今団塊の世代の大量退職増加で、その後どうするかを迷う人も多いはず。今まであくせくわき目も振らず、職場に通ってきた人の区切りとしての定年退職制度。でも年金問題や様々な社会変動、物価変動、円高による不景気などのことを考えると先行きの不安で、手放しで定年を喜べないですよね。男性の場合家庭に入ると嵩高く、迷惑そうにされるとか。で、減額になっても、嘱託でほそぼそ勤める人も多いみたいですね。この本はそんな年齢の男性3人が、子供のころの悪ガキ集団のように集まり、地域社会に貢献していく話です。3匹の個性もそれぞれで、その違いを生かして、問題解決をしていくのですが、その中に若い世代との交流が生まれ、互いに認め合うようになっていくのです。「今の若いもんは」という言葉は、いつの時代にも通じる言葉ですが、最近の地域社会では、自己中の空気が漂い、世代格差が広がって、接触もあまりないように思います。先日ある年配の人が「地下鉄の階段で、高校生の男の子に鞄をひっかけられ階段を滑り落ちて前歯がかけたのに、その子は助けることもせず、駅員さんが注意しても学校に遅れるのでと行ってしまった。」とまた、交差点で若い母親が前と後ろに子供を乗せた自転車に乗っていて、お年寄りをひっかけたのに、謝らないので近くにいた人が謝る様に注意したら、「生きているのが迷惑なんや!」という言葉を吐き捨て、乗っていた子供が「そうや!そうや!」とはやし立てたとか。聞いてショックで言葉も出ません。其の人もそのうちにお年寄りといわれるようになるでしょうに!この本にある世代間同士の交流本当に必要だなって、思いました。とても面白い本ですよ。