こんにちは!

むすたーはむです。

 

相変わらず、ジャガイモばかりの毎日ですが、パンが食べたくなって、久々にレンジ米粉パンを作りました。

製パン用米粉を使い、タッパー1つで作れるやつです。

短時間(45分くらい)で出来上がり、洗い物も少なく、忙しい方にとてもおススメです。

早朝3時とかに起きなくても、普通に起きて作って、お昼にサンドイッチ弁当も間に合うかもしれません(o^―^o)ニコ🥪。

これまでも色々レシピを載せてきましたが、こちら↓が一番ベーシックなレシピです。

 

 

ところで、最近また、オートミールが流行っているのでしょうか( ゚Д゚)。

スーパーで1種類だったオートミールが、6種類くらいに増えて、売り場も拡大していました。

 

オートミールは子供たちが好きで、朝食にスープと混ぜて出すことがあります。

でも、パンに入れても、雑穀パンみたいになって美味しいかも!

と思ってやってみました。

 

こちらでは、食品添加物と洗い物を極力減らした、確実においしいレシピなどを紹介しています。

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こちら↑はひきわりタイプのオートミールを使ったもの。

1歳児の魔の手が写りこんでます!

 

 

こちら↑は押し麦タイプを入れたパン。

個人的には、粉砕していないこっちの粒がしっかりしているもののほうが、プチプチ感があって好きです。

どちらも同じ水分量で作れます。

 

では、材料です。

使ったタッパーは、7cm四方くらいの角形ポリ容器1個分(約430ml)の百均のもの。

 

 

■材料

 

米粉(製パン用ミズホチカラ)…100g

オートミール…大さじ3(18g)

てんさい糖(もしくはきび砂糖)…6g(小さじ2)

植物油(ひまわり油、太白胡麻油など)…8g(小さじ2強)

インスタントドライイースト…1g

塩…1g

ぬるま湯…110~115g

 

オートミールは穀物の中でも意外と脂質が多いので、植物油をほんの少し減らしました。

カロリーを気にする方は、さらに半量にしてもいいと思います。

 

では、手順です。

①電子レンジ可のタッパーに米粉、砕かないままのオートミール、砂糖、ドライイーストを順に入れ、スプーンでよく混ぜる。

 

 

②35℃くらいのぬるま湯を入れる。粉類が底の隅に残りやすいので、よくかき混ぜる。

白神こだま酵母を使用する場合は、お湯を少し取り分けて、予備発酵後加えて下さい。

 

 

③粉気がなくなり、なめらかにトロリと流れ落ちるくらいになるまでよく混ぜる。

 

 

④植物油と塩を加え、さらによく混ぜる。

 

 

⑤油浮きが無くなり、混ぜた跡がつかないくらいトロトロと垂れてくるようになったら生地の完成。

これまでよりかなりゆるめの生地ですが、発酵中にオートミールがある程度吸水するので大丈夫です。

 

 

⑥タッパーに軽く蓋をして、オーブンの発酵機能(または40℃の湯煎)で25~35分発酵させる。

 

 

⑦1.7倍くらいに生地が膨らんだら発酵終了。蓋を外し、表面に水で霧吹きをする。

 

 

⑧電子レンジ500wで20秒ずつ5回、その都度90°向きを変え加熱。下半分に火が通り色が変わったらさらに1分半加熱する。

プレーンのパンレシピでも書きましたが、このように加熱は分けて行って下さい。急に長時間加熱すると大きな穴が空くことがあります。

 

 

⑨表面に白い生っぽい部分が無くなり、完全に乾いていたらできあがり。

 

 

⑩クッキングシートを敷いたお皿に、タッパーをひっくり返してパンを出す。熱いのでやけどに注意。粗熱がとれたらラップをかける。

 

 

⑪熱いうちは包丁にくっつきやすいので、よく冷めてから切り分ける。1枚ずつラップに包んで冷凍可。固くなってしまったら500wで20秒する。

カリッとさせたい場合は、一度レンジで温めてから、トースターで2分ほど焼く。焼きすぎると、煎餅のように固くなるので注意!

 

一番のポイントは、オートミールを砕かず水でも戻さず、はじめから加えてしまうことです。

もち麦や十六穀などの雑穀をパンに入れる場合、発酵直前の生地に、柔らかく戻した雑穀を具として混ぜ込みます。

その感覚でオートミールも戻してから混ぜる、というのを初めに試したところ。

混ぜているうちに粘りが出て、ゴテゴテの生地になってしまいました。

できあがりも、気泡が大きくて見た目も食感もスカスカしたスポンジのよう😵。

 

 

↑上が戻したオートミール、下が戻さないオートミールをはじめから加えた写真。

キメの粗さと細かさが、一目瞭然です。

というわけで、一番おいしくできた、この作り方に落ち着きました。

戻す必要がないので、逆に楽になって良かったです(^^♪

 

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過去レシピにも随時設置していきます。

とても励みになって、歓声上げて喜びますので、ぜひ(o^-^)尸~''。

 

 

そういえば、レンジ発酵、というのもやってみました。

これは、村上祥子さんという方が20年位前に考案したものだと記憶していますが…

パン生地に電子レンジ弱(200wくらい)を短時間かけると、それが刺激となって発酵が15分くらいで完了する、というようなものでした。

米粉パンでももしできたら、発酵時間が短縮されて全工程30分くらいでできあがる、世界最速の米粉パンになるかも?!

とワクワクしてレンジ米粉パンでもやってみた結果です。

 

①200wで20秒×2回(1回混ぜて、もう1回)

⇒1.7倍ほどに膨らむまでの発酵時間が25分で、元々の時間(30分)と大して変わらず…

逆に気泡が粗く、できあがりには亀裂が入りました。

 

②200wで40秒×2回(1回混ぜて、もう1回)

⇒イーストさんがお亡くなりになったもよう(´;ω;`)。

全く発酵せず、40分後にイーストを追加し、逆に時間が倍かかるという!

 

というわけで、米粉パンではうまくいきませんでした。

なぜかな?と思って図書館本でよくよく調べてみると。

レンジ発酵は、小麦パンでグルテン形成の段階を早めているそうな。

あっ…。

では、グルテンのない米粉パンでは、生地が温まる以外にメリットはないかもしれません( ;∀;)。

 

なにはともあれ、オートミールが手に入りやすいこのご時世、栄養も食物繊維も豊富にレベルアップした米粉パン、ぜひお試しください(@^^)/~~~。