
私達が今回の日本行きを計画したのは去年の夏。安い航空券をみつけて予約したのはいいものの、9月以降に予想もしなかった円高が始まり、航空券予約当時は1ポンド200円くらいだったのが出発するころには130円くらいにまで上がってしまい、航空券代が安かったのは全然意味をなさないほどになってしまった。一時はキャンセルしても仕方ないとさえ思ったけど、予定通り1月26日のお昼頃に自宅を出発した。
友人:マイクがヒースロー空港まで送ってくれ、道が空いていたこともあり1時間半程度で到着。昼寝をしていなかったアニーは車の中で寝るだろうと思っていたのに、私が隣に座っていて遊んだりおやつをあげ続けていたせいか寝なかった。
早く着いたけどチェックインカウンターが既に開いていたので、手続きをする。待っている人がいなかったので飛行機の混み具合を聞いてみたら、空席が多いとのことだった。座席はバシネット(ベビーベッド)が使えるバルクヘッド(先頭の座席)を指定してあった。
定刻通りの19:00出発。出発30分ほど前に、離陸時の気圧の変化で頭痛等の体調の変化に対応するため、アニーにCalpol(鎮痛剤)を飲ませる。昼寝をしていなかったのと薬を飲んだせいか離陸前に寝る。
アテンダントの人にすぐにバシネットを用意してもらい、アニーを移動。バシネットの重量制限は10.5kg。たぶんギリギリで寝かせてみたら足がはみでていた。
“こんなに簡単に寝てくれるなんて〜。このフライトは楽だわ〜。”なんて思いながら、様子を見にきてくれたアテンダントの人と話をしていたら、アニー起きる。。。結局寝ていたのは1時間くらいで、その後ぱっちり起きてしまう。。。。。私はかなりショック。
旦那と交代で食事をして、アニーにもご飯を食べさせて(でも機内食はほとんど食べなかった)、全然寝る気配のないアニーに『WALL・E』を見せたりしながら過ごし、イギリス時間の23時ごろにやっと寝る。
ホッとしたところで私はジントニックをほぼ一気のみしてダウン。1時間くらいで起きる。私が寝ている間にアニーが一度泣いたらしい。
私はその後も1時間毎にちょこちょこと寝る。旦那は(いつものことだけど)ほとんど寝られなかったらしい。
アニーは時々泣いたりしたものの、5〜6時間程寝る。
日本時間の16:00に成田空港到着。12時間のフライトを無事に終えた。
その後、2時間半の待ち時間があって、そのまま成田空港から新千歳空港へ移動。この飛行機でも離陸前に寝始めて、着陸までずっと寝続けた。
2月3日に新千歳空港から羽田空港に行く飛行機でも離陸前に寝始めて着陸まで寝続ける。
イギリスに戻る2月10日のフライトでは、出発時間が3時間40分も遅れたけど、待っている間に昼寝をしたり、乗ってからもグズグズすることなくほどほどに寝てくれたし(どれくらいだったかは覚えていない)、私も映画を見たりアルコホルを飲んだりもできてそこそこ落ち着いたフライトだった。
飛行機のことを「こーき」と言うようになった。
そして、機内でもらえる(事前に依頼をしておかないといけない)オムツにアンパンマンの絵が描いてあったことから、すぐにアンパンマンを覚える。最初のうちは「ぱぱぱん!」と言っていたのが、2週間の日本滞在中に「あんぱんま〜ん」と言えるようになった。
去年の9月に初めてアニーが飛行機に乗った時、医者から「離着陸のときに気圧の変化によって耳や頭に痛みを感じることがあるから予めCalpol等の鎮痛剤を30分前に飲ませておくといいです」と言われていた。それを今回の全てのフライト(日本国内線は離陸時のみ)でも実行したのが効果があったのか、離着陸時に泣くことはなかった。
というわけで、初めての長時間のフライトは特に困ったことも無くこなすことができた。これは旦那の手助けがあったことと、アテンダントの人たちがケアしてくれたおかげでもある。
お世話になったみなさま。ありがとうございました。
