※コロナ禍による緊急事態制限に突入し、3月28日の取材を最後に約2か月くらいの取材自粛を余儀なくされていました。

緊急事態宣言の解除により5月22日にやっと取材再開できましたが、2か月の自粛期間は長く、その分の工事進捗はすさまじい物でした。

 

(前回の記事:山陽電車大塩駅バリアフリー工事 (14)

 

2020年5月22日

 

 

まずは駅前。駅舎は変わらずであるが、駅舎北側、隣のパン屋さんの解体工事は完了し、空き地になっていました。

 

大塩踏切から1番線及びかつての留置線跡を見る。何やらコンクリートの土台が設置されています。

下りホームより、先ほどのコンクリート土台。出発信号の移設関連でしょうか。

 


 

駅西側、大塩西踏切より。下りホームの板床化がほぼ全域で完了していました。

 

 

 

下りホーム(上りホームより撮影)。板床化と共に、今までの屋根も完全に撤去。ホーム中央西寄りに僅かな仮設の屋根があるのみ。

 

ホーム中央より東寄りに、コンクリート製ホームの土台が一部残っていました。

 

南側の駅前広場予定地(旧 駐輪場)は工事事務所や資材置き場、重機置き場になっていました。

 

 

下りホーム。3月の発車標撤去よりもさらに、板床化や屋根撤去により、特急停車駅なのにローカル駅のイメージになってしまいました。

仮設の屋根は雨風を凌げるかどうかも微妙な感じ。ベンチとゴミ箱だけの簡素なもので、駅名標や時刻表はそこには無く…

 

 

 

 

 


電照式の駅名標、時刻表はホーム東側、屋根の無い部分に移設、ホーム床への立て掛け設置となり、光らない看板となってしまいました。

ちなみに取材に行けない間、屋根の撤去縮小の過程でこの駅名標や時刻表が電照式のまま、屋根と共に最後まで残ってたとの事です。

 

一方、上りホームは照明器具が仮設になった以外は元のままで、コンクリート床、電照式看板、発車標が健在でした。


しかしながら、ジュースの自動販売機は撤去され、こちらの工事進捗も時間の問題であります。

 

上りホーム西側では、電線の移設作業も行われていました。

 

上りホーム北側、駅舎及びトイレより西側の空き地が整地されています。この辺りに橋上駅舎が建設され、駅舎北側のパン屋さん跡に北出入口が建設される筈ですが、どうもトイレの建物が邪魔であります。

 

上りホーム中央の北側、架線柱付近に何やら謎のコンクリート基礎が…。

 

 

所々に、架線柱移設用と思われる穴も見られます。

 

 

大塩踏切の夜間工事が行われるようです。

 

駅東側に設置された新しい留置線、その上に線路と枕木を組んだ物が置いてありました。これは一体…

 

かつての駅南駐輪場跡で、南側駅前広場設置予定地の工事フェンスに。橋上駅舎の完成イメージが貼られていました。

 

 

 

次回、「山陽電車大塩駅バリアフリー工事 (16)」を、お楽しみに