大原朝市、いってきました。
農業経験の全くない私が、農業にどういう形で関与できるのか、想像すらできませんでしたが、視察2日目にして、ぼんやりと方向性が見えてきたような気がします。
最初は、日本の農業の最大の弱点は、農家1戸当たりの作付面積が小さいことにあり、それが原因でいつまでたっても大規模化するための資金的余裕が生じないのだ、と思っていました。
故に、農業生産法人などの資本を集約できる仕組作りをお手伝いすることができれば、資本注入が可能になり、→大規模化→効率化達成→収益改善→次なる投資、という好循環を生み出すことができ、問題解決に至れるのではないか、という安易な考えをしていました。
しかし、大原の農家の皆さんが考えていることは全く逆で、安心安全な農作物を、ただ純粋に、消費者の手に届けたいという思いをもっているだけでした。大規模化や効率化を望んでいる人は、全くおられませんでした。
そこに大原の野菜の強みがあり、差別化の原点があるわけで、改めて自分の見識のなさと、程度の低さを反省した一日でした。
畑違いの分野に飛び込んでいくには、その人たちの生活や仕事を間近で感じることが何よりもまず重要であるはずが、現場で起きている問題も直視せず、ともすれば、自分の価値観だけで物事を前に進めようとしていたことが、とても後ろめたく感じました。
自分の勝手な思いは当面しまいこんで(当然にそういった需要はどこかにあるはず、と思っていますが・・)、お忙しい農家の人に、せっかくなら、PDCAを実践してもらいたく、作付計画を提供してもらって、個別品目ごとの原価計算でも実施してみようかと思っています。
そうすれば、少しは現状の農家の方の大変さがわかってくると思うし、何が問題で、それをどうやったら解決できるかが、見えてくるのではないかと思っています。
いい歳した大人が、夏休みの自由研究をしているかのようになってしまっていますが(笑)、決して暴走しているわけでなく、真剣に若手の本当にやる気あふれる新規就農者の方の支援ができればと思っています。
ただ、『支援をしたい』、が、今のところは逆に新規就農者の方から学ばせて頂いているだけですが、それでも今日は本当に有意義な一日でした。
よそ者を招き入れていただいた大原の若手就農者の方には、本当に感謝です。
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原田公認会計士事務所
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