新型ボディ固定アイテム「ロックンロール」の開発 | エムプロ製品開発のブログ

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ラジコン用パーツ開発・製造秘話


皆さんはの中でRCワールド9月号に掲載された上記弊社広告をご覧に
なった方もいらっしゃると思います。

ラジコン車のボディを固定するのにボディから黒いボディポストが高々と飛び出し
それにボディピンをはめ込む、と言う方法が個人的にはどうしても好きになれず
何か良い方法は無いものかと常々考えていました。

当初はノック式のボールペンの構造を応用して、ボディの上から固定アイテムを
差し込み、押すことでアイテムからボディ側の固定穴に引っかけような物
が出ることでボディを固定する。ボディをはずす時にはもう一度ボディ側のアイテム
を上から押すことで前記引っかけが引っ込みアイテムが自動的に飛び出してくる
ような機構を考えていました。

しかし、ボディ側のアイテムを上から押して固定することは、逆に車が横転して
コースにボディ側のアイテムが押された場合、簡単にボディが外れてしまう
危険性もあるのです。

ボディ搭載時の位置決めや固定の確実性等を考慮すると、やはりボディを貫通
させるしか無い、との結論は早々に出たのですが、どうしても構造的に複雑になり
価格が高くなることを避けることができなかったのです。

次に考えたのは、古典的な方法ではありますが「押し回して固定する」方法でした
厳密に言えば、上記方法もやはり車が横転した時にボディ側のアイテムがコース
に接触した時に「押されて」「回る」可能性も無いわけではありません。がしかし、
現状のボディピン方式においても外れる場合が多々あるので、外れるリスクは
同等であろうとの予測から試作品の製作に取り掛かりました。



 
上記写真が試作第1号です。最終形と全く形がことなりますが、これがスタートなのです。

黒いゴムパッキンがついた物がボディ側アイテムで、その右側がシャーシ側に取り付ける
物です。ボディ側のアイテムの中心に穴が開いているのは、ボディポストをそこに通す
ことによってボディ側アイテムの固定をより確実にするためです。
(もちろんボディポストはアイテムの上端で切断し、ボディ上部に出ないようにします)

ボディ側のアイテムを押し回してボディを固定する方式を採用しています。ボディ側
アイテムが簡単に回らないようにシャーシ側からボディ側アイテムに対して上方向に
バネを利用した構造にすることによって、荷重をかけるようにしています。

試作第1号は、ボディの固定と言う機能においてはほぼ満足できる状態ではありましたが
問題点(課題)がありました。それは
1)ボディポストはボディから上に出ないが、黒い先端が見えてしまう
2)ボディ側アイテムが回らないようにバネによって上方向に荷重をかけているが
  ボディを押さえる荷重はゴムパッキンの厚み方向の荷重のみ
3)バネを利用した構造は組み立てが必要になり、価格的に高価になってしまう

の3点だったのです。