国賊 | mこさのブログ

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40代半ばの男が今思うこと

 ヤフーのみんなの政治に投稿した、小野寺防衛大臣への批評を確認したところ、「支持する」がすごい勢いで増えていることがわかりました。投稿数自体も1/17を境にうなぎ上りです。他の人の投稿を覗いてみると、なるほど、鳩山元総理への「国賊」発言を喜んでのものです。

 元首相が中国において、「尖閣諸島は、日中の係争地である。」と発言したことに対して、尖閣諸島の領有問題は存在しないという政府見解のもとに、小野寺大臣が「国賊という言葉が、頭をよぎった。」と発言したことですね。確かに、民主党政権においても尖閣諸島に関しての見解は今と変わっていないので、鳩山政権時と矛盾することを平気で言うことは、大きな問題があります。仮にも日本の総理だった人間の行動としては、あまりにも軽率で、中国をさらに増徴させる可能性があります。

 昨年の電撃イラン訪問の際にも、「イランに赴き、日本の立場を真剣に訴えることが政治家、首相を経験した人間としての使命かと思った」と発言して、日本国内だけではなく、核問題でイランに経済制裁を加えているアメリカからも猛反発をくったと記憶しています。

 この人は本当に何を考えているのでしょうか。批判するのは簡単ですが、ここまでおめでたいと、その人と成りに興味が湧いてきます。以前TV番組で、民主党を共同で設立した弟の鳩山邦夫議員が面白いことを言っていました。「兄貴の天才的なところは、相手の顔色を伺って、瞬時にそれに合わせられることで、兄弟で悪さをしても怒られるのはいつも自分だった。」 なるほど、相手の機微を読み取るのに長けている人で、簡単に言うと「お調子者」なのですね。


「友愛」のために、どんな相手に対してもその主張を尊重するという、根無し草のような人です。


 数限りない虚言はこのような独特のパーソナリティーによるものであり、一国の首相経験者でなければ、お笑いのネタで終わっていたかもしれませんね。しかし、国際社会ではそうは見てくれません。邦夫議員は、こうも言っています。「俺が兄貴と民主党を結成した後に、左翼系の得体のしれない連中が合流してきたので、俺は抜けたけど、兄貴はこいつらに感化されてしまったようだね。」

 東アジア共同体構想をぶち上げて中国のご機嫌取りに走ったのも、この左翼の連中の思想コントロールによるもので、本人にはまるで悪気はないのでしょう。民主党大議員団の北京訪問や、当時の習近平副主席の電撃天皇謁見など、親中路線を露骨に出していたのは、もちろん小沢一郎、管直人や元社民党の連中が画策したことでしょうが、その御輿に乗ってよい気分に浸っていた鳩山元総理が哀れでなりません。仲が悪いと言われている鳩山兄弟ですが、邦夫議員は兄のこの哀れな様を、すごく悲しんでいるように見えました。政治家たるもの確固たる信念がないと、こうも滑稽になってしまうのですね。

 しかし、元総理という経歴のために、このような事態を招いていますが、他の政治家はどうなんでしょう。例えば、農協票に支配されている反TPP議員、地元べったりの公共工事斡旋議員、などです。


自分の利益のためだけに政治をしている連中は、鳩山元総理より悪質ではないでしょうか。


 滅私奉公を絵に描いたような政治家は珍しいと思いますが、このような人でないと大きな仕事は成し得ないと思います。政治家が自分の利益を考えていては、自ずと行動が制約されてしまうからです。再選を意識しなければ業界団体の圧力に怯えずに、堂々と行動できるはずです。また政治家のこのような真摯な姿勢を有権者は必ず評価しなければなりません。日本を良くする資質を持った政治家を見抜く眼力が、我々にも必要となるのであり、政治家にたかることしか考えない有権者には、日本の将来を危うくしているのは自分たちであると認識してもらいたいものです。