凝りもせず再び館山にイワシを求めて行きました。
波が高くなければ灯台下の磯へ父を連れて行ってあげられるのですが、生憎の海況で館山になった次第です。
父にそれを伝えると「夏バテなので・・・」と最初は遠慮していたが、早朝のみの釣りだと伝えると行く気になった。
仕事お終えて実家へ行き、父と道具を車に乗せて現地に着いたのは24時前だっただろうか。既に結構な数の場所取り勢がいて、自分たちは残り最後かもしれない僅かなスペースに入った感じ。でもイワシを狙うには十分な環境だった。
明るくなるころから釣り開始。コマセを巻くと凄い勢いでイワシが寄ってきて爆釣モード。前回よりも一回りサイズの大きなイワシがコンスタントに釣れてくれる。
他の人がたまにソウダガツオを釣り上げるが、次第にその勢いが増してくる。このまま釣りを続けられるかわからない場所だけに自分もジグを投げて必要な分だけソウダをゲット。
ソウダの処理をしている最中に父が本来釣りたいサイズのイワシを釣り上げた。本人も驚いていたが自分も欲しかったサイズのイワシを釣ってもらえて嬉しかった。
自分もソウダの処理を終えてすぐにイワシ釣りに戻るのだけど、コマセを巻いてもイワシが寄ってこない。寄ってくるのは小~中サイズのメジナ。中にはウメイロだかタカベのような魚体もいた。
時計に目をやると時刻は6時。コマセを巻くとソウダしか来なくなったのでイワシ釣り終了。近くに止まっていた船が離岸したので最後に父にソウダを3匹釣ってもらって納竿としました。やっぱりよく引く魚とのやりとりは楽しいと言っていましたし、暑くなる前に退散出来て良かった。
持ち帰り。
計10匹だったかな。
スケールがないので解り辛いですが、これでも20cmくらいのマイワシなんです。
その日の晩はもちろん・・・
左側はソウダの腹側の身、右側は上の身。
上の身のモチモチとした触感は驚きだった。
それにしてもあっさりとしているのはいいのだが、これといった特徴もなくなんだかつまらない。一昔前の初ガツオのような鉄分を感じる風味もない。生姜醤油で食べると生姜の味しかしないくらい。
腹身も特別なものはなかったので、アサツキなどの小葱と敢えたると良いかもしれないと思った。
一番上のは父が釣った良型イワシです。
あとはこれ
100匹あっただろうか、全部自分で処理したところで母が寄ってきては全部酢洗いにされてしまった。新鮮なのに、まぁ酢が好きなら仕方がないけど全部やらなくてもいいでしょうにと思った。
自宅に3匹ほどソウダを持ち帰って・・・
試してみたくなるもんです、小葱まぶし。
それと左下はソウダガツオで作ったシーチキン。脂のないカツオだったのでいいかなと。
オリーブオイルに唐辛子とニンニクを入れて火にかけて頃合いを見計らってソウダ投入。塩コショウをしてしっかり火が通ったら今回は軽くつぶしてフレーク状に(ダイス状でも良し)。最後にオレガノを入れてみました。
このまま食べてもいいしマヨ混ぜてご飯のお供もよし。パンにも合うと思う。火を入れた方が美味しいし食も楽しめる魚かな。