雪国 短歌で詠う
今朝の我家の裏側の写真です。豪雪地なのに この位の雪でおさまっています。どうしたんでしょう。まだ屋根の雪もあの程度で 雪下ろしの必要がありません。さてさて 昨年の今頃の写真です。やはり我家の西側の景色です。一応2階部分からの写真。この位は 例年は降ります。そして 昨年の1,2月の短歌茶の道に四十年の姉様の棗(なつめ)に茶入れどちらも花の絵絵本の挿絵(さしえ)のごときと眺めたり四方の山々うっすら冠雪灰色の重たき雪の崩れ落ちて彩り失せた雪国が見える待っていた訳ではないが雪降れば越冬という暮しが始まるギシギシと鈍き音立て屋根の雪ずり落ち始まる暁のころちょっと雪国脱出して・・・八重洲口午後四時の雨を浴びて立つ高層ビルの明かりきらめく田舎の綺麗な雨とは違うらし娘(こ)の差しかける赤きコウモリ傘またひとつ格上げされたと婆笑まう蝋月(るげつ)末日好々爺逝く Normal 0 0 2 false false false EN-US JA X-NONE /* Style Definitions */ table.MsoNormalTable {mso-style-name:標準の表; mso-tstyle-rowband-size:0; mso-tstyle-colband-size:0; mso-style-noshow:yes; mso-style-priority:99; mso-style-parent:""; mso-padding-alt:0mm 5.4pt 0mm 5.4pt; mso-para-margin:0mm; mso-para-margin-bottom:.0001pt; mso-pagination:widow-orphan; font-size:10.5pt; mso-bidi-font-size:11.0pt; font-family:"Century","serif"; mso-ascii-font-family:Century; mso-ascii-theme-font:minor-latin; mso-hansi-font-family:Century; mso-hansi-theme-font:minor-latin; mso-font-kerning:1.0pt;}越冬の野菜で賄(あがな)う日々の食大根白菜姿を変えて押し葉の如く潰れし白菜を雪下より掘る大寒の晴れ間雪降ればただ雪を掻き晴れたれば雪片づける他なき暮らし雪分けて豪雪の朝定期バス走りてゆけり涙ぐましも師のご縁結びて植樹の「銀座の柳」人形館の風情を醸(かも)す昭和の時代に忘れて来た物を醸して笑まう粘土の人形ひとり来て一体一体真向かいぬ粘土の人形その日を映す人形館の玄関出でて雪の降る町に伴う人形の笑み今年は新幹線で賑わっている。我家へのお客様も 長野駅での待ち合わせがなくなり 1時間は確実に早くなったと喜んでいる。京都方面にも さらに新幹線が延伸されれば 旅の範囲も広がる。