「CR-1」施工講習に受講しました!ってブログです。 | カワサキプラザ宇都宮北@宇都宮カワサキバイク屋

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栃木県宇都宮市北エリアにあるカワサキブランド専売店【カワサキプラザ宇都宮北】です。最新情報はもちろん、日常業務ネタやイベントレポート、ゼネラルマネージャー日記を混ぜながらお届けします。

前回のブログの続きです。先日は当店サービススタッフと共に山城さんへ「CR-1」施工講習受講のためにお邪魔しました。


朝から夕方まで1日みっちりというヘビーな内容とスケジュールです…実習と座学のセットで学びました。

【新車で施工実習】
すでに施工のご依頼を頂いているご成約新車車両を用いて、順々に説明を受けながら作業していきます。もちろんスタッフ一同心を込めて施工させていただきます!

①下地処理

新車といえど場合によっては、タンクとシートが接触しやすい箇所の「シミ跡」や複雑な外装の凹み箇所に「ホコリ」があります。それらをしっかり除去しないと施工の際に「キズ」になってしまうので、エアブローと専用の水拭きクロスで処理した後には、シート内側の「シミ跡」を特殊なコンパウンド液と専用ポリッシャーで磨きます。

②洗車と脱水

水道水でバイク全体を洗い流しながら、ホイールやエンジンなどの油分を除去します。その後に希釈した特殊な親水シャンプーを含んだスポンジからの「泡」をバイク全体に優しく「着ける」イメージで洗います。

しっかりと洗い流した後は、水垢にならないよう入念にエアブローし、専用の水拭きクロスで直接水分を除去します。その後数時間、室温および湿度の整った室内にて乾燥させます。

③手塗りコーティング
外装やタンクなど手での塗り込み&拭き取りができる箇所に、コーティング液剤をじゅうぶんにしっかり染み込ませた「超極細繊維クロス」で、塗り込み箇所の周りを囲んで内側を塗るといったように丹念に塗り込み作業します。

数十秒後ほど乾燥させたら反応が出てくるので、専用の拭き取りクロスで平滑に塗り伸ばす感じで拭きます。

各箇所のコーティング膜を重ねて硬度を確実にしていく意味で、上記の工程を「3回」繰り返します。

④ガンコーティング

複雑に入り組んだ形状箇所であるエンジン、ホイールスポーク、ハンドル周り、フェンダーやウィンカーなどは、コーティング液剤を入れて微調整した低圧式エアーガンを使用し、様々な角度から一定の距離を保ちながら、この工程を「3回」繰り返します。

⑤乾燥硬化
施工した車両を同様に室内で約120分保管乾燥させます。しかし、理想的な乾燥期間としては、完全なる内部のコーティング硬化を視野に入れると「2週間」かかります。ちなみに大抵の施工依頼者は待つそうですよ。

【座学講座】
コーティングの分類、ガラスコーティング
の種類、各ガラスコーティングの成分の違い、化学的根拠を取り入れながら、コーティング液剤と水分及び水との相性について
面白おかしくご説明いただきました(笑)

…と、このように1日受講し、当店も「CR-1」施工ショップになることが出来ました!また、おかげさまで既にお客様から施工依頼を頂いております。これからは一台一台心を込めてコーティング施工させていただきますので、施工内容や料金などお気軽にお問い合わせ下さいね(^ ^)


最後にみんなで記念撮影!丁寧かつ分かりやすい講習をしてくださった講師「田代先生、吉田先生」ありがとうございましたm(__)m