2番目の従来と全く異なる密閉構造については、
産業用のガス、液体の密閉構造をヒントに若干の変更を加える構造をベースとしました。
しかし、ここからが大変でした。
上の図を見ていただくとわかりますが、オーリングを押し付けることによって、
ダンパーシャフトをくわえ込む構造にしているため、強く押し付けると「渋く」なってしまい
逆に弱いとオイル漏れが発生し易くなるのです。さらにオーリングの硬さも影響してくるのです。
オイル漏れのテストはシャーシを改造してダンパーを自動的に上下運動(シャフトは固定)させる
評価機を作り、1分間に1500回程度の上下運動を5分継続してオイル漏れを確認する
方法を採用しました。
こうして決定したオーリングの押し付け量で量産に入り現在販売をしている次第です。
途中だいぶ省略していますが、最近はショップ様のイベントにも顔を出していますので、
どうかお気軽に声をかけてください。ここでは書いていないさらに詳しいお話もさせて
いただきます。
最近は化学合成オイル、鉱物オイルが増えてきているようですが、シリコンオイルに増して
これらのオイルはシリコンゴムに浸透しやすくなっています。
そこで、エムズ・プロダクトとしては鉱物オイル専用のスリーブダンパーオーリング用の
専用オーリングを発売する運びとなりました。
これは現状の白色のオーリングと異なり黒色のため、間違えることも無く、且つ
鉱物オイル専用なのでオイルが浸透することも無く、スムーズな動きを長期にわたって
味わうことができます。
