5番 レフト 大山。
岩貞vs田嶋という左のエース同士の対戦ということもあり、阪神のスターティングメンバ―は4番以降ずらっと右打者が並んでいます。
注目はクリーンナップの打順入れ替えと、好調陽川の抜擢でしょう。
試合展開はまさに互いに一歩も譲らない素晴らしい投手戦でした。
何と5回まで両先発ともにヒットすら許さない完ぺきなピッチング。スコアボードにはたこ焼きが10個、そして両軍無安打ということでたこ焼き2つ増量のサービス付き。ちなみに直後の糸井マルテでつまようじが添えられるあたり、気が利いています。
さて岩貞は直球の球威、スライダーの決まり具合ともに申し分なくシーズンに取っておいてほしい内容です。
開幕第2戦の先発が有力視されますが、昨季読売相手に被打率.185と「巨人キラー」の健在ぶりを示した左腕には、今年も期待せざるを得ません。原口とのコンビにはグッとくるものがありましたね。
そして6回以降は帰ってきた男たちが続々登場。
6回 桑原謙太朗 21球 被安打2 奪三振2 自責点1 最速143km/h
「点は取られてしましましたが、またこの1軍の舞台で投げることができたのは収穫です。次は結果も求めてやっていきたいと思います」
7回 岩崎優 11球 被安打0 奪三振0 自責点0 最速139km/h
「まず試合で結果が出たことが良かったです。状態的には万全ですし、開幕に向けてボールはまだ強くなっていくと思うので、これから調子を上げていくだけです」
8回 島本浩也 15球 被安打1 奪三振1 自責点0 最速141km/h
「久しぶりの登板でしたが、落ち着いて投げることができました。ただ、まっすぐの力であったり、細かいコントロールをもう少し上げていけるように頑張りたいと思います」
桑原はスライダーの切れが素晴らしく失点を許したものの横幅をうまく使ったピッチング。岩崎は140km/hに満たない真っすぐで打者を押し込めています。島本はややバラツキはあったものの勝負球はコースに行っておりピンチの場面で注文通りのセカンドゴロ2つは復帰したばかりとは思えません。あと5km/h以上は皆さん出せると思いますが、万全のコンディションになったら5回で試合が終わることを確信した復帰戦です。
T-岡田にさっそくリベンジできたエドワーズも十分やれる力は示せたでしょう。
一方の打線は散発3安打としょっぱい内容ですがポジティブな点を。
抜擢の陽川が3打席チャンスをもらい無安打ながらも第2打席で7球、第3打席でなんと10球を投じさせるという別人のような姿を見せてくれました。マルテがさすがの集中力で1本打ったものの主軸候補の調子が上がらない現状、十分今後に期待を持たせる姿勢が見えたのではないでしょうか。
田嶋、山田、海田と対左の対戦が続いたボーアについて。サウスポーにこれで18打席ノーヒットとなりましたがボール球を見逃せており、打球が上がらないものの比較的反応良く捉えられている印象で、十分我慢する価値があるとみます。
サンズの脱落が決定した中、大山に未だ1本が出ない状態は歯がゆいですが、こちらも我々ファンとの根比べです。
ちなみに上本がポロッとこぼしたのが6月以降では野手初の失策というまさかの状況。
打力△ 投手力◎ 守備力◎???
投打の状態は昨季同様でも、守備の上積みがある分優勝や!というのはもう少し待つことにいたしましょう。

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