頭がおかしくなりそうだ。
地震当時、僕は大阪にいた。
うちのレーベルのAWAYOKUBAのレコーディングの様子を伺いに堺市の山沿いまで車をとばす。
スタジオにこもり、当然こんな大惨事になってるなんて知る由もなかった。
夜、友達のデザイン事務所へ。
事務所のブラウン管から流れる、流される家、車。
何が何だか理解しがたい非現実な映像、地獄絵が映し出されていた。
それから三週間が経とうとしている。まだ何も解決していない。
胸がつまる。
関西人なので阪神大地震は経験した。神戸の人は強かった。
復興への狼煙は直ぐに上がった。
今回と大きく違うのは「原発」。
コレハイッタイドウナロウトシテイルンダ
何故か物心ついてついてから生と死の淵、ギリギリを歩いている。
常に死を意識して生きている。
何度か自ら死を選ぼうともした。子供の頃、何度も擬似自殺を繰り返した。
いつの間にか、気づかない間に自分の中に「死に要員」の自分が共存するようになった。
大雨の高速道路でとばしている時に自分の中の誰かが笑いながら急ハンドルを切る。当然スリップして200mくらい猛スピードでクルクル回り壁にぶつかって車が止まる。
車はぺっちゃんこ。廃車。ケガはなかった。
書いたらキリがないが電車のホームで電車が入ってくる時など、一瞬で死ねる状況になると何度かこんな経験をしている。
しかし、今猛烈に命が尊い。
結婚して、「生きて行く」という事、人間としては当たり前な事に必死に真っ正面からぶつかって行ってる。
生も死もリアルには感じれなかった。生も死も夢の世界みたいだった。
そして、今の東日本大地震。
生きて行く、のを更に生々しく考える。
二万人を超える死者、行方不明者。
胸が痛い。
被災された方、友達を亡くされた方、親や親戚を亡くされた方はこんな比べものにならないくらい辛いでしょう。
しんどいでしょう。
世界の有名人からメッセージや寄付金が寄せられる。
いちいち涙が出そうでキリがない。
こんな僕に何が出来るのですか。
僕は、そんな時音楽に救ってもらった。
だから音楽で精一杯やりますよ!
「やれることからちょっとづつ…」とか甘っちょろい事は言ってられない事態です。
普段は幼稚な足の引っ張りあいしかしていない国会のお偉いさんが、足並み揃えて給与300万削減で義援金へ。
もう決定したのかな⁇何か嬉しかった。
まだまだ捨てたもんじゃない。
復興へ!
さて、とうするんだ?
日本人。
全てはお前、お前しだいだ!
長文、乱文読んでいただきありがとうございます。
マーサスサウンドマシーン
tocco
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