R1M | MCFWit 自由人masaのブログ

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四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

前後サスペンションのフルード交換でございます。


いつもありがとうございます(^-^)
MCFWitmasa です。

R1Mのサスペンション
15モデルから現行のガス加圧タイプのフロントフォークも分解作業実績がございますので、
当店でメンテナンス可能でございます。


フロントフォーク、
リアサスペンションそれぞれ分解して確認。


リアサスペンションとほぼ同時進行でしたので、
左側のトレーにリアサスのキャップが混ざっていますね。


リアサスペンションフルードは一度も交換されていないので真っ黒でした。


フロントフォーク側は数年前に当店でフルード交換を行ったのですが、
特にREB側が酷く汚れていました。


各部の確認と洗浄を行い
フロントフォーク、リアサスペンションともに組み立て、

サスペンションフルードを注入します。
使用するフルードは、
Moty's さんのショックアブソーバーフルード
M381 SAF


こちらを求めて遠方からお客様が作業依頼でやって来てくださいます。

いつもありがとうございます(^-^)

フルードの粘度はオーリンズのデータ表をベースに M381の3番と7番を調合しています。
※調合比は当社のデータですので非公開とさせていただきます。


リアサスペンションはフルード注入を3段階に分けて、その段階ごとに都度真空引きを行っています。

エア抜きが上手くいくと、
フルード液面はとても落ち着いた表情になります。

ガス加圧前のチェック。
ここで違和感があれば再度エア抜き作業を行います。


ガス加圧式タイプに関しては、
最後に窒素ガスを充填して動作確認。
エア抜きがあまいとダンパーロッドがガス圧を掛けても伸びきって来ないので、その場合もやり直しとなります。


作業が完了すれば、
ステッカーを貼り付けてサスペンションのメンテナンスは完了。



といったところで👋