新聞にロシアで行われた国民投票で憲法改正が賛成は多数で行われることになったという報道がありました。建前は憲法改正!本音は終身プーチン大統領だと以前から言われています。もうすでに20年も大統領になっているという話ですが、こんなことがあり得るのですね。考えてみれば社会主義というのは一極集中になりやすい傾向があるように思います。70年も続いてきた社会主義国ですから。民主化しても根っこにはその傾向があるのかとも思います。新聞にロシアのマトリョーシカになぞらえて、プーチン人形を1つ開ければプーチン2つ開けてもプーチンとどこまでもプーチンが続くと比喩されていましたが、まさに独裁の感があります。同じ習近平さんももうすでに続投の法案が通り、共産党独裁にまい進中です。コロナの混乱に乗じて世界に打って出る手法はあまりにも強引なやり方で腹立たしい感もあります。
そんな中清華大の許章潤教授が政権批判をしたことで逮捕されるという事態が起こりました。この教授は逮捕されることも覚悟で自分の国を憂いだれかが言わなければいけないという信念から批判の論文を出したようです。それに対する共産党の罪状は売春の疑いだそうです。なんともお粗末な対応で恥ずかしくないのかとも思います。人は弾圧を受ければ抵抗し向かってくるのは歴史の必然です。中国の人もそういう人が増えつつあるのだと思います。
北朝鮮は言うにあらずです。先日その北朝鮮の問題を学者が解説していました。北朝鮮は社会主義にあらず、1部資本主義が導入されている国だと。社会主義なら平等に富を分けるはずですが、党の上層部のみが潤い地方の農村は疲弊して餓死者もいる現実だと。そして資金源は世界中に張り巡らした要員によって保険詐欺、労働者の送り込みによる搾取、武器輸出など相手国をだますようなことは平気で国を挙げてのギャング集団になっているという話です。いくら経済封鎖をしても抜け道で潤っているということです。困っているのは利益の分配を受けられない多くの国民なのです。
目下アメリカも自国第1主義の自己中の塊のようなトランプさんで国は混乱状態です。大国といわれている国々がこれでは世界のまとまりようがありません。
コロナは少し地球環境を良くした感はありますが、このような指導者の暴走を引き起こしているような気もします。ある学者はこのような危機には強い指導力が求められるので独裁者が出やすくなるという話をしていました。メデアを使って自分の指導力を使えばいとも簡単に国民を先導できる怖さがあるということです。特異な状況に乗っかる問題をしっかり見極めないといけないのです。報道も人の求める方向に流れますし、フェイクニュースで混乱が起こる時代だということを意識しないといけないのです。
周りを見渡せば先がどうなるか空恐ろしきなることばかりです、コロナとともにこれからの世界の不安がつのります。世界が平和を望んで進んでいるという期待は夢になりつつあるかのようです。コロナの出現で見えていなかった本質が浮き彫りにされたようです。これからの世界はどこに向かうのか?不安は増大しますが、許教授のようにできなくとも、せめて平和を望み続ける人になろうと思います。