おはようございます。
亡霊役を務めさせて頂きます、文学部文学科演劇学専攻1年の山本柊平です。
名前だけでも覚えて帰っていただければ幸いです。
木に冬です。糸に冬ではありません。僕は終わりません。
ですがこのブログは終わります。
アカデミーコモンホールでまたお会いしましょう。
では。
まあそんな訳はないんですけども。
開始早々失礼いたしました。
改めまして文学部文学科演劇学専攻1年の山本柊平です。一部位だけでも覚えて帰ってください。
御年18歳の僕ですが、やはり幾つになってもイタズラとは楽しいものですね。
さて、皆さんは日常の中で、「終わり」を意識することはあるでしょうか。
僕は亡霊ですから、最近は役作りのために、もっぱら人生の終わり、つまり死について考えています。
刺し殺されてみたり、
毒殺されてみたり、
圧殺されてみたり、
領域展開されてみたり、
希望の花だったり。
稽古場の皆さんは優しいので、積極的に僕を殺してくれます。
別にパワハラとかはありません。
未経験者歓迎のアットホームな稽古場です。
本当です。
僕は嘘をつきません。
まあそんなことは一旦置いておきましょう。
終わりというのはどんなものにも訪れます。
が、ときたま、そこに続きが与えられることがあります。
一度完結した作品に続編が出たりすることもありますし、留年すれば学生生活をもう一年遊べますし、実際、亡霊も死のその先にいる存在ですしおすし。
そして人の縁というのは特にそれが顕著で、同窓会や成人式、それに限らずとも、一度終わりを迎えた縁がまた繋がる、なんて人間関係においてはよくあることです。
もちろん、そうはならないことだってたくさんありますが。
本公演まであと2週間に迫り、この稽古場という縁にも終わりが近づいています。
たくさん笑って、悩んで、血と汗と涙を流した3ヶ月。
いや血は流してないか。
なんにしろ、一人の役者としても、人間としても、僕を大きく成長させてくれました。
この3ヶ月は、間違いなく僕の人生の宝です。
誰一人欠けることなく最後まで走り抜けられたなら、それ以上の喜びはないでしょう。
本当です。
僕は本当に嘘をつきません。
願わくば、この稽古場の終わりにもその続きが与えられたらいいなと、僕なんかは思うのです。
さあ、どうやら約一ヶ月にわたる我々稽古場のお届けするブログも、今日で終わりのようです。
個性豊かなみんなの魅力が、少しでも皆さんに伝わっていたらとても嬉しく思います。
僕もここらでお暇させていただきましょう。
11/4(土)〜6(月)、アカデミーホールでまたお目にかかれることを、稽古場一同、心待ちにしております。
おわり
あ、見つかってしまいました。
せっかくなので、皆さんの日常に役に立ちそうな情報を一つ。
ハンバーガーは上下逆にするとこぼれにくくなるそうです。
やってみてはいかがでしょうか。
ここまでお読み頂き、本当にありがとうございました。
5000兆ジンバブエドルとかあげます。
では。
ほんとうにおわり