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MAKOTOのMovie Station ~マコたにのブログ~

鹿児島出身で今は横浜に住んでいます。映画が大好きで、ジャンルを問わず観てます。映画の話題が多いですが、本を読むのも好きなのでその感想記事や散策した時の様子も載せたりしています。
よろしくお願いします。

「別冊マーガレット」に2008年~2015年に掲載され単行本の累計発行部数は365万部突破の青春ラブストーリー『青空エール』(河原和音)が実写映画化。

近年では青春ラブストーリーが数多く映画化されていますが、今作の『青空エール』は世代を超えて共感でき感動できる作品に仕上がっていました。

劇中で少なくとも3度は涙が込み上げてきました。

夢に向かってひたむきに努力し続けることの尊さ、その頑張っている人に対して送る「エール」の大切さを思い起こしてくれる映画でした。

 

◇主人公の小野つばさ(土屋太鳳)は、北海道札幌にある白翔高校に入学すると吹奏楽部に入部する。吹奏楽部と同様に野球の強豪校でもある白翔高校が甲子園に出場した際にトランペットで応援するのがつばさの夢。

同じクラスで野球部の期待の新人・山田大介(竹内涼真)が甲子園に出場する夢を語るのを聞いたつばさは、大介に応援し続けることを約束し同時に淡い恋心も抱く。

 

吹奏楽部でトランペットの練習を始めたつばさだったが、現実は甘くなかった。同じ1年の水島亜希(葉山将之)に未経験者が足を引っ張らないでほしい、部をやめてほしいとまで言われてしまう。白翔は、高校吹奏楽の甲子園と言われる普門館で開催される全日本コンクールへの出場を目指して顧問の杉村容子(上野樹里)の指導の元、厳しい練習の日々を送っていた。

それでもひたむきに練習に励むつばさは、大介と励まし合いながら一歩一歩夢に向かっていった。

つばさの「大介君のこと、好きって言ったら困る?」という告白に大介は今は野球に集中したいからと友達のままでいようと告げる。

そんなふたりの高校一年目は、全国コンクール、甲子園出場への夢を果たせずに終わり、2年が過ぎ、先輩達が果たせなかった夢を自分たちがつかむための最後の挑戦が始まった。

そこには越えなければならない試練がふたりを待ち構えていた。

 

◇時代が変わっても変わらないものってありますよね。

「青空エール」で描かれている高校生達の学校生活には普遍的なものを感じます。

吹奏学部の部員達が「一心不乱」を合言葉にひとつの目標に向かって一体となって頑張っている姿に心動かされます。もちろんいざこざは起こりますが、先輩や顧問の先生が揺るぎない信念の元に導いていく。部員同士でもがきながらも乗り越えていく。

大介とバッテリーを組む同級生の城戸保志(堀井新太)の友情、つばさの友達の脇田陽万里(松井愛莉)の友への思いやり。

失恋したのに友達として健気に大介を応援し続けるつばさは可愛らしくて、勇気も与えてくれる。

『スィングガールズ』(2004年)やドラマ『のだめカンタービレ』で演奏者の役を演じた上野樹里が、母校の吹奏楽部の顧問の役を演じるという演出には、何か受け継がれるものの大切さをリアルに感じられました。

 

言葉で伝えきれない青春映画の傑作『青空エール』、お薦めです。

 

青空エール (2016年 日本)

公式サイト

監督 三木孝浩

脚本 持地佑季子

出演 土屋太鳳 竹内涼真 葉山将之 堀井新太 小島藤子 松井愛莉

平祐奈 山田裕貴 志田未来 上野樹里 

 

主題歌 whiteeeen「キセキ~未来へ~」 MV