2017.1.13

それはライブが始まって2曲目を名渡山くんが演奏し始めた時だった。

 

静かにウクレレを奏でる名渡山くんがスポットライトで浮かび上がると、ステージが広がり、客席から遠のいて行った。

 

遠のいていくように見えた。

 

大きなステージに立つ名渡山くんが見えた。

 

見えたような気がした。

 

誕生日という節目に、また1ステップ、階段を上がっていく。

 

あの一瞬を感じただけで、この夜は満足だった。

 

「ああ、もう、ここではないんだなぁ…。」という、ほんの少しの淋しさを感じながら…。

 

名渡山くんの好きな“ラフロイグ”で一人、乾杯をしてみた。

 

土曜日の朝からこんな感傷的なことを書いてしまうほど、昨夜のライブは印象に残るものでした。

他にもいくつもの驚きがありましたので、それらを含めてレポートしたいと思います。

 

 

期日 2017年1月13日(金)

 

時間 19:30~22:00

 

場所 Motion Blue YOKOHAMA

今回で3回目となるここでのバースデーライブ。

変わらずに素敵なお店でした。

雰囲気も、音響、照明も、そして接客も。

「ここでのライブ、歳をとるまで続けたい…。」と語る名渡山くん。

ぜひ!続けて欲しいです。

 

さて、この夜の驚き、1つ目は…オープン18:00、スタート19:30のライブでしたが、16:00には既にお客さんが並んでいたんです。

早い時間に並ぶ人は年々増えていましたが、今回も凄かった!

そういう私もこの時間に行っていましたが、他で時間を潰して、並んだのは17:00。

17:30には30人以上の人が並んでいました。

 

この日は名渡山くんのバースデーということで、ライブ開始前に注文したのは“ラフロイグ”。

以前、ラジオで「好きなお酒は“ラフロイグです。」と名渡山くんが言っていたのを思い出し、メニューで見つけて迷わず注文。

一人で乾杯していました。

 

そして、1stステージが始まりました。

 

この夜、驚いたことの2つ目…オープニングが、なんとMichael Jacksonの「Black or White」!

ライブ初披露というこの曲。

リリースされたのが1991年だから、名渡山くんが生まれる前なわけで、その曲を選んだことにも驚きましたが、演奏・アレンジが本当に素晴らしかった。

名渡山くんの手にかかればどんな曲もウクレレ1本で表現されてしまう。

TOTOの「Africa」をウクレレソロで聴いた時以上の衝撃でした。

 

そして2曲目。

冒頭に書いたシーンで演奏されたのは「いつも何度でも」。

演奏はいつもと変わらずに素敵でしたし、特別な演出やMCがあったわけではないのですが、弾き始めてまもなく、広いステージで演奏する名渡山くんが浮かんで見えて…。

演奏や照明、雰囲気もあったのでしょうが…わかり易く言うと“オーラ”が違ったということなんでしょう。

Motion Blueはもちろん、アットホームなJazzmalさんでのライブは大好きですが、もっと大きなステージに立つ人なんだなぁと思った瞬間でした。

 

そして、驚いたこと3つ目…1stステージはすべてウクレレソロで、そしてライブ初演奏の曲ばかりを披露してくれたということ。

こんな演出、セットリストは初めてです!

 

「誕生日にこんな素敵なライブができることに感謝。家族、友人、スタッフ、ファンのみなさんに感謝。そして…音楽に感謝!」

 

「これまでに触れてきた大好きな曲を披露したいと思います。」

 

そんなMCの後、“鶴丸”くんから“古都音”ちゃんに持ち替えて演奏したのはMISIAの「Everything」。

原曲は2001年にリリースされ、ドラマ「やまとなでしこ」の主題歌としてミリオンセラーを記録した曲。

この曲だけではありませんが、ぜひCDで出して欲しい。

聴いている人たちがみんなそれぞれの想いを秘めながら、うっとりと聴き入っていました。

 

続いて披露してくれたのはWhitney Houstonの「Greatest Love of All」。

 

「一番好きかもしれない…。」

 

名渡山くんがそう言ったこの曲は、1986年にリリースされた、Whitneyの最高傑作といわれ、自身が最も大切にしていた歌である。

曲が素晴らしいのはもちろんですが、歌詞も素晴らしかったんですね。

 

2015年7月にインスタグラムでちょっとだけ聴かせてくれたこの曲。

今回、改めて、素晴らしい演奏を、本当に気持ちを込めて聴かせてくれました。

実は以前にも1度だけ、練習で…と言いながら演奏してくれたことがあるんです。

その時のことを思い出して…感動してしまいました。

 

“古都音”ちゃんから“8代目”さんにバトンを引き継いで演奏してくれたのは、松田聖子の「瑠璃色の地球」。

1986年リリースされたアルバムの収録曲。

合唱用にもアレンジされたこの曲をウクレレ1本で聴かせる…天才が想いと努力を込めると、何でもできるるんだなぁと改めて感じました。

 

続く初披露の曲は…と思って、静かなイントロに聴き入っていると…?

