こんにちは😃


先日の16日(日曜)に、お茶の水女子大学で開かれた『枠を越えろ〜越境せよ!シンポジウム〜あらゆる枠を越えて自分の中にもダイバーシティを!』に行って来ました。


イベント概要はこちら

https://peatix.com/event/566559


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主催団体のうちの一つNPO法人ジェンダーギャップさんのイベントは、以前も参加させて頂いたのですが、日本のCMに関するジェンダー課題を学ばせていただきとても面白かったです✨


【前回のイベントレポ】

https://ameblo.jp/mskfnet/entry-12402223848.html


まず、同じく主催者の1人でジェンダー論の専門家の勝部元気さんから、無意識の思い込みであるアンコンシャスバイアスについて説明。


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いくつか写真を見せられておかしなところを質問されました。


例えば、こちら。おかしな箇所は何か??


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これは、ベビーカーは父親も使うにもかかわらず、広告が母親前提になっている例であり、無意識のうちにジェンダーに関する先入観(ジェンダーバイアス)が刷り込まれているのではないかと問題提起がありました。


そして、グループでワークショップも実施。


もし、自分に、お金があり、時間があり、違う性別で生まれていたら、何をするか?


を考えました。


私は、お金と時間があったら『都市をつくる(テクノロジーを使って自由な教育が出来て、ダイバーシティも実現出来る都市を作る)』、と回答。


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そしたら、勝部さんから、問いかけ。


『なぜ、今、それが出来ないのですか?出来ないと思い込んでいるバイアスって、なんですか?』


???


ご質問をいただき、はたと考えました。


都市作りに関わろうと思えば、確かにNPOなど色々と実現手段は多数あるわけで。。。。


つまるところ、やりたいことをやるのに、お金、時間、性別なんて結局は関係なく、無意識のうちにバイアスをかけて、『出来ない』と勝手に思考を『枠』にはめている自分がいるのではないか、という点に気付かされました。


さらに、次は、『国の枠を越えよう』をテーマに、主催団体の一つ『越境3.0』の方々によるパネルディスカッション。


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越境3.0は、現代は個人が政府にアプローチ出来るCustomer to Governmentの時代になっているということで、個人の立場から海外政府や要人との交流を進められている、とてもグローバルなご活動をされている団体です。


越境3.0の概要

https://camp-fire.jp/projects/view/62353


海外の多くの国々に行かれているご経験から、ダイバーシティに関する海外事例をご紹介頂きました。

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そのうちの一部をご紹介すると、


☑︎アイスランドは、ジェンダーフリー社会で、男女格差無い。昔、漁業大国の男系社会だったが、金融危機 を契機に法律変えて、多様性を確保。自分とは違う文化理解し、自分たちの知らないことを理解することの意識が強い。


☑︎スペインでは、子どもはありのままにいさせるのが当たり前。しかし、日本では、子どもを公共の場で静かにさせなきゃいけない重圧を感じる。


☑︎日本では子どもを親が監視しなきゃいけないものだという認識が強いのではないか。一方、アラブの国では、社会で子どもを育てる意識がある。子どもの面倒を他の人が見てくれて『ありがとう』と言うことが多かったが、日本では、子どもの件では他人に『すいません』しか言わなくなってしまう。


☑︎アゼルバイジャンは、多様性国家であり、他国に囲まれてるから、 国民一人一人が自分と違う文化を理解しようする意識が強い。


などなど、海外経験があるからこそ気づける面白い事例をご紹介頂きました。


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そのうえで、次のテーマ 世界を知ることで何が得られるかどんなメリットがあるか、という問いに対して、越境3.0のメンバーからは、


☑︎海外に出ると日本だけの思考で悩んでいたことに気づく。海外に出るからこそ本当の価値観や幸せに気付くこともある。


☑︎世界を知ることで個性が磨かれる。トーマス・フリードマン著作『フラット化する世界』では、個性を持った人が生き残る と言われており、個性を磨くのは経験値である。その経験値、外に出ることで多く得られる。


という、お話がありました。


そして、なんと、この日は、越境3.0の方の取材に、アゼルバイジャン国営テレビが来てました‼️


越境3.0の方々すごいネットワーク‼️


しかも、アゼルバイジャンという日本で馴染みのない国だからこそネットワークを築けば、オンリーワンの人間になれる、とのこと。


とても面白い考え方‼️


そこで、『アゼルバイジャンでは日本人はビザが無料。会うことで相互理解も深まるし、行って体験して考えよう!!国の枠を超えよう!!』


という力強いメッセージを、越境3.0の方々から頂きました。


第3部は、『あらゆる枠を超えて、自分の中にもダイバーシティを!』がテーマ。


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自分を縛っている枠を洗い出して、それを越えるための方策をみんなで考えました✨


そこでの私の気づきは、


☑︎枠を越えてあたりまえを見直す


☑︎着実に一歩ずつ行動する


そして


☑︎仲間を作る


ということ。


当たり前を見直して、枠を超えて行動すると、失敗することもあると思います。


けれど、その体験をした先は成功に繋がることもあるでしょう。


さらに、1人では超えられない枠でも他の人と一緒になら超えられるかもしれないし、仲間を増やして共に枠を越えていきたい、そう気付かされました。


さらに、


☑︎海外に出て、新たにダイバーシティな価値観を磨く!


も新たな目標になりました😊


自分自身、枠も、国も越えて、アップデートしていきたいですね✨


参加してみて、今回のワークショップは、自分を縛る枠に気づき乗り越えるということで、ジェンダーに限らず、自分の思考のクセやバイアスに気付かされる大変有意義なものでした。


ジェンダーイコールを始めとして、主催頂きました方々、お話させて頂きました方々、ステキな気づきを頂き、ありがとうございました😊