本日は、MSPの舞台に彩りを与える【照明部】のご紹介です🔦✨


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


こんにちは!

第21回MSP照明部チーフの原なつみです。


照明部は、その名の通り舞台照明をつくる部署です💡具体的なお仕事を紹介する前に…舞台照明とはなんでしょうか?


舞台照明とは、「舞台面や舞台上に立つ役者が見えるように照らすもの」です。

劇場空間は窓も無く、照明が無ければ真っ暗な空間です。そのため、照明によって舞台上を照らす必要があります!照明で照らすことによって舞台上の役者が輝きます✨


また、照明によって時や場所、心情を表現することができます🌿‬


第20回MSP『ハムレット』を例に見てみましょう!




こちらはハムレットたちが亡霊に出くわすシーンの写真です👻亡霊とその他の登場人物でシーリングと呼ばれる、顔を照らす照明の色が違います。亡霊のシーリングを青くすることで、亡霊の冷たさを表現しています🧊




また、こちらはオフィーリアが狂乱して歌を歌うシーンです。空間全体を紫に染めることで、狂ってしまった彼女の危うさ、空間全体に流れる悲しみの空気を表現しています🔮




そして、この照明は城壁のシーンで使われていたものです!石畳のような模様を照明で表象することによって場面を表しています💡


舞台照明の魅力が伝わりましたでしょうか…?



ここからは具体的なお仕事についてご紹介します!照明部の活動期間は、主にアカコモ入りする2週間です。2週間みっちり作業します🔨


それまでの期間はワークショップを数回行います。照明の基礎からきっちり学ぶことができます!初心者でも安心!


アカコモ入り中の作業をご紹介します!

まずはじめに吊りこみをします。吊りこみとは、その名の通り舞台上にある、バトンやサスと呼ばれる棒に灯体を吊りこみます💡


次に、シュートをします。シュートとは、吊りこんだ灯体の向きや照らす範囲を調整することです!


そして、明かりづくりをします。明かりづくりとは、どのシーンでどの灯体をどのくらいの光量でつけるかなどを決める作業です!


ここから他の部署とも合流し、場当たりをします。場当たりとは役者と照明や音響などを本番通りに行い、危険な場所がないかの確認、また、照明や音響の操作の練習をすることです。


場当たりからは、

①オペ

②ピン

③ステージ

という3つのポジションに分かれます!どのポジションもやりがいがあり楽しいです✨


この工程をとり行い、いよいよ本番を迎えます!


大変な作業も多いですが、照明が完成したときの達成感はピカイチです✨ぜひ私たちといっしょに照明部で活動しましょう!ご参加おまちしています🙌