超音波って、どんなものなんだろう。
お腹の上から器具を当てるだけで、中が見られるなんて。
えらい機械だと思う。
それが、胎児を映し出す。頭の直径、心臓の動き、手足を動かしている様子や、へその緒の血の流れまで、外から見えてしまう。
不思議だ。
昔はそんなものなくて、産まれてみるまでどんな様子なのか、想像するしかなかったと親は言う。(そりゃそうだ。ウン十年前の話だもんなあ…。)
最初は、胎のうの中の小さな鼓動だった。白っぽい三角形の中で何かが脈打っている、それしかわからない。
それでも、「何か」が生まれたことがはっきりとわかり、とても衝撃を受けた。
それは検診の度、だんだんとヒトの形になり、手足がのびて頭身があがり、目鼻がわかるようになり、全身が一度に写らないほど大きくなった。
もう、ほとんどの臓器は完成している。活発に動き、容赦なくお腹を蹴る。
でも、「赤ちゃん」として認識するには、やはり産まれて顔を見なくては実感できないと、思っていた。
そして妊娠中期になったころ。
検診で行う白黒の超音波検査とは別に、「4Dエコー」が撮れるという話を、産院からされた。
その産院では、24~30週の間なら、いつでも任意で撮影できるという。
有料。一回5500円と、イイ金額だが、話を聞いた旦那がその気になってしまった。
うまく顔が撮れなかったら、やり直しは可能だそうな。
あと数ヶ月経てば嫌でも見られるのだが…。
費用を旦那がもってくれるというので、まあいいかと予約した。
そして28週。
検診日にあわせて、撮ってもらうことに。
スクリーニング検査と同時だったのだが、エコーの機械自体は同じものを使用。
いつもの白黒エコーで始まったが、ちょうどこちらを向いてますね~、という一言で、いきなり撮影が始まった。
お腹に当てる機械を変えると、肌色の映像が。
あれ?と思った瞬間、それが頭の部分の映像であることがわかった。右向きの、顔。
鼻と唇は、凹凸がはっきりとわかる。
目のくぼみも。寝ている顔だ。
うわ、ダンナそっくり!Σ( ̄Д ̄;)//
その瞬間に思った。それくらい鮮明に映し出される顔立ち。
ああ、こういう顔をしているんだ。
胎動がはっきりしてきて、自分の中に、何か生きているものがいることは感じていた。
でも。
こんな。
あかちゃんが、いるんだ………。
ここに至って、自覚。(←遅い)
視覚へのインパクトは、強い。
コマ送りのようなちょっとカクカクした映像だが、動いているのも見える。
(ちょうどあくびをしたのが写った。)
それだけで、ふと愛おしさのような感情がうまれる。
4D、どうしようか悩んでいたら、個人的にはやってみることをオススメする。
産まれるまで顔を見るのを楽しみにしておきたいなら、それも良し。
でも、もし自分のように実感が持てなかったり、子どもへの愛情を持てるか悩んでいたり、旦那の自覚のなさを不安に思っていたりしたら。
ぜひ一緒に、撮りに行くといい。どちらに似ているかだけで、その日の会話が終わる。
名前をつけるのも、イメージが合うものを選べそうだ。
なんといっても、こんなに似た存在が、お腹にいることが、わかってしまうのだ。
共に、思いを廻らせずに、いられるだろうか?
しかし、ダンナそっくりなのか…。
女の子なのにな………。(-ω-;)ウーン
そろそろ、授乳服とか買おうかな?
いや、それ以前にハラが入る秋物のマタニティウェアが必要か…。