冬になると華やかな花も少ないので訪れることの少ない植物園です。

 「そういえば長いこといってないなあ・・・そろそろウメは咲いているかしら?」という期待をしながら久々に植物園に入りました。思い立つのが遅かったので、入り口に到着したのが3時40分です。そうだ冬は閉園時間もは早かったような!

 「4時半までですので」と言われ急ぎ足に・・・入り口に開花情報が載っていたパンフを見つけて

 「梅が咲いているんですね?」と聞くと

 「ちょっとわかりません。」と答えられました。ということはこの情報は予想なのかしら?とぶつぶつ言いながら入場しました。今の一番は椿や山茶花でこちらはちゃんと咲いていました。ですがある場所では全く咲いていないところも!遅咲きでしょうか?まあ花にもいろいろ都合があるんでしょう!

 椿と言えば木に春と書くんですから、気分的には春が来たって感じなのでしょうか?でもまだ冬真っただ中!どうしてこんな名が付いているんだろう?と不思議に思いながら、前に進みました。山茶花が花盛りでした。童謡サザンカサザンカ咲いた道で始まる「たき火」を思い出されます。冬の寒さにも耐えて花を咲かせるサザンカは「ひたむきに困難に打ち勝つ」と言う花言葉です。同じツバキ科ですが咲く時期が違うのです。どちらも咲いているのは今頃かもしれません。秋から冬に咲くサザンカのバトンを受け継ぎ冬から春まで咲くのがツバキだということになります。だから木へんに春なんですね。でもこのツバキ花がぽとっと落ちるので首が落ちるというふうに受け取られて嫌われているという話も聞きます。でも花言葉は「控えめな美しさ」だそうで昔から人気の花だったようです。お茶室にも一輪椿が飾られているのもよく見かけます。一輪だけでも結構な存在感があるなあと思ったものです。

 そこから進むと期待していた梅の木はまだまだ時期遠しと言う感じでつぼみも見かけませんでした。がっくり!でも歩いているとほんのりいい香りが漂ってきました。蠟梅でした。花の色は黄色であまり派手ではないですが、匂いは強烈です。いい香りに包まれました。大きな黄色い実が遠くから花のようにも見え近づいてみましたらかりんの実がたわわに実っていました。黄色く色づいて見た目美味しそうですがこのままでは食べられないので見るだけです。鳥たちも啄まないのかしら?ちょっと色が地味だけど水仙も一面に咲いていました。

 池には静かな植物園は私たちの空間とばかりに白鳥が2羽泳いでいました。花と緑のセンターの出口に面白い花を見つけました。まるでサクランボのようです。「チェッカーベリー」という花でした。来月になれば梅もほころぶかなあ・・・