編み物日和 | ぽこあぽこ~人生楽しんでなんぼ~

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日常のつぶやき・思い出・つらつら思うこと。
アラフォーのマタニティライフ。

編み物が面白い。

一本の糸が、織り成せるもの。

 

小さな頃から市販のセーターを着たことがない。

何台もの編み機を使いこなし、立体式編物の講師免状まで持っていた母が、何でも作ってくれた。ブティックの仕事もしていたので、大抵は手作り品と気づかれることさえなかった。

 

そんな母に、手編みを教わった。

当然手編みもできるのだが、基本が機械編みで、ほぼ独学。

詳しいのだが、何かおかしい。

編み目の正しい状態はわかるのだが、編み棒でどうやってそれを作るのか、ちょっとあやふやだったりする。

試行錯誤して、「あ、こうすればいいんじゃん」。

それを人に教えるのだから、間違っていてもわかるはずがない。

動画で編み方を探してみたら、あきらかに母から教わったやり方と違っていた。

…それでも、編みあがる不思議…。

 

だいたい、メリヤス編みから普通と違ってるってどういうこと?

 

初心者の自分は、そのまま信じるしかない。

でも当然?思ったとおりのものができあがるわけがない。

おそらく一番簡単な模様編みを10段作るだけで、20回ほどき直した。

毛糸はほぐれてボロボロ。一度も使用していないのに毛羽立ちがひどい。

 

そもそも、母に教わることができるのは実家に帰った時だけ。

あとは記憶とメモだけが頼り。動画は前述のとおり役に立たない。

そして電話口で教わるのは至難の技だった…。

その上、「代わりに編もうか?半日でできるよ」などと言われた日にはモチベーションも下がるというもの。

そんなこんなでやり直しに嫌気が差し掛かった頃、やっと模様編みとして教わっていた編み方の、糸を掛ける方向が間違っていることに気が付いた。

もはや、違う編み方を教えられたのか、自分の記憶が間違っていたのか定かではない。

そこからは、なんとか先に進めた。

目を落としては拾いなおし拾いなおし、前後で脇の長さが合わず泣く泣くほどき直したり、作業は難航を極めたが、一ヶ月以上かかって袖ぐりの減らし目まで進み…。

 

製図を見て、また悩む。

段数がおかしい…。

 

再度TEL。

「あ、そこまだ教えてなかった。」

…そりゃないよおかーさん……。

 

結局、直接教わることができる機会まで待って、ようやく形になった。

約二ヶ月の長き戦い。

 

こどものベストなのに!(超小さい)

 

夏前に始めておいて良かった。

とりあえず、冬には間に合ったな。

 

それでも、終わってしまうと他のものを編んでみたくなるのだから。

懲りないものだ。

モノづくりは、楽しい!

時間がかかりすぎるとか、買ったほうが安いとか、まずは目をつぶって楽しみたい。

趣味ってそういうものじゃない?

楽しい時間を過ごせる幸せ。

ニットカフェにも行ってみたいなあ。

 

豊かな時間を過ごす。

これ、人生の目標よね?

 

言い訳しつつ、新しい糸を買い込む。

次は何を編もうかな。