今日は原発の再稼働について思うところを記します。
私は、3.11の直後、原発の事故調査委員長となった畑村教授が言っていた言葉がとても印象に残っています。
その要旨は以下の通りかと思います。
「想定の範囲」を作ってしまえば人間はその範囲でしか思考しなくなる。
→ゆえに、想定外をつくらないためには、「想定の範囲」をつくらないことが大切。
原発再稼働の条件として、「津波の最高到達点が何mだから防波壁の高さは何m必要」とか議論していますが、これらは所詮「想定の範囲」を作っているにすぎません。
想定の範囲を決めたことが、甚大な事故に結びついたはずなのに・・・、と考えてしまうのは私だけでしょうか。
これについて、「想定の範囲」を作らなければ、何も行動できないと反論する人がいるかもしれません。
しかし、電気は原発でなくても作れるし、節約しようと思えばまだまだ節約の余地はあるはずです。
仮に百歩譲って、想起しうる最悪の事態を仮定し「想定の範囲」をつくったとしましょう。
しかし、その「想定の範囲」が経験則に基づく判断によるものである限りにおいて、「想定の範囲外」が0となることはありえず、ほとんど想起しえないほどわずかな確率によって引き起こされる原発事故によって、国家予算の何割もがつぎこまれ、何十年・何世代にも及ぶ影響が周囲何百キロという範囲内で起こるわけです。
このように考えれば、原発の再稼働など有り得ないと考えるのが自然と思うのですが、おかしいでしょうか。
それとも、原発を再稼働させなければならない理由が、電力供給以外に何かあるのでしょうか。
いずれにせよ、様々な利害関係抜きに真剣に考えなければならない問題だと思います。
原田公認会計士・税理士事務所


でしょう。
率直に、もっと色んなコンサートを聞いて、少しは文化性のある人間になりたいと思いました



