すっかり書き忘れていましたが、1月にクロスカントリーのレースに出ました。
イギリスは冬はクロスカントリーランのシーズンのようで、私が住んでいるレスターのあたりではダービーランナー・クロスカントリー・リーグというものがあり、10月から3月までの間に4〜6レースぐらい開催されます。(このリーグレース以外でも、あちこちでいろいろなレースがあります。)
私は雪国育ちなので『クロスカントリー』と聞けばスキーを履いて山の中を走るスポーツだと思っていたのだけど、こっちのは要はオフロードランとかトレイルランとかそんな感じです。トレイルでもないかな。牧草地や森の中を駆け抜けたり、時には川を渡ったりするようです。
イギリスの冬は雨が多いので、こういう牧草地やら森の中は酷くドロドロになります。私はそれを知らなかった。
ランニングクラブに入ってから、一度、五年前ぐらいにこのリーグレースに出たのですが、一応、いわゆるトレイルラン用の靴はこのために買っておいたものの、泥のレベルが想像を超えていた。。。そのレースに出て”酷い目にあった”と思って以来、クロスカントリーレースには出ていませんでした。
それでも、また挑戦してみたい気持ちはあり、去年また同じ靴で別なレースに挑戦。そしてまた”やっぱりまた酷い目にあった”と思い、1レースだけしか出ずにシーズンを終えました。
その後、ランニングショップでパートのお仕事をするようになり、靴の種類などにも少し詳しくなり、今の靴よりも少し泥に強い靴を買って、一月に去年と同じレースに出ました。
新しく買ったのは『Saucony Peregrine 13 GTX』
GTXはGoreTEX(ウォータープルーフ)の意味です。
レースが始まってみると、走り始めてすぐに「サワサワサワ〜」と水が流れるような音が聞こえてきた。
なんと!今年の冬は特に雨が多く、スタートから駆け抜ける牧草地に大きな大きな膝下ぐらいまでもある水たまりができていたのです。
いや驚いた。
靴のウォータープルーフの意味全くなし!
これにはウケました。
ドロドロのところではやっぱりツルツル滑ったけど、でも去年より靴が良くなっているので、それでも走りやすくなっているのを実感。
なんとかゴールしてみたら、タイムも去年より若干速かったです。
でも同じクラブの65歳の女性(速い)に敵わなかった。
クロスカントリー用のランシューズは、走る路面の状態や走る距離によって底のグリップの深さとか、靴の重さとかを選んだ方がいいようで、そんなに回数を履かないのに靴の種類を何足か用意しておかないと対応できないなぁと思う今日この頃。クロスカントリー用のスパイクとかもあるし。。。(これは私はまず履かないけど)
今年も他のレースの予定が合わず、この1回しか走れなかったけど、次のシーズンはまた靴をちゃんと用意して、もう少し何回か走ってみようかな〜と思いました。