北南部だけではありません。ではどこへ行ったのでしょう?
2006年8月22日(火)午前5時46分 茨城県・水戸市内のホテル最終日の朝、前日のリベンジを果たそうと女は燃えていた。
ももか「(小声)おはようございます。今、朝の5時50分の少し前です。今日は昨日のお返しといわんばかりにヤツを襲おうと思っているわけですよ。」(ヤツ=めぐみ)
そして…
ももか「おはようございま」

ももか「……」
ももちゃんのキョトン顔及び茶番劇はさておき、このホテルは前払い式だったのでチェックアウト時はフロントに鍵を返すだけでOKだ。
そして駅に向かう途中の自販機であるドリンクを大量に購入。そしてコンビニで朝食を調達し、最終日、水戸から旅は始まった。
1.水戸6:34発→我孫子8:02着 普通(取手から快速)342M・上野行き E531系
予定では1本後の、横に止まっている415系に乗る予定だったが、前日に4ドア、つまりE531系で運転される列車を確認しており、E531系に乗ることに。
めぐみ「あ…、乗る位置間違った。」
乗車後だったので車内を移動し、2号車へ。
めぐみ「予定言うよ。」
常磐線を我孫子まで乗り、我孫子から成田、そして成田空港を見学。成田空港のあとは成東
ももか「待って、何で成東行くのよ。帰ればいいじゃないの。」
めぐみ「もうちょっと乗ろうよ。」
成東に向かい、特に何をするわけでもなく千葉、そしてあとは総武快速線と東海道線で帰るだけ。3日間の旅もめでたく終わる。
ももか「相変わらずだったね…」
茨城といえば…
ももか「なぎ姉、甘い饅頭とかケーキとかはもういいよね。」
なぎさ「お前が言うな…」
ももか「だったら何が好きなのかって考えたのよ。ドリンク系ってどう?」
なぎさ「ドリンク系か…。」
さくら「え、それって…?」
ももか「茨城に来たからにはね、あるでしょ?マックスコーヒー。」

※2006年当時のデザイン(画像引用:利根コカ・コーラ)
ももか「マックスコーヒーなんてどうかなって。」
めぐみ「私も飲んだこと無いから、飲んでみるね。」
飲んでみる。
めぐみ「あ、甘いけど、大丈夫な気がする。」
ももか「じゃあ決まりね。3本勝負、私に勝てるかな?」
なぎさ「勝負しろってか。ああ、やってやろうじゃないか!」
試合開始

ももか「何だこんなもんだったの。」

さくら「ちょっとやめた方がよかったんじゃない?」
そして3本目…
ももか「へへーん、もう私の勝ちね。」
なぎさ「なん…だと…!」
そして両者一気に飲み干したときだった。

なぎさ「……。」
さくら「女の子なのに見苦しい…。」
ももか「はい、なぎ姉の負け!」
試合終了
さて予測したとおり、土浦に来ると混む。そのために後ろに5両連結し、15両で上野へ向かうのだ。なぎさ「思ったとおりだ。」
ところで…
さくら「交直流車ってデッドセクションに入ると電気消えるんだったよね?」
めぐみ「電気消えたね。」
北陸での経験からデッドセクションに入ると消灯するものと思い込んでいた。しかし…
めぐみ「消えない?」
なぜ消灯しなかったのか、Wikipediaの説明。
直流区間と交流区間を隔てるデッドセクションでの主回路切替は E501 系と同一の仕様で、ATS-P 地上子を用いた自動切替である。専用地上子を設置しない水戸線での運用を考慮し、切替ボタンによる手動切替を併設(常磐線においても可能)する仕様も同一である。車内照明は直流電源方式で、デッドセクション通過時には蓄電池からの供給に切り替わるため、基本的に消灯しない(交直流切り替えが手動で行われた場合は、この限りではない)。
約1時間半で実質的に快速となる我孫子に到着。列車単位では通勤ラッシュはまだ中盤戦だったようだが、成田に向かうためラッシュを楽しむわけでもなく降りる。2.我孫子8:24発→成田9:04着 普通833M・成田行き E231系松戸所属車
上野から直通とあって10両だ。
東我孫子
さくら「もう雰囲気変わっちゃった。」
湖北
ももか「湖どこ?」
新木→布佐→木下
めぐみ「『きおろし』って。」
なぎさ「どう考えても『きのした』だよな。」
小林
なぎさ「今度は『こばやし』かい。」
安食→下総松崎
ももか「しもうさ『まんざき』だってさ。」
さくら「普通はどう考えても『まつざき』だって。」
成田
40分の乗車終了。成田空港に向かうには28分待つ必要があった。
3.成田9:32発→成田空港9:43着 快速エアポート成田・成田空港行き E217系
28分待つ間に買ったもの。
ももか「何コレ?」
めぐみ「買ったの。何か酸素が入ってそうで。」
飲んでみる。
ももか「どう?」
めぐみ「おいしくないね。レモンフレーバーはいらない。」
11分で成田空港に到着。今回は学生証を持参してもらったが、成田空港の改札の外に当たるセキュリティエリアに進入するために身分証明書が必要だったためである。
見学。

見学終了。
めぐみ「まだ帰らないよ。」
ももか「ああ、そうだったね。」
さくら「どこ行くんだったの?」
ももか「成東でございます!」
4.成田空港11:00発→佐倉11:26着 快速1166F・東京行き E217系
5.佐倉11:31発→成東12:00着 普通345M・総武本線銚子行き 113系
成東へ。
ももか「成東行ったところで観光とか何もしないんでしょ?」
めぐみ「しないよ。」
成田空港からちょうど1時間、成東に着いた。
めぐみ「…帰ろっか。」
6.成東12:10発→千葉13:00着 普通1350M・千葉行き 113系更新車
特に見るものも無いので、今度こそ帰るだけ…。

しかし最後に思いもよらないことが待ち受けていた―

「わかってるよ。泣かせたくないんでしょ?」
次回、東北旅行編完結!(予定)