YZF-R1M | MCFWit 自由人masaのブログ

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四国は香川県にて、
株式会社モーターサイクルファクトリーWit
という会社を設立し、バイクの修理やメンテナンス、カスタムなど
を主に生業としております。

当ブログをお読み頂き、
それが皆様がお乗りのバイクや車を楽しむヒントになれば幸いです。

YZF-R1M のメンテナンス
車輌のセットアップを行わせていただきました。


いつもありがとうございます。
香川県のバイク屋
MCFWitmasa です(^-^)

こちらの R1Mのオーナー様も、
当店をご愛顧くださっているお客様からのご紹介で遠方よりご縁をいただきました。
いつもありがとうございますm(_ _)m

車輌をご購入され、
一年目も近いとのことで車輌のメンテナンスと、

PeOさんの
ゼロポイントシャフト(ピボットシャフト)
と、
ゼロポイントリンクの装着もご依頼いただきました。

ご入庫頂いたタイミングは去年、2023年の12月でしたが、

ゼロポイントシャフトとゼロポイントリンクの納期が年が開けて2月頃との事でしたので、
年明けまでお預かりさせて頂いていたという流れ。

作業内容としては、
ピボットシャフト および サスペンションリンクボルトを PeO さんのゼロポイントシリーズへ変更となりますので、
足周りを重点にセットアップをさせて頂きました。


特別な施工方法があるワケではございませんが、
基本に忠実に。

可動部分をとにかく馴染ませるのと、
現状を整える目的で、
交換する部品は交換し一旦リセットとさせていただきました。

リアサスペンション、
アッパー側のスフェリカルベアリングも注油しながら馴染ませ。



サスペンションのリンクアームの動きが渋かった箇所も当たりを見ながら馴染ませ。




お次はフロントフォーク。
ショックフルード交換のご依頼をいただきましたので、
オイルシールなどの交換を行いメンテナンスさせていただきました。


こちらのR1Mのフロントフォークは加圧式のモデルであるのと、

フォークオイル、
ショックフルードの充填など手順を誤ると元通りの動きになりませんので、

分解でのメテナンスをされる場合はサスペンション専門の業者さんか、
実績のあるお店さんへご依頼ください。

当店の場合は、
ガス充填など治具を製作し対応しておりますので、気になる方はご相談ください。

加圧式のダンパーユニットですので、
ダンパーロッドは内部のガス圧で伸びてくるのが正常な動作となります。


抜き取ったフォークオイルは
このような感じ。

長く快適に。
となれば、新車からであっても5000km~10000kmほどで一度交換とガス圧のチェックまたは再充填。

その後は10000km~20000kmでのメンテナンスがいいのでは?と個人的には思います。


フロントフォークに新たに注入するのは、
交換させていただいたお客様方から良い評価をいただいているMoty's さんの M381 SAF


当店お勧めのブレンドにて対応させていただきました。

足周りのリフレッシュとセットアップが終われば、エンジン周りのチェック。

イグニッションコイル関係へは、
ちょっといいケミカルを使って組み付けています。


スパークプラグは消耗も少ないですので、
もう少し頑張ってもらうことに。



年を越えて~
オーダーしていたPeOさんのシャフトとリンクボルトが入荷。


いつ見ても、いつ触っても
良いモノですよ。


各部のセットアップは既に完了していますので、
サクッと交換。


リンクボルトもセットアップは完了済みですので、サクッと交換。

一度使うとやめられない
このサスペンションリンクボルト。

数本サンプルを持っていますので、
見て触って質感を確かめて下さればと思います。


車輌のセットアップが完了したタイミングで、
エンジンオイルとオイルフィルターも交換。

エンジンオイルは、
Moty's さんの M151H を。

粘度は初回ですので40番からとさせていただきました。


オイルの粘度は、
エンジンの個体差やオーナー様が感じたフィーリングや、遊び方に合わせてブレンドでの粘度、フィーリング調整も行っていますので、

リピートされる際には、
こうしてみたい、こうなって欲しい。
を、お伝え下されば少しづつですがご希望にアジャストして行けるかと思いますので、
ご遠慮なくご要望下さればと思います。

この他、
Moty's M747 :クーラント
Moty's M361 :ブレーキフルード
その他諸々で作業完了でございました。


といったところで👋