『すべての人は、よい人生を生きることを願っている。それなら、人は、悪い心でよい人生を生きることはできるだろうか。人を
だましたり、人を蹴落としたりしながら生きてゆく人が、よい人生、幸福な人生を生きていると君は思うかい?
悪い心になった時、人はよい人生を生きることができなくなるのだから、生きる目的だって、本当はなくなっているんだ。
悪い心になってまで生きなければならない理由なんか、本当はないんだ。このことに気がつくのが怖いから、世のほとんどの
大人たちは、適当に悪いことをしながら、悪いことをしている自分をごまかしながら、なんとなく生きてゆくことになってい
る。こういう人生を幸福な人生だと君は思うかい?
もし君が本当に幸福な人生を生きたいと願うのなら、だから、遅かれ早かれ、死への恐怖と対面し、これを克服しなくちゃな
らない。今すぐでなくてもいい。でもそれはいつか必ずしなくちゃならないことだ。難しいことだ。大変なことだ。これは人
生の一番大変な課題なんだ。だって君は、幸福な人生を生きなくちゃならないからだ。
大丈夫、そう思っているなら、そう思っているそのことで、必ず幸福な人生を生きることになる。たとえどんなに不幸な時
代であっても、幸福な人が不幸になることだけは決してないと、約束するよ。』
これは、
息子が中学2年生の14歳になった時の誕生日に送った本の中にあった、前半の“はじめに”の一部を抜粋したものです。
今日、息子に渡してから7年が経とうかとゆう時に、息子の本棚から見つけて読んでみた。
プレゼントをしたものの中身を読んだことのなかったけれども、“はじめに”から中々どうして、激しいことが書いてある本だなと
感じた。
いじめる側といじめられる側との例えばなしからの始まりで、、、、。
まだ、「はじめに」の、そこしか読んでないけれど(笑)
自分でいうのもなんだけど、
本を息子の誕生日に渡すとは、、、なかなか洒落たおやじだと我ながらに思った
そして、内容もなかなか強烈に残る
うん、
我ながら
真っすぐな息子に育ってよかった。
今、20歳になりもうすぐ21歳だ!
就職活動なんて始めたりしている
立派に育ったものだ!!
そして、偶然にも間違ったことをさせるような親にならなくてよかったと思う!
ウソが正義になるような
こんな時代でも
自分自身にウソついて誤魔化して
王道を歩けないようなら
騙されたって
このまんま
真正面からぶつかって
自分自身にウソつかないで
“王道”
を歩いて行ってもらいたい!!
ウソだらけな世の中だけど
親なら我が子にはカッコ悪い生き方をするな!
と
胸張って言ってやるぜ!!
ま、そのおかげもあって貧乏暇無な人生ではあるけれど
ま、それなりに幸せで
胸張れて生きてます
さ、7年前に息子にあげた本の続きを読もう、、、
魂畜生