voice 15 | ポカポカ日和【櫻葉小説】

ポカポカ日和【櫻葉小説】

お越しいただきありがとうございます。

嵐さんファンです。
大好きな櫻井さん、相葉さんのお話を書いてます。

BLになっておりますので、ご注意下さい
m(_ _)m



東京に戻れば、


元気を取り戻したハズのカラダは、


度々発作に襲われて、


入退院を繰り返す生活に逆戻りする中、



病室のベッドで、


いつも考えてたのは、まさきのコト。




苦しければ、


苦しいほど、


脳裏に浮かぶまさきの笑顔が、


オレを励ましてくれて、


乗り越えられた夜は一度や二度じゃ、ない。





まさきの存在が、


なによりも、オレの心の拠り所で







ずっと、


なんでなんだろう、って考えてたんだ。




一緒に過ごしてきた時間は、


遥かに家族の方が長い、のに


苦しい時にいちばん会いたいのは、


まさき、だという事実。






でも、ね。


ようやく分かった。


答えは至極簡単、だった。





家族でも、友達でもない


年下の、


しかも、夏だけにしか会えないまさきを、


こんなにも、


求めてしまうのは、














オレがまさきを、





 ────── 好き、だから、だったんだ。