■所在地:東京都中央区八丁堀 だいたいこのへん
■アキチ歴:推定半年~1年

前回のすぐ北側の通りに発見。

日本アキチカ計画

googleストリートビューで確認してみたら、ちょっと面白いことが分かった。

日本アキチカ計画

このブルドーザーが置いてある左側のあたり、ストリートビューではまだ古ぼけたビルが建っている。
ということはこのアキチ、もとは2つの異なる区画だったらしい。

まぁ、それだけなんだけどね。
これから建つのは雑居ビルか、それとも住宅か。

日本アキチカ計画

この辺りは昔ながらの建物が密集しているため、隣接している建物がなくなるとエライことに(笑)。
というわけで、間が空いたが前回の続きを。予告通り、アキチとはほぼ関係なくなっております。
日本アキチカ計画
「桜橋」側から見たアキチ。手前に見えるのは取り壊し時にも伐られることなく残された桜の木。

前回出てきた「桜川」について調べてみたところ、なかなか興味深い事実を発見。

この「桜川」、元は違う名前で呼ばれており、「桜川」というのは関東大震災の後、震災復興事業によって河川改修が行われた後に新しく付けられた名だという。しかも「川」と名前は付いているが、元々は江戸時代に開削された堀割だったとか。その長さ、海口よりおよそ八丁(約900m)。そう、この桜川こそが「八丁堀」そのものだったのだ。(正確には南八丁堀というらしい)
桜川は昭和23年から埋め立て始まった埋め立てにより既に存在せず、現在その跡地には西より桜橋ポンプ所、旧労働スクエア東京(アキチ)、桜川公園、桜川保育園、桜橋第二ポンプ所といった敷地が連なっているのが航空写真を見るとよく分かる。

大きな地図で見る
前回リンクした地図(マップファン)の航空写真は取り壊し以前のものらしく、アキチ該当地に建物が見えるが、今回のグーグルアースでは立派なアキチを見ることができる。両者を比較してみると面白い。

あまり入船の方は行かないから知らなかったが、なんと「桜橋第二ポンプ所」は屋上が公園として解放されているらしい。面白そうなので、今度行ってみよう。

日本アキチカ計画
こっちは「桜橋ポンプ所」。残念ながら屋上は開放されず。

日本アキチカ計画
ポンプ所の外壁に描かれた東京都下水道局のゆるキャラ、アースくん

※主な参考URL
中央区八丁堀二丁目東町会 わが町・八丁堀 【特集2】八丁堀の歴史
バス停地名学のすすめ・第237回 【幻の橋編(3)】 桜橋(さくらばし) 前編
バス停地名学のすすめ・第238回 【幻の橋編(4)】 桜橋(さくらばし) 後編
■所在地:東京都中央区新富町 だいたいこのへん
■アキチ歴:約5年

「毎日更新」って書いときながら早くも1日休んだアキチカケイカク、これぞ「日々これテキトー」の神髄です。

今回は前回の銀座から徒歩10分(またか)、同心が今でも住んでそうな街ナンバーワンの八丁堀を紹介。
いや住所表示は新富町なんだけど、新富町っつても誰も分かんないし路地挟んで八丁堀だし八丁堀駅のすぐ近くだからまぁ気にしたら負けの方向でひとつ。
今回は5回目にして大物だ!

日本アキチカ計画
一目瞭然だが、都有地。

フェンスに囲まれた敷地の中には……

日本アキチカ計画
エントツがいっぱい生えてる?

実はここ、5年前までは「労働スクエア東京」という都の建物が建っていた。旧名を「東京都勤労福祉会館」といい、ざっくりいうと労働組合や中小企業主体の公民館・集会所のようなものだった。だから集会の内容によっては街宣車とのバトルが繰り広げられていたこともしばしば。
廃館後建物は取り壊しとなるが土地自体は売却されず、都有地として今日にいたる。
……と思ったら、こんな記事を発見。
東京都有施設など合庁化 労働スクエア東京跡地20090310建設通信

あーなるほどねー、都の合同庁舎が建つんだ。まぁ八丁堀駅徒歩1分の好立地だし、遊ばせとくのももったいないか。こうして貴重な大物アキチが姿を消す……って「11年度までに設計を進める」ということはまだ当分このままですな。

日本アキチカ計画
ハコモノが建っていただけあってけっこうな広さ。リンク先によると敷地面積は約6,200m2らしい。

しかもここ、さらに昔は「桜川」という川が流れていたらしい。調べてて初めて知ったよ!
いわれてみれば、確かにこの敷地の西側には「桜橋ポンプ場」がある。

ていうか桜川のこと調べてたら面白くなってきたので、いったんここまで。
おそらくあまりアキチは関係ない後編へ続く。