なんだか随分前のことのようだけど、3/20から26までの間、イングランド北東にあるカウンティ・ダラム(County Durham)に行ってきました。
この期間に義母の60歳のお誕生日があったので、それをお祝いするための家族&お友達旅行だったのです。



泊まったのはステインドロップ(Staindrop)という所にあるオールド・ロッジ(Old Lodge)



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外観、お城みたいです。


本当に、昔々は近くにあるレイビー・キャッスル(Raby castle) の持ち主がハンティング・ロッジとして使っていた建物で、14世紀に建てられたものだそうな。



築600年以上です。



建物内には巨大でステキな暖炉があって、内装もきれいにしてあって、キッチンやバスルームもきちんときれいにしてあって、卓球台やテーブルサッカーが置いてあるゲームルームがあったり、洗濯機と乾燥機が置いてあるランドリールームもあったりして、今まで泊まったことがあるコテージタイプのところの中ではダントツで一番ステキでした(最上階に泊まった義弟カップルの部屋にはネズミがでたらしいけど)。



建物を出てすぐのところに小川が流れていて、この時期はスノードロップが満開ですごくきれいでした。




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滞在中に行った場所:



ビーミッシュ博物館(Beamish Museum)
1825年と1913年のイギリス北東部の人々の暮らしや町の様子を再現した野外博物館。





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敷地内を移動するためのバス。他にトラムも走っています。

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再現した民家の中で本当にパンを作っていました。

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これは洗濯物の山と編み物の道具がおいてあるお家の様子



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スイーツショップでは実際に買物ができます






ここにいる間に、一瞬だけアニーを見失いました。。。大人が6人もいたのに。幸いにして同じ建物内の別な部屋にいて、アニーの姿を見つけてすぐに「どこにいるのかと思ったよ」と優しく言ったら「このへやにいたんだよ〜!!!」と何故かキレられました。。。




キャッスル・エデン・ディーン(Castle Eden Dene)
人の手によってほとんど開拓されていない森。ファミリー・ウォーキングをしてきました。



ミーは眠いのに小雨の降る中をベビーキャリーで連れ出されて超不機嫌でしたが。。。




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ウォーキングコースの1/3ぐらいのところにある橋


この橋から下を見下ろすとこんな感じ

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写真では伝わらないと思うんだけど、この橋はものすごく高いところにあるんです。下を見たいといったアニーを抱っこして橋から下を覗かせたら、高い所が苦手な旦那にすごく怒られました。それくらい高い。






イグルストン・ホール・ガーデン(Eggleston hall garden )

まだちょっとガーデンシーズンには早かったけど、元教会の廃屋があったりしてみんなで静かに歩いて、カフェでお茶をしてきました。
この日も赤子のミーは眠いのに連れ出されて不機嫌。。。





ダラム(Durham)市内
ダラム大聖堂(Durham Cathedral)





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聖堂って建物の外観を見ただけで威厳みたいなものを感じます。
聖堂内を見た後、カフェでランチをしてから川沿いをみんなでお散歩してきました。




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もう1カ所、ロッジにあった観光名所のフライヤーの中から見つけたソープ・ファーム(Thorpe farm)という所にも行ったのですが、開いていたのは駐車場のみ。。。
当日アニーに「今日はこれからファームに行くよ〜」と散々盛り上げたものの、見れる動物がほとんどいないことが到着後に判明!!
動物達が見られるのはイースターからだと言われ、そのことをアニーに話したら泣き出してしまいとてもかわいそうでした。





そしてそして、この旅行中に私達夫婦の5回目の結婚記念日もありました。
ベビーシッターをしてくれる大人がたくさんいるので、ミーに授乳して寝かしつけた後で、ロッジから車で約10分ぐらいの所にあるパプに旦那と二人でお食事に行かせてもらいました。



スターターで食べたスモークサーモンとエビのサラダはとってもおいしかったんだけど、メインに選んだスキャンピのホールテールのお料理はスキャンピをきらしていてできないと言われ、かわりにカレイのフライ&チップスを頼んだら衣が厚めでガリガリだったのにおさかなの真ん中がきちんと揚がっていなかった。。。お店の人に言った方が良かったねとほぼ食べ終わってから言ってくれた旦那。でもメインをあまり食べられなかったおかげで、デザートにブレッド&バター・プディングが食べられたからいいのです。



5年という初めて迎える節目の記念日に、旦那のご両親と結婚式に日本まで来てくれたアン&アラン夫妻からおめでとうのカードをいただきました。



結婚式のことを思い出すと5年も経った気がしないのですが、イギリスに引越したし、子供も二人生まれたし、5年なりのことをしてきたなと思います。



イギリスに来てから甘えっぱなしの私と子供達を支えてくれている旦那に感謝。これから先、私がしわしわのおばあちゃんになっても、旦那とこの日をお祝いし続けられることを願います。