年始の帰省にて、実家にしまっておいた妊娠検査薬を入手した私。

ちょうど帰ろうと支度をしている時、

居間で逃げ恥のお正月スペシャルが流れていた。

ちゃんと見てないからあんまり知らないんだけど、ガッキーが元気よく

「トイレにいってきます!」

と言ってトイレに行き、検査薬を見せて

「陽性です!」

と星野源に言っていた。

私だけがあの空間でソワソワしていた。

数時間後にまさしくやろうとしていたからだ。

 

家に帰ってきた。

旦那はお風呂に入った、私は居ても立っても居られなかったのでトイレに駆け込む。

なんだか持っていた検査薬が、海外の怪しいやつで、説明書も全部分かる言語が一つもなかった。

でも図解を見る限り、線が2本出てるのがpositiveと書いてあったので

ポジティブってことはこれが陽性なんだろうなと解読した。

 

試してみるとpositiveの図解と同じ事になった。

なんてこった。この検査薬が正しければ私は妊娠しているのか。

どうしよう、なんてこった。

無言でお風呂のドアをガラガラガラってあけた。

旦那は「!?寒!!!どうしたの???」

と驚いたのと心配そうな様子を見せた。

私は検査薬を手に持ったまま、

「陽性なんだけど」

と発した。

「え?何?コロナ?????寒い!」

寒いのはかわいそうだったが、こっちも動揺してますから、なんとか

「いや、これが陽性になって」

と検査薬を見せた

「????妊娠?子供できたってこと???え?やったじゃん!え?今????」

と、なんで今言うのという旦那の訴えを理解しつつドアを閉め

コタツに戻り、心を落ち着かせるべくめっちゃタバコを吸った。

私も旦那も喫煙者である。

昨今、喫煙者は迫害されている。生きづらい世の中だ。

タバコが好きなばっかりに、いろんなことを正当化してきたが

妊娠に関してだけは、絶対的に喫煙は良くないと自分の中で理解していた。

絶対に良くないとわかっていながら、でもまだ分からんしなとか、でも陽性ってことだしなとかぐるぐるぐるぐるして、気が気でなかったので吸ってしまった。

 

お風呂から上がってきた旦那は、きちんと喜んでくれた。

病院行かないと、確実なことは分からないと、私はずっとソワソワしたままだった。

次の日に予約できそうな婦人科を探して、行くことにした。