【福岡市関連のオススメ3冊 年末年始のお供にもにいかが?】

最近、#都市論 を学びたく、現在とても勢いがあり注目される福岡市に関連するこの3冊を12月に読ませていただきました。

{E868BDCE-9E91-40ED-98FF-EBB1BA0950E5}


まず、現役の福岡市長の高島宗一郎さんが書かれた 『福岡市を経営する 』

ダイアモンド社

{4F993215-8F91-4790-8B76-F5F1CB40F170}


こちらは、高島宗一郎市長が市長選挙に出てから、市長になり実際に福岡市の都市経営をどうされていったか、そのプロセスが書いてあり、市長になるまで、市長になってからの奮闘、さらに福岡市を今後どうしていきたいか、が分かりやすく書かれておりとても面白かったです。

そして、さらに福岡市を深掘りしたく、木下斉さんが書かれた  『福岡市が地方最強の都市になった理由』を購入。

PHP出版
{76A984E9-6058-49E6-883F-7D818BF8B6E6}


過去の福岡市を作りあげた先人達の努力を詳細に分析。今の福岡市は、過去の先人達が打った施策のうえに成り立っており、現在の事象だけをみても福岡市がなぜ今勢いがあるのかを理解したことにはならないということを改めて認識しました。

そして、こちらも現役の福岡市職員の今村寛さんの著作 『自治体の台所事情 財政が厳しいってどういうこと? 』を最後に読了。

{6B7C7FBB-C073-472C-8F7B-1A8632F3CD05}

ぎょうせい出版  著者書評はこちら↓

今年の2月に東京都多摩地域の自治体職員勉強会『タマガワリーグ』で今村さんが講師のもと行われた『SIMふくおか2030&財政出前講座』の復習としても使えて、とても学びが多い良書です。

※2018年2月のタマガワリーグで行われた今村寛さんの財政出前講座&SIMふくおか2030参加レポート

特に、今村さんが福岡市財政調整課長時代に、財政の厳しい状況を市役所内で共有するために始めた財政出前講座が全国に広がり、そして、SIMふくおか2030に発展していくプロセスは本当に面白く、全国の自治体職員必見の書であると思います。

都市論 として、①首長としての現在の福岡市を経営する視点、②民間コンサルからの歴史的な分析視点、さらに、③行政職員としての財政視点、の3点を学べてとても充実した読書体験でした‼️

さらに、現在、少子高齢化など課題が山積する自治体の都市経営の現場。


①福岡市の高島市長のようにトップとして新たな解決手法を決断しを前に進めること


②福岡市の今村さんのように財政情報を分かり易く発信し多くの人の共感を得ながらボトムアップで進めること


③木下さんのように民間コンサルとして外部から客観的かつ緻密に分析、提案をして街を動かしていくこと


この3点がそれぞれ交わりながら相乗効果を生んでいくことが、『都市(福岡市)を強くしていく』ということになるのではないかと思います。


福岡市には2018年1月に行きまして、その際、九州の多くの方と交流させていただきましたが、また何度でも学びに行きたいです(^ ^)

※2018年1月の福岡市のスタートアップ施設見学レポート

最後までお読み頂きありがとうございました。

皆さま、よい年末年始をお迎えください。