今回ご紹介する部署は【コラプターズ】です📖✨
---------------------------------
こんにちは、第23回MSP『マクベス』でコラプターズのチーフを務めます、情報コミュニケーション学部2年の吉岡優作です。今回は学生翻訳チームであるコラプターズの活動内容とスケジュールをご紹介します!
が、その前に「なぜ翻訳部ではなくコラプターズ?」という疑問を解消しておこうと思います。
コラプターズという部署名の由来はシェイクスピア作『十二夜』にあります。この作品の中に
“I am indeed not her fool, but her corrupter words”
(俺は姫様の道化なんかじゃない、彼女の言葉を堕落させる者さ)
というセリフがあり、「言葉を一度壊して、新しく創造する」という我々のコンセプトに合ったこのcorrupt(堕落させる、訛らせる)が部署の名前に採用されたのです。(と前のチーフさんから伺いました)
それでは本題に入っていきましょう!
・活動内容
コラプターズ(通称コラプ)は、先述のとおり、シェイクスピアが英語で書いた原文を日本語に翻訳する部署です。
活動は「下訳作成」と「検討会」に分かれており、まずコラプターズのメンバーがそれぞれ原文の中の300~400語ほどを担当して下訳をつくります。翻訳をするというと難解な英文と格闘するイメージがあるかもしれませんが、やってみると案外日本語を考える時間の方が長いことに気づきます。例えば
“The king comes here tonight.”
という簡単なセリフも
「王が、今夜ここへ。」(訳・福田恆存)
「陛下が今夜ここにこられます。」(訳・小田島雄志)
「王様が今夜こちらにお越しになります。」
など、これら以外にも様々な訳が考えられます。どの言い回しが自然で発音しやすいか、理解しやすいかなど、色々と考えて訳を創っていく過程には他では味わえない面白さがあります。古い英語なので英文の難しさもありますが、既にプロの翻訳家の方々が出されている訳も参考にしつつ理解していくので、英語が苦手な方でも楽しめると思います。
検討会では文学部の井上先生や演出さんにもご参加いただき、演出の方針に沿ったより良い訳になるように参加者どうしで意見を出し合い、下訳をブラッシュアップしていきます。検討会の醍醐味は他のメンバーのアイデアや解釈に触れて、自分も良い表現が浮かんだり作品の理解が深まったりすること!参加者全員が「おぉ!」と思うような秀逸な訳が生まれて採用されることもあり、ただ翻訳しているというよりも新たに作品を創っていると感じられる場です。
・活動スケジュール
コラプターズのスケジュールはMSPの中では特殊です。活動は2月にはじまり、キャストの稽古が始まる前の7月に終了します。そのため他部署とは異なりアカコモ入り期間には活動がないので、兼任もしやすいです。実際にこれまでの公演ではキャストや楽器隊、衣装部、制作部など様々な部署にコラプターズ兼任の方がいらっしゃいました。また、下訳作成は個人で、検討会はZOOMで行うため、どのキャンパスに通っていても活動がしやすいです。
7月までは週に1回ほどの頻度で約3時間(途中参加、退出も可能)の検討会を行い、それと並行して2~3週間かけてそれぞれの下訳担当箇所を翻訳していきます。
新年度に入られる皆さんには、はじめは既に下訳が出来上がっている3幕までの検討会に参加していただき、5月ごろから下訳作成も行っていただく予定です。自分の書いた下訳が行われる検討会のにはぜひご参加いただきたいです。