 

「これってWay To Go…だよね…。」

 

「初披露の曲は緊張感が凄くて…つい、慣れ親しんだ曲になっちゃいました…。」ということで、とてもスローなスタートで始まったこの代表曲でしたが、いつのまにか、いつもの激しい、超絶な「Way To 5」に!

そう、このアレンジは初披露ということで「Way 2 Go」でも、「Way To Go」でもなく、「Way To 5」として聴かせてくれました。

 

続いてCéline Dionの「Beauty & The Beast」。

ディズニー映画「美女と野獣」でおなじみのこの曲。

アニメ映画史上初のアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品の世界観をハーモニクスを多用して表現しきった演奏。

そのまま映画の挿入曲として採用されても不思議ではない、キラキラした素敵な演奏でした。

 

1stステージのラストは、再び“鶴丸”くんにて、なんと、あの、Bon Joviの「Livin On A Prayer」。

CMでも流れていた名曲で、おじさんには懐かしさが込みあげてきました。

2ndステージは、バンドメンバーが全員登場し、「Tears Of Joy」からスタート。

ここからはオリジナル曲をたっぷりと聴かせてくれました。

ウクレレソロもかっこいいけど、やっぱりこのメンバーは凄いです。

 

そして…改めて挨拶する名渡山くん…「みなたん…」?

噛みました。

わざとだろ!

いいえ、わざとじゃありません。

「初めて1曲目で帰りたくなりました…。」と恥ずかしがる名渡山くんでしたが、大うけでした!

 

続いて、この夜、4つ目のサプライズ!

「チョコパイだいすーきー!」と歌う「Chocolate Banana Pie」。

ライブでも全員で歌うことが多いこの曲のことが、めぐりめぐってロッテさんに伝わり、なんと!ライブ来場者全員分のロッテチョコパイが差し入れられたとのこと!

もー超大盛り上がりっ!

曲もいつも以上に盛り上がって最高でした。

ライブ終了後に出口で全員に配られたチョコパイ。

もったいなくて食べられないので、ロッテさんに敬意を込めて、買って帰りました。

次は「Athlete」。

これまでのライブでも、YouTubeでもその超絶ぶりを披露してくれる“アニキ”こと菊池亮太さん。

この夜も“神ってる”演奏を聴かせてくれました。

凄いです!

 

2ndステージも後半、一転してしっとりと聴かせてくれたのは「Angel」。

音楽のことは専門家ではないのでわかりませんが、この4人の組み合わせは最高だなーと思いました。

KAZUさんのドラムが頼もしい先輩のようにリズムを刻んで曲を組み立て、澤田さんのベースがまるで両親のようにしっかりと曲を下支えをして厚みを持たせ、菊池さんのピアノが気の合う友達のようにデュエットをする。

特にベースはウクレレと同じ弦楽器ということもあって、音域の狭いウクレレの低音部をカヴァーする、相性のいい組み合わせなんだろうなぁと思いました。

 

そして「Do The Ukulele」で再び盛り上がって、いよいよラスト。

 

ラストは、今回のライブタイトルにもなった「Always Beside You」。

名曲です。

テレビから流れるこの曲を聴きたい方は、ぜひイマジカBSに「いつも まぢかに」の再放送かDVD化の要望をしましょう。

あの作品のラストに流れるこの曲は絶品です。

 

本当にあっという間のステージで、名残惜しむ拍手の中、1度退場した名渡山くんがアンコールに応えて再び登場。

 

本当の最後はアニキとのデュオで「Your Smile」(Acoustic Version)。

客席の誰もが最高の笑顔になったところでライブは終了。

 

メンバー全員がステージに上がって、名渡山くんと澤田さんが恋人つなぎをしながら?最後の挨拶。

 

 

本当に嬉しい驚きがたくさんのライブで、名渡山くんの演出へのこだわり、想いを十分に感じることができた夜でした。

 

もちろん、私にとっては冒頭のシーンが最大の驚きというか喜びというか…。

 

ということで、今年のバースデーライブのレポートはここまで。

 

今後もいくつものイベントがあって忙しいであろう名渡山くん。

 

たくさんのファンが全国で待っています。

 

この日も福岡から駆けつけたファンもいて…だから、健康に気をつけて、素晴らしい演奏を届けてください。

 

最後に、友だちからとっても美味しいお土産、お心遣いをいただきました。

この場を借りて、ありがとうございました。