いよいよ婦人科へ来た。
旦那もついてきてくれた。
病院には慣れていないので、毎回とても緊張する。
番号を呼ばれて診察室に入った。
私の曖昧な記憶から、今の週数を予測した上で内診をした。
「あー妊娠はしてますね」
とエコーを見ながら先生が言った。
そんな感じで発表するんや、と器具を入れられた状態で淡々と思った。
というか、「妊娠はしてますね」ってどういう事なんやろう。
「は」って何なんだろう「は」って。
よく話を聞くと、
算出した週数だと、もう少し大きくなっているはず。
出来たけど、成長が止まっていてこのまま流れる可能性もある。
ということだった。
「このまま順調に成長したら、出産をする妊娠ということでよろしいですか?」
という先生の問いに、旦那が元気よく
「はい!」と即答してくれたことは嬉しかった。
大きさから見て5~6週でしょうと言われた。
どこから数えて5~6週なのか、よく分からなかったけれど。
受精卵が出来てからということ?受精卵になるのはその日のうちって事?
種たちの寿命って短かった気がするし…
イマイチピンと来ない小さい楕円が写ったエコー写真と、
イマイチ確定ではない妊娠の診断をもらって
本当は旦那と肩を組んで叫びたいくらい嬉しい事だったけど
1週間後にまた来てくださいといわれ、不安が拭えないまま病院を後にした。
そのあと喫茶店のランチでカレーを食べ(最近噂で聞いたけど妊娠中にカレーはよくないらしいねよく分かってないけど)いつから禁煙するかの話し合いになった。
私はカートンでタバコを買っていたので、家にあと一箱ストックがあった。
未練をなくすために、それを吸いきったらすっぱりやめようと思う。
と伝えたら、旦那も同じタイミングで禁煙すると言い出したので、
ちょっとビックリして、それはやめてくれと言った。
旦那は私の倍くらい吸う、割とヘビーなスモーカーだ。
私は嗜好品としてのタバコを愛している。
旦那とタバコを吸っている時間も、とても好きな時間だった。
禁煙するだけで私はいつの日にか喫煙者に戻りたいと思っている。
私の気が引けるから、そんな無理強いはしたくなかった。
辞めてといえば辞めてくれるくらいには優しい旦那なのも分かってはいた。
けどあなたはそこにいてくれと言う気持ちを込めて、
辞めないでくれとお願いをしたのだ。
まあ、少しだけホッとした顔はしていたけども。