(前回の続き)

 

スタート地点に向かうバスに乗ったのは10人ぐらい?

かなり少ないです。

 

1時間ぐらい乗車して、7時過ぎにスタートエリア近くにあるホール(公民館のような場所)に到着。

 

ここでレースナンバーなどをもらいます。

 

ここに直接くる人もいたので、全員で17〜8人ぐらいだったと思います。

 

スタート前に注意事項などの説明がありました。

 

特にこの日は朝から気温が高く、最高気温が30度を超える予報になっていたため、主催者よりくれぐれも気をつけるようにと言われました。

 

私はハイドレーションベストに入れたドリンクのほかに、白いキャップを被り(髪が黒いので太陽を吸収するのを軽減するため)、手拭いサイズのタオルを濡らして首に巻いていくことにしました。

 

膝にはテーピング。

 

このイベントは同時にフルマラソンも開催されていたので、当日に50マイルからフルマラソンに変える人も何人かいたようです。

 

8時にレーススタート。

 

この時はまだ元気

 

とにかく、ペースを抑えてゆっくり過ぎると思うくらいのゆっくりペースで走り始め、体力を温存するため上りは最初から歩きました。

 

ところが、早い段階から左足首(横)が痛くなり始めました。。。えーん

 

3月の8時間の耐久イベントの時にイベントの途中で左足首の前側(靴紐が当たるところ)が痛くなったので、靴紐を緩めにしておいたのですが、それが裏目に出てトレイルを走っている時の足が不安定になってしまったようです。

 

靴紐をかけ直したり結び直したりして、歩いたりゆっくり走ったりしながら様子を見ましたが、10マイル過ぎぐらいで棄権しようかと思ったぐらい痛い。。。泣泣泣

 

オフロードで走ると痛いのがわかったので、その後オフロードの場所ではほとんど歩きました。

 

とにかく暑かったし、もう完走できたら万々歳という気持ちで、ひたすらゴールを目指して歩く・すごくゆっくり走るのみでした。

 

ひたすら続く道。。。
 

時計のナビももちろん使いましたが、この紅白のテープが道標です。
 

連日の晴天で路面はガチガチ
 

 

各CPでボトルに水分を補充。

いつもそんなに水とかを飲まないのに、この時は各CPに着くときにはどっちのボトルもほぼ空になっていいる事が多かったです。

スポンジがあったりしたので、頭にじゃぶじゃぶ水をかけたり、キャップを濡らしたり、首に巻いていたタオルを濡らしたり、できる限り体温をあげない工夫をしました。

途中でコーラも頂きました。美味しかった。

 

固形物は念の為口にしない作戦で。(お腹の調子が心配だったので。)

6マイル毎にジェル補給。

最初の3回はMauten。後半はKMCのカフェイン入りとカフェイン無しを交互に。

途中で空腹感が出た時はSkratch Labsのオレンジグミを2個ずつ食べて凌ぎました。

 

確かCP3あたり(ちょうど半分ぐらい)から、「女性ランナーでトップですよ」と言われるようになり、ずいぶん歩いてても後ろから追いかけてくる人がいなかったので、

 

もしかして、このまま一番でゴールできるかも、、、?

 

と最後のCP(残り10kあたり)を過ぎた時に思いました。

 

ところが!

 

残り5kmぐらいのところで、後ろから軽快に走る足音が聞こえた!

 

と思って振り返ると、同じレースを走っていた女性ランナーがあっという間に私を抜かして走り去っていきました。。。。。

 

うさぎとかめのうさぎの気分。。。。。

 

でも走ってどんどん遠くにいく彼女の後ろ姿を見ながら、

 

猛暑の中で75km走って歩いて、私にはもう彼女を追いかける力は残ってない。

この時点でも走れる彼女の方が強い。

 

天晴!

 

と思いながら、これ以上誰にも抜かされないといいな〜と思いつつひたすらゴールを目指しました。

 

残り3kmぐらい

 

結果:11時間3分1秒

 

女性2位

 

長かった。。。

 

 

 

レース主催者たちは最後のどんでん返しに驚いたのかな。

 

でも、序盤10マイル(16km)ぐらいで棄権しようと思うくらい足首が痛かったりしてた中で、完走できたことだけで満足です。

 

心配だった膝は大丈夫でした。

 

しかし、振り返ってみると色々課題が残ったレースでした。また来年挑戦するかも、、、?

 

次回、レース後の足事情などを記録したいと思います。